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2023.07.23

男子4×100mRで日本が37秒80の今季世界最高タイ! 世界陸上に向けて大きく前進/DLロンドン
男子4×100mRで日本が37秒80の今季世界最高タイ! 世界陸上に向けて大きく前進/DLロンドン

日本選手権男子100mは坂井隆一郎(中央)が優勝。栁田大輝(左)が前回から順位を上げ2位。実績豊富な小池祐貴が3位に入った

男子4×100mR 日本歴代10傑

37.43 世界選手権代表(ドーハ)    2019.10. 5
 (多田,白石,桐生,サニブラウン) 
37.60 五輪代表(リオデジャネイロ)  2016. 8.19
 (山縣,飯塚,桐生,ケンブリッジ) 
37.78 日本選抜(DLロンドン)    2019. 7.21
 (多田,小池,桐生,白石) 
37.78 世界選手権代表(ドーハ)    2019.10. 4
 (小池,白石,桐生,サニブラウン) 
37.80 日本選抜(DLロンドン)    2023. 7.23
 (坂井,栁田,小池,上山) 
38.00 日本代表(GGP大阪)     2019. 5.19
 (多田,山縣,小池,桐生) 
38.03 世界選手権代表(大阪)     2007. 9. 1
 (塚原,末續,高平,朝原) 
38.04 世界選手権代表(ロンドン)   2017. 8.12
 (多田,飯塚,桐生,藤光) 
38.09 日本選抜(DLロンドン)    2018. 7.22
 (小池,飯塚,桐生,ケンブリッジ) 

23日、英国・ロンドンでダイヤモンドリーグ(DL)の第10戦が行われ、男子4×100mリレーで日本代表が今季世界最高タイの37秒80をマークし、1位に入った。 日本は同種目において北京五輪・リオ五輪で銀メダルを獲得しているが、東京五輪は途中棄権、昨年のオレゴン世界選手権でも失格に終わっている。 来月開催されるブダペスト世界選手権でのリレー種目の出場枠は16ヵ国と決められており、昨年のオレゴンで入賞したカナダ、米国、英国、ジャマイカ、ガーナ、南アフリカ、ブラジル、フランスの8ヵ国が出場権をすでに獲得済み。残る8枠については有効期限内のランキング上位に入った国に与えられることになっている。 日本は7月中旬のアジア選手権では4×100mリレーにエントリーせず、よりレベルの高いDLでの好記録を目指して6月から準備。今年の日本選手権100mで1位から3位に入った坂井隆一郎(大阪ガス)、栁田大輝(東洋大)、小池祐貴(住友電工)を1走から並べ、アジア選手権200m銅メダリストの上山紘輝(住友電工)をアンカーに置くメンバーで挑んだ。 レースでは1走の坂井から2走の栁田へよどみなくバトンをつなぎ、トップで3走へ。小池はアウトレーンの選手を追い抜いていくと、アンカーの上山は英国の追い上げを振り切ってトップでフィニッシュした。 この結果により日本は23日時点での対象国のランキングでも1位となり、ブダペスト世界選手権出場へ大きく近づいた。

男子4×100mR 日本歴代10傑

37.43 世界選手権代表(ドーハ)    2019.10. 5  (多田,白石,桐生,サニブラウン)  37.60 五輪代表(リオデジャネイロ)  2016. 8.19  (山縣,飯塚,桐生,ケンブリッジ)  37.78 日本選抜(DLロンドン)    2019. 7.21  (多田,小池,桐生,白石)  37.78 世界選手権代表(ドーハ)    2019.10. 4  (小池,白石,桐生,サニブラウン)  37.80 日本選抜(DLロンドン)    2023. 7.23  (坂井,栁田,小池,上山)  38.00 日本代表(GGP大阪)     2019. 5.19  (多田,山縣,小池,桐生)  38.03 世界選手権代表(大阪)     2007. 9. 1  (塚原,末續,高平,朝原)  38.04 世界選手権代表(ロンドン)   2017. 8.12  (多田,飯塚,桐生,藤光)  38.09 日本選抜(DLロンドン)    2018. 7.22  (小池,飯塚,桐生,ケンブリッジ) 

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