10日、タイ・バンコクにおいてアジア陸連の50周年記念式典が行われ、2022年のアジアU18アスリリートオブザイヤー賞に昨年のU20世界選手権女子10000m競歩銀メダリストの大山藍(鹿児島女高・鹿児島)が選ばれた。
大山は中学から長距離に取り組んだが、高校入学して間もなく脚の故障から競歩に転向。秋以降、一気に記録を伸ばすと、22年2月にはU20選抜競歩5㎞を制し、3月末に5000mで22分31秒74の高1最高をマークするなど、目覚ましい活躍を続けた。昨年の夏はインターハイの出場を回避して、コロンビアで行われたU20世界選手権10000m競歩で準優勝に輝いた。
秋にも国体やU16陸上で優勝した大山は、昨年末に日本陸連の新人賞も受賞している。
なお、シニアのアジアアスリートオブザイヤー賞は男子走高跳のM.E.バルシム(カタール)と女子砲丸投の鞏立コウ(中国)が受賞。U20は男女ともに三段跳で活躍したS.R.ティルマラン(インド)とS.ダブロノワ(ウズベキスタン)が選ばれた。
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