HOME 海外

2023.07.11

女子5000mキピエゴンが快勝 GMO・クロップ、九電工・コエチが代表入り 女子マラソン・コスゲイは代表辞退/世界選手権ケニア選考会
女子5000mキピエゴンが快勝 GMO・クロップ、九電工・コエチが代表入り 女子マラソン・コスゲイは代表辞退/世界選手権ケニア選考会

2022年オレゴン世界選手権女子1500m優勝のキピエゴン

7月7、8日の両日、ケニア・ナイロビでブダペスト世界選手権の選考会が実施され、女子5000mでは6月に14分05秒20の世界記録を樹立したF.キピエゴンが14分53秒90で優勝した。

キピエゴンは世界選手権1500mで2度の金メダルを獲得しているが、5000mは4回しか出場実績がなく、ブダペストが同種目で初の世界大会参加となる。

男子5000mはオレゴン世界選手権銀メダリストで、GMOインターネットグループに所属するJ.クロップが13分15秒72がトップ。男子10000mは東京五輪5000m4位のN.キメリが27分29秒8(手動)で勝利。九電工に所属するB.コエチが27分33秒5秒で3位に入り、初のケニア代表の座を射止めた。

男子800mは18歳・E.ワニョイが1分44秒09をマーク。男子1500mは19年ドーハ世界世界金メダルのT.チェルイヨットが3分34秒01で優勝した。

女子では3000m障害世界記録保持者のB.チェプコエチが9分09秒43で順当勝ちを収め、10000mはI.J.キマイス31分52秒20が初の世界選手権出場を決めている。

また、男子100mはアフリカ記録保持者のF.オマニャラが9秒85(+0.8)、男子やり投は15年北京世界選手権金メダルのJ.イェゴが78m43でそれぞれ快勝した。

広告の下にコンテンツが続きます

今大会の結果によりブダペスト世界選手権のケニア代表が一部を除き決定。上位の選手のほか、オレゴン世界選手権優勝またはダイヤモンドリーグファイナル優勝によるワイルドカードを持つ選手を含め、53人が選出されている。一方、女子マラソン代表に内定していた世界記録保持者のB.コスゲイは出場を辞退。代わって九電工で活躍していたC.チェピエゴが代表入りを果たしている。

7月7、8日の両日、ケニア・ナイロビでブダペスト世界選手権の選考会が実施され、女子5000mでは6月に14分05秒20の世界記録を樹立したF.キピエゴンが14分53秒90で優勝した。 キピエゴンは世界選手権1500mで2度の金メダルを獲得しているが、5000mは4回しか出場実績がなく、ブダペストが同種目で初の世界大会参加となる。 男子5000mはオレゴン世界選手権銀メダリストで、GMOインターネットグループに所属するJ.クロップが13分15秒72がトップ。男子10000mは東京五輪5000m4位のN.キメリが27分29秒8(手動)で勝利。九電工に所属するB.コエチが27分33秒5秒で3位に入り、初のケニア代表の座を射止めた。 男子800mは18歳・E.ワニョイが1分44秒09をマーク。男子1500mは19年ドーハ世界世界金メダルのT.チェルイヨットが3分34秒01で優勝した。 女子では3000m障害世界記録保持者のB.チェプコエチが9分09秒43で順当勝ちを収め、10000mはI.J.キマイス31分52秒20が初の世界選手権出場を決めている。 また、男子100mはアフリカ記録保持者のF.オマニャラが9秒85(+0.8)、男子やり投は15年北京世界選手権金メダルのJ.イェゴが78m43でそれぞれ快勝した。 今大会の結果によりブダペスト世界選手権のケニア代表が一部を除き決定。上位の選手のほか、オレゴン世界選手権優勝またはダイヤモンドリーグファイナル優勝によるワイルドカードを持つ選手を含め、53人が選出されている。一方、女子マラソン代表に内定していた世界記録保持者のB.コスゲイは出場を辞退。代わって九電工で活躍していたC.チェピエゴが代表入りを果たしている。

ブダペスト世界選手権ケニア代表一覧

(7月8日時点) *=ワイルドカード保持者 <男子> 100m   F.オマニャラ 400m   B.ムウェレサ 800m   E.コリル*、E.ワニョイ、A.ゲロ,F.ロティチ 1500m   T.チェルイヨット、A.キプサング、R.チェルイヨット 5000m   N.キメリ*、J.クロップ(GMOインターネットグループ)、D.シミウ、C.ケンボイ 10000m  N.キメリ、B.コエチ(九電工)、K.カンディエ マラソン  T.キプルト、T.キプラガト、J.ベレット (補欠)B.キプチュンバ、M.ギザエ(スズキ) 400mH   W.ウェレ 3000m障害 S.コエチ、A.キボウォット、L.ベット 20km競歩 S.ガシンバ 4x100mR 代表未定 4x400mR W.キニャマル、K.キメウ、Z.ザブロン、K.S.タウタ やり投  Y.イェゴ <女子> 800m   M.モラー*、P.ムティシャ、V.キプロティチ、N.コリル 1500m   F.キピエゴン*、N.チェプチルチル、Bチェベト、E.ジェビトク 5000m   B.チェベト*、F.キピエゴン、L.カサイト、M.チェリモ 10000m  I.キマイス、A.ジェベト、G.ナウォウナ 3000m障害 J.チェプコエチ、F.チェロティチ、B.チェプコエチ マラソン R.ワンジル、K.チェピエゴ、S.ジェプコリル (補欠)B.チェプケモイ、M.ムリウキ 20km競歩 E.ギイ 4x400mR(男女混合)M.オケチ、M.トーマス、M.ドロ

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.02.22

【男子ハンマー投】アツオビン・アンドリュウ(花園高3) 61m59=一般規格高校歴代2位

2月22日、京都市の京産大総合グラウンド競技場で第11回京都陸協記録会が行われ、一般規格の男子ハンマー投でアツオビン・アンドリュウ(花園高3京都)が高校歴代2位となる61m59をマークした。 アツオビンは昨年のU20日本 […]

NEWS 円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー

2025.02.22

円盤投・堤雄司が自己2番目の61m76でV 女子100mH青木益未は13秒04 福田翔太、郡菜々佳も優勝/WAコンチネンタルツアー

世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズラベルのインターナショナル・トラック・ミート2025が2月22日、ニュージーランドのクライストチャーチで行われ、男子円盤投で堤雄司(ALSOK群馬)が61m76のセカンドベス […]

NEWS 「インターハイでも勝ちたい」高校2年の栗村凌がU20男子を制す 女子は真柴愛里が貫禄/日本選手権クロカン

2025.02.22

「インターハイでも勝ちたい」高校2年の栗村凌がU20男子を制す 女子は真柴愛里が貫禄/日本選手権クロカン

◇第40回U20日本選手権クロスカントリー(2月22日/福岡・海の中道海浜公園) U20日本選手権クロスカントリーが行われ、男子(8km)では栗村凌(学法石川高2福島)が23分20秒で優勝を果たした。 今年も全国から有力 […]

NEWS 三浦龍司が圧巻スパートで優勝 井川龍人は2年連続2位/日本選手権クロカン

2025.02.22

三浦龍司が圧巻スパートで優勝 井川龍人は2年連続2位/日本選手権クロカン

◇第108回日本選手権クロスカントリー(2月22日/福岡・海の中道海浜公園) 来年1月の世界クロスカントリー選手権(米国・タラハシー)の代表選考を兼ねた第108回日本選手権クロスカントリーが行われ、男子(10km)はパリ […]

NEWS 【大会結果】第108回日本選手権クロスカントリー(2025年2月22日)

2025.02.22

【大会結果】第108回日本選手権クロスカントリー(2025年2月22日)

【大会結果】第108回日本選手権クロスカントリー(2025年2月22日/福岡・海の中道海浜公園) ●男子10km 1位 三浦龍司(SUBARU)   28分24秒 2位 井川龍人(旭化成)   28分25秒 3位 塩尻和 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年3月号 (2月14日発売)

2025年3月号 (2月14日発売)

別府大分毎日マラソン
落合 晃×久保 凛
太田智樹、葛西潤
追跡箱根駅伝&高校駅伝

page top