HOME 国内、大学、日本代表
現役北大生の高橋佑輔が殊勲の銀! 男子1500mで日本勢9大会ぶりメダル獲得/アジア選手権
現役北大生の高橋佑輔が殊勲の銀! 男子1500mで日本勢9大会ぶりメダル獲得/アジア選手権

初の国際大会ながら男子1500mで銀メダルを獲得した高橋佑輔

◇第25回アジア選手権(7月12日~16日/タイ・バンコク)2日目

アジア選手権の2日目午後セッションが行われ、男子1500mでは高橋佑輔(北大院)が3分42秒04で銀メダルを手にした。中東勢を中心にハイレベルのこの種目で、日本勢9大会ぶりのメダル獲得に、「アジアの2位は非常にうれしい」と語った。

ただ、「世界陸上やオリンピックを狙うことを考えたら物足りないレースだった」と続ける。ブダペスト世界陸上参加標準記録の3分35秒00を狙って、「1周目を57秒台で引っ張る予定だった」が、集団での位置取りがうまくいかなかった。

それでも、2位だった「6月の日本選手権と同じように」ラスト400mで仕掛け、バックストレートで先頭へ。ラスト勝負ではアジャイ・クマル・サロジ(インド)に競り負けたが、「レースプランうまくいかなかった割にはよく修正できたとは思います」と振り返った。

兵庫高ではインターハイ800mを制し、国立大に進学してからも着実に力をつけてきた。大学院2年目を迎え、修了後は一般企業で働きながら競技を継続していく意向を持っている。もちろん、世界を目指して。

「この舞台を経験して、スタート前には世界と戦う怖さも感じました。でも、こういう環境に慣れていかないといけない。2位になれたことは自信になります」と高橋は胸を張った。

広告の下にコンテンツが続きます
◇第25回アジア選手権(7月12日~16日/タイ・バンコク)2日目 アジア選手権の2日目午後セッションが行われ、男子1500mでは高橋佑輔(北大院)が3分42秒04で銀メダルを手にした。中東勢を中心にハイレベルのこの種目で、日本勢9大会ぶりのメダル獲得に、「アジアの2位は非常にうれしい」と語った。 ただ、「世界陸上やオリンピックを狙うことを考えたら物足りないレースだった」と続ける。ブダペスト世界陸上参加標準記録の3分35秒00を狙って、「1周目を57秒台で引っ張る予定だった」が、集団での位置取りがうまくいかなかった。 それでも、2位だった「6月の日本選手権と同じように」ラスト400mで仕掛け、バックストレートで先頭へ。ラスト勝負ではアジャイ・クマル・サロジ(インド)に競り負けたが、「レースプランうまくいかなかった割にはよく修正できたとは思います」と振り返った。 兵庫高ではインターハイ800mを制し、国立大に進学してからも着実に力をつけてきた。大学院2年目を迎え、修了後は一般企業で働きながら競技を継続していく意向を持っている。もちろん、世界を目指して。 「この舞台を経験して、スタート前には世界と戦う怖さも感じました。でも、こういう環境に慣れていかないといけない。2位になれたことは自信になります」と高橋は胸を張った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

PR

2025.04.16

人間スポーツ科学科を持つ公立高校が「O2Room®」を導入、スポーツコンディショニングの授業に活用

全国区で活躍する部活動もサポート 2016年に創立100周年を迎えた大阪の伝統校でもある府立桜宮高等学校。1980年にこれまでの普通科に加え大阪府内では初めてとなる体育科を新設し、さらに1999年にはスポーツ健康科学科を […]

NEWS 東京世界陸上競歩代表を発表!20km世界記録の山西利和、35km・川野将虎、女子は藤井菜々子、最多6度目の岡田ら

2025.04.16

東京世界陸上競歩代表を発表!20km世界記録の山西利和、35km・川野将虎、女子は藤井菜々子、最多6度目の岡田ら

日本陸連は4月16日、東京世界選手権の競歩代表9名を発表した。 男子20kmは2月の日本選手権を1時間16分10秒の世界新で制した山西利和(愛知製鋼)が4大会連続の代表に内定済みで、同2、3位の丸尾知司(愛知製鋼)、吉川 […]

NEWS 「Tokyo:Speed:Race」に太田智樹、近藤亮太、前田穂南、小林香菜らがエントリー! 海外トップ選手も参加 5月3日に神宮外苑で開催

2025.04.16

「Tokyo:Speed:Race」に太田智樹、近藤亮太、前田穂南、小林香菜らがエントリー! 海外トップ選手も参加 5月3日に神宮外苑で開催

アシックスは4月16日、さまざまなレベルのランナーが自己ベスト更新に挑戦できるレースイベント「Tokyo:Speed:Race」(5月3日)に出場するエリート選手のメンバーを発表した。 同大会はロードレースでは初となるペ […]

NEWS Athlete of The Year賞に北口榛花を選出! 2024年度「実業団陸上of The Year」発表

2025.04.15

Athlete of The Year賞に北口榛花を選出! 2024年度「実業団陸上of The Year」発表

日本実業団陸上競技連合は4月15日、2024年度「実業団陸上of The Year 表彰」の受賞者・受賞チームをホームページで発表し、個人賞のAthlete of The Year賞に8月のパリ五輪女子やり投で、マラソン […]

NEWS 神戸マラソンがMGCシリーズ加盟 愛知アジア大会、ロス五輪代表の選考へつながるレースに

2025.04.15

神戸マラソンがMGCシリーズ加盟 愛知アジア大会、ロス五輪代表の選考へつながるレースに

日本陸連は4月15日、「神戸マラソン2025」がMGCシリーズ2025-26に加盟したと発表した。 MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)シリーズは、前身のJMCシリーズを継承したもので、ポイントにより年間王者を決 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top