HOME 国内、世界陸上、日本代表
200m・上山紘輝「準決勝には行きたかった」予選敗退に悔しさ/世界陸上
200m・上山紘輝「準決勝には行きたかった」予選敗退に悔しさ/世界陸上

アジア選手権でも銅メダルを獲得したが、その勢いをつなげられず予選敗退となった上山紘輝

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)5日目

ブダペスト世界陸上5日目のモーニングセッションが行われ、男子200m予選4組に出場した上山紘輝(住友電工)は20秒66(-0.2)で4着にとどまり、2大会連続のセミファイナル進出はならず。「悔しいです」と肩を落とした。

前回は初の世界大会出場ながら予選で当時日本歴代9位の20秒26をマークし、準決勝のスタートラインに立った。「去年ほどではなくても20秒40は出したかったし、準決勝には行きたかった」と上山。だが、「スタートから50mまでで(加速に)乗せていけなかった」と振り返る。

6月の日本選手権では7位どまりだったが、7月のアジア選手権では銅メダルと立て直した。4×100mリレーメンバーとして急遽招集されたダイヤモンドリーグ・ロンドン大会ではアンカーを務め、37秒80で世界選手権出場権獲得に貢献するなど、「いい流れできていました」。それだけに、悔しさが募る。

「リレーは走らせてもらえれば、準備はしています」と雪辱に燃える上山。個人でも、「もっと通用するスピードをつけていきたい」と課題を挙げた。

◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)5日目 ブダペスト世界陸上5日目のモーニングセッションが行われ、男子200m予選4組に出場した上山紘輝(住友電工)は20秒66(-0.2)で4着にとどまり、2大会連続のセミファイナル進出はならず。「悔しいです」と肩を落とした。 前回は初の世界大会出場ながら予選で当時日本歴代9位の20秒26をマークし、準決勝のスタートラインに立った。「去年ほどではなくても20秒40は出したかったし、準決勝には行きたかった」と上山。だが、「スタートから50mまでで(加速に)乗せていけなかった」と振り返る。 6月の日本選手権では7位どまりだったが、7月のアジア選手権では銅メダルと立て直した。4×100mリレーメンバーとして急遽招集されたダイヤモンドリーグ・ロンドン大会ではアンカーを務め、37秒80で世界選手権出場権獲得に貢献するなど、「いい流れできていました」。それだけに、悔しさが募る。 「リレーは走らせてもらえれば、準備はしています」と雪辱に燃える上山。個人でも、「もっと通用するスピードをつけていきたい」と課題を挙げた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.31

SUBARUの真船恭輔が現役引退「本当に楽しい陸上人生」小山司、小林光二コーチも社業に専念

SUBARUは3月31日付で引退選手と退部者を発表した。 真船恭輔、小山司の2名が現役を引退する。真船は1997年生まれの27歳。学法石川高(福島)時代には2年連続で全国高校駅伝に出場。相澤晃(旭化成)、阿部弘輝(住友電 […]

NEWS 【世界陸上プレイバック】―91年東京―国立競技場がルイスに熱狂!マラソン谷口が殊勲の金メダル

2025.03.31

【世界陸上プレイバック】―91年東京―国立競技場がルイスに熱狂!マラソン谷口が殊勲の金メダル

今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]

NEWS 京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走

2025.03.31

京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走

京セラの白井明衣が、3月23日に行われた鹿児島県実業団陸上競技記録会の女子3000mに出場。このレースをもって競技生活を引退することが公式Instagramで伝えられた。 白井は山口・中村女高を卒業後、2020年より京セ […]

NEWS NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部

2025.03.31

NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部

NDソフトは2024年度で大倉秀太、鈴木太基の2選手が退部すると発表した。 鈴木は愛知・豊川工高を経て大東大に進学。4年時には全日本大学駅伝で7区4位、箱根駅伝7区9位と3大駅伝に出走している。卒業後はラフィネで活動し、 […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」

2025.03.31

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」 彼はゴール後のインタ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top