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【パパママ応援団】佐藤優也さん「毎日洗濯をしないと間に合いません……」
【パパママ応援団】佐藤優也さん「毎日洗濯をしないと間に合いません……」

「子供のがんばりを応援したい!」「でも、どんなふうにサポートすればいいんだろう……」。

そんな悩みを持つみなさんのために、中学生の子を持つ先輩パパママが陸上選手の親ならではの苦労や悩み、テクニックやノウハウを共有していきます。未来の陸上パパママにバトンをつないでいきましょう!

第14回目は、現役バリバリJリーガーの佐藤優也さんと長女の鈴音さんにご登場いただきました。一体どのようにお子様の活動をサポートしているのでしょうか?

第14回 佐藤優也さん/鈴音さん(中3)「毎日洗濯をしないと間に合いません……」

家族メモ
父の優也さんはサッカーのJ2リーグ、ロアッソ熊本に所属しているプロサッカー選手。中3の長女、小4の次女が陸上に取り組んでおり、他競技が専門ながら「スポーツ選手として、父親として陸上競技の楽しさや大変さをお伝えできれば」と当コーナーに応募してくれました。

Q.子供が陸上を始めて良かったと思うこと

目的、目標、夢を持つことができるようになり、そのために何が必要かを自分で考え行動できるようになりました。

Q.お子様の食事でのこだわりや気をつけていることは?

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レース当日の食事は気をつけます。レースの3時間前にうどん、パスタ、海苔なしのお
にぎりなどの消化しやすい食べ物で選択肢を与えますが、毎回うどんを選びますね。だから勝負めしは「うどん」かもしれません。大会によってはレース間隔が短い時もありますので、その際はゼリーやバナナなどでエネルギー補給させています。

勝負メシはうどんです!

Q.洗濯でのこだわり、気をつけていることは?

練習場所に通う時にはクラブのロゴが入ったウェアを好んで着ていくのですが、枚数が多くないので、とにかく毎日洗濯をしないと間に合わないです。それなのに練習から帰ってきてもすぐに練習着を出さないので困っています……。

Q.陸上ならではの大変なこと、悩み

中学生、小学生の2人がエントリーする大会、記録会は朝から夕方まで競技場にいることになります。私も土曜日、日曜日に試合があり、県外に遠征でいない時も多いので、妻の負担が大変になりますね。

Q.陸上の知識はどのようにして学んでいますか。

わからないことがあれば、そのほとんどはクラブのコーチに相談しています。もちろん、今の時代にはSNSで発信している現役アスリートが多くいるので、そちらを参考にすることもあります。

Q.お子様は陸上と勉強との両立はできていますか

正直に言えば両立はできていません。「7:3」くらいで陸上主体です。練習が終わってから課題をするのは難しいので、練習前に終わらせるようにしています。

Q.お子様の進路先はどんな風に決めていく予定ですか?

自分もサッカー主体で進路を決めました。子供にも好きなもの主体で選んでほしいなと思います。

Q.お子様の競技についてアドバイスすることはありますか?

自分自身もそうでしたが、親は子供の悩みを理解できていないことが多くあります。良い成績を残してほしいと期待してしまうのは当然ですが、期待をかけ過ぎないように注意しています。優勝や入賞はしてほしいですが、小さな理解を高め、子供のレベルに寄り添い、アドバイスや会話をするようにしています。

Q.陸上初心者パパママへのアドバイスをお願いします!

陸上、そしてスポーツを楽しんでもらいたいです。大会に出場して優勝を見届けるのも楽しいですが、入賞できなくても自己ベストを更新することや仲間たちと笑って楽しく練習や会話をしている姿、成長を見るのも楽しみの一つだと思います。それぞれの「楽しい」を見つけてください。

負けた試合でのひとコマ。この悔しさがあったからこそ成長できた

佐藤鈴音さん(Firststep /中3)

種目&自己記録
100m 12秒42
200m 25秒20

Q.陸上を始めたきっかけ
小学3年生の時に学校で配られた陸上大会のチラシでした。元々走るのは得意だったので出場してみたら1位になることができ、そこから陸上に興味を持ち陸上クラブに入りました。

Q.陸上に取り組んで良かったと思うこと
自分ががんばったぶん、いろいろな場所へ遠征に行けて、全国のいろんな選手と関わりを持つことができ、いい刺激をもらえるところです。

Q.好きな選手、あこがれの選手は?
青山華依選手(甲南大)です。私は青山選手と同じぐらいのストライドを持っていますが、ピッチが遅いです。青山選手はストライドも大きく、ピッチも速いのでとてもあこがれています。

Q.今後の目標
昨年は4つの全国大会に出場することができましたが、すべて入賞を逃してしまい、とても悔しい思いをしました。今年はできるだけたくさんの全国大会に出場し、入賞を目指したいです。直近の目標は200mで24秒台に入れるようにがんばります。

※情報は2023年8月23日時点

「子供のがんばりを応援したい!」「でも、どんなふうにサポートすればいいんだろう……」。 そんな悩みを持つみなさんのために、中学生の子を持つ先輩パパママが陸上選手の親ならではの苦労や悩み、テクニックやノウハウを共有していきます。未来の陸上パパママにバトンをつないでいきましょう! 第14回目は、現役バリバリJリーガーの佐藤優也さんと長女の鈴音さんにご登場いただきました。一体どのようにお子様の活動をサポートしているのでしょうか?

第14回 佐藤優也さん/鈴音さん(中3)「毎日洗濯をしないと間に合いません……」

家族メモ 父の優也さんはサッカーのJ2リーグ、ロアッソ熊本に所属しているプロサッカー選手。中3の長女、小4の次女が陸上に取り組んでおり、他競技が専門ながら「スポーツ選手として、父親として陸上競技の楽しさや大変さをお伝えできれば」と当コーナーに応募してくれました。
Q.子供が陸上を始めて良かったと思うこと 目的、目標、夢を持つことができるようになり、そのために何が必要かを自分で考え行動できるようになりました。 Q.お子様の食事でのこだわりや気をつけていることは? レース当日の食事は気をつけます。レースの3時間前にうどん、パスタ、海苔なしのお にぎりなどの消化しやすい食べ物で選択肢を与えますが、毎回うどんを選びますね。だから勝負めしは「うどん」かもしれません。大会によってはレース間隔が短い時もありますので、その際はゼリーやバナナなどでエネルギー補給させています。 [caption id="attachment_112236" align="alignnone" width="1920"] 勝負メシはうどんです![/caption] Q.洗濯でのこだわり、気をつけていることは? 練習場所に通う時にはクラブのロゴが入ったウェアを好んで着ていくのですが、枚数が多くないので、とにかく毎日洗濯をしないと間に合わないです。それなのに練習から帰ってきてもすぐに練習着を出さないので困っています……。 Q.陸上ならではの大変なこと、悩み 中学生、小学生の2人がエントリーする大会、記録会は朝から夕方まで競技場にいることになります。私も土曜日、日曜日に試合があり、県外に遠征でいない時も多いので、妻の負担が大変になりますね。 Q.陸上の知識はどのようにして学んでいますか。 わからないことがあれば、そのほとんどはクラブのコーチに相談しています。もちろん、今の時代にはSNSで発信している現役アスリートが多くいるので、そちらを参考にすることもあります。 Q.お子様は陸上と勉強との両立はできていますか 正直に言えば両立はできていません。「7:3」くらいで陸上主体です。練習が終わってから課題をするのは難しいので、練習前に終わらせるようにしています。 Q.お子様の進路先はどんな風に決めていく予定ですか? 自分もサッカー主体で進路を決めました。子供にも好きなもの主体で選んでほしいなと思います。 Q.お子様の競技についてアドバイスすることはありますか? 自分自身もそうでしたが、親は子供の悩みを理解できていないことが多くあります。良い成績を残してほしいと期待してしまうのは当然ですが、期待をかけ過ぎないように注意しています。優勝や入賞はしてほしいですが、小さな理解を高め、子供のレベルに寄り添い、アドバイスや会話をするようにしています。 Q.陸上初心者パパママへのアドバイスをお願いします! 陸上、そしてスポーツを楽しんでもらいたいです。大会に出場して優勝を見届けるのも楽しいですが、入賞できなくても自己ベストを更新することや仲間たちと笑って楽しく練習や会話をしている姿、成長を見るのも楽しみの一つだと思います。それぞれの「楽しい」を見つけてください。 [caption id="attachment_112237" align="alignnone" width="750"] 負けた試合でのひとコマ。この悔しさがあったからこそ成長できた[/caption]

佐藤鈴音さん(Firststep /中3)

種目&自己記録 100m 12秒42 200m 25秒20 Q.陸上を始めたきっかけ 小学3年生の時に学校で配られた陸上大会のチラシでした。元々走るのは得意だったので出場してみたら1位になることができ、そこから陸上に興味を持ち陸上クラブに入りました。 Q.陸上に取り組んで良かったと思うこと 自分ががんばったぶん、いろいろな場所へ遠征に行けて、全国のいろんな選手と関わりを持つことができ、いい刺激をもらえるところです。 Q.好きな選手、あこがれの選手は? 青山華依選手(甲南大)です。私は青山選手と同じぐらいのストライドを持っていますが、ピッチが遅いです。青山選手はストライドも大きく、ピッチも速いのでとてもあこがれています。 Q.今後の目標 昨年は4つの全国大会に出場することができましたが、すべて入賞を逃してしまい、とても悔しい思いをしました。今年はできるだけたくさんの全国大会に出場し、入賞を目指したいです。直近の目標は200mで24秒台に入れるようにがんばります。 ※情報は2023年8月23日時点

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