HOME 国内、世界陸上、日本代表
WA世界陸上の「Road to Budapest」ランキングが更新 サニブラウンら出場圏内キープ、400mH黒川和樹が浮上
WA世界陸上の「Road to Budapest」ランキングが更新 サニブラウンら出場圏内キープ、400mH黒川和樹が浮上

サニブラウン・アブデル・ハキーム(23年日本選手権)

世界陸連(WA)が8月19日に開幕するブダペスト世界選手権の出場資格獲得者を示すランキング「Road to Budapest」を更新した。

男子100mは参加標準記録(10秒00)突破者はいないものの、アジア選手権を制した栁田大輝(東洋大)が33位、日本選手権Vの坂井隆一郎(大阪ガス)が34位にランクイン。オレゴン世界選手権7位のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)も46位で、ターゲットナンバー(出場枠目安)の48人以内に入っている。同200mではアジア選手権金メダルの鵜澤飛羽(筑波大)と同3位の上山紘輝(住友電工)の2人がランキング圏内にいる。

男子400mハードルでは黒川和樹(法大)が有効期間ぎりぎりで出場した田島記念の結果が反映されて一気にターゲットナンバー内に浮上した。一方、岸本鷹幸(富士通)は更新後にターゲットナンバーから外れた。

そのほか、変動があったのは女子三段跳の髙島真織子(九電工)、男子棒高跳の柄澤智哉(日体大)、男子3000m障害の砂田晟弥(プレス工業)、男子やり投の新井涼平(スズキ)、小椋健司(エイジェックスポーツ)らが圏外に押し出された。

5000mは男子の遠藤日向(住友電工)と塩尻和也(富士通)、女子の山本有真(積水化学)の3人がターゲットナンバーの安全圏に。なお、女子の田中希実(New Balance)は参加標準記録を突破している。

男子10000mの田澤廉(トヨタ自動車)はアジア選手権Vで「エリアチャンピオン」と表記されいるが、バーレーンの選手がクロスカントリー枠ですでに出場圏内にいるため、現段階では「エリアチャンピオン」として出場資格は得られない状況となっている。

広告の下にコンテンツが続きます

今後、出場資格の辞退や他種目に絞る選手などもいるため、ランキングが変動する可能性がある。この後、WAから正式に参加資格者が公表され、それを元に日本陸連が「第2次日本代表選手」を発表。また、8月7日にエントリーが締め切られるため、そこでも追加で出場資格を得る可能性が残されている。

ブダペスト世界選手権は8月19日から27日までの9日間で開催される。

世界陸連(WA)が8月19日に開幕するブダペスト世界選手権の出場資格獲得者を示すランキング「Road to Budapest」を更新した。 男子100mは参加標準記録(10秒00)突破者はいないものの、アジア選手権を制した栁田大輝(東洋大)が33位、日本選手権Vの坂井隆一郎(大阪ガス)が34位にランクイン。オレゴン世界選手権7位のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)も46位で、ターゲットナンバー(出場枠目安)の48人以内に入っている。同200mではアジア選手権金メダルの鵜澤飛羽(筑波大)と同3位の上山紘輝(住友電工)の2人がランキング圏内にいる。 男子400mハードルでは黒川和樹(法大)が有効期間ぎりぎりで出場した田島記念の結果が反映されて一気にターゲットナンバー内に浮上した。一方、岸本鷹幸(富士通)は更新後にターゲットナンバーから外れた。 そのほか、変動があったのは女子三段跳の髙島真織子(九電工)、男子棒高跳の柄澤智哉(日体大)、男子3000m障害の砂田晟弥(プレス工業)、男子やり投の新井涼平(スズキ)、小椋健司(エイジェックスポーツ)らが圏外に押し出された。 5000mは男子の遠藤日向(住友電工)と塩尻和也(富士通)、女子の山本有真(積水化学)の3人がターゲットナンバーの安全圏に。なお、女子の田中希実(New Balance)は参加標準記録を突破している。 男子10000mの田澤廉(トヨタ自動車)はアジア選手権Vで「エリアチャンピオン」と表記されいるが、バーレーンの選手がクロスカントリー枠ですでに出場圏内にいるため、現段階では「エリアチャンピオン」として出場資格は得られない状況となっている。 今後、出場資格の辞退や他種目に絞る選手などもいるため、ランキングが変動する可能性がある。この後、WAから正式に参加資格者が公表され、それを元に日本陸連が「第2次日本代表選手」を発表。また、8月7日にエントリーが締め切られるため、そこでも追加で出場資格を得る可能性が残されている。 ブダペスト世界選手権は8月19日から27日までの9日間で開催される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.02.22

石井優吉がショートトラック800m1分46秒41の日本新!

2月21日、米国ペンシルベニア州カレッジステーションでペンシルベニア州立大の学内学内競技会が同校の室内競技場(1周200m)で行われ、男子800mで石井優吉(ペンシルベニア州立大)が1分46秒41のショートラック日本記録 […]

NEWS JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン

2025.02.22

JMCランキング暫定1位の西山雄介がコンディション不良により欠場/大阪マラソン

◇大阪マラソン2025(2月24日/大阪・大阪府庁前スタート・大阪城公園フィニッシュ) 大阪マラソンの主催者は2月22日、招待選手の西山雄介(トヨタ自動車)がコンディション不良により欠場することを発表した。 西山は22年 […]

NEWS 【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位

2025.02.22

【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位

2月22日、京都市の京産大総合グラウンド競技場で第11回京都陸協記録会が行われ、一般規格の男子ハンマー投でアツオビン・アンドリュウ(花園高3京都)が高校歴代2位となる61m59をマークした。 アツオビンは昨年のU20日本 […]

NEWS 円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー

2025.02.22

円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー

世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズラベルのインターナショナル・トラック・ミート2025が2月22日、ニュージーランドのクライストチャーチで行われ、男子円盤投で堤雄司(ALSOK群馬)が61m76のセカンドベス […]

NEWS 「インターハイでも勝ちたい」高校2年の栗村凌がU20男子を制す 女子は真柴愛里が貫禄/日本選手権クロカン

2025.02.22

「インターハイでも勝ちたい」高校2年の栗村凌がU20男子を制す 女子は真柴愛里が貫禄/日本選手権クロカン

◇第40回U20日本選手権クロスカントリー(2月22日/福岡・海の中道海浜公園) U20日本選手権クロスカントリーが行われ、男子(8km)では栗村凌(学法石川高2福島)が23分20秒で優勝を果たした。 今年も全国から有力 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年3月号 (2月14日発売)

2025年3月号 (2月14日発売)

別府大分毎日マラソン
落合 晃×久保 凛
太田智樹、葛西潤
追跡箱根駅伝&高校駅伝

page top