2023.07.08
ホクレン・ディスタンスチャレンジ2023網走大会が7月8日に行われ、女子5000mAに日本記録保持者(14分52秒84)の廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が出場し、15分29秒12をマークしてトップを飾った。
序盤からペースメーカーにしっかりついた廣中は、15分40秒を示すペーシングライトよりも前でレースを進める。4000mでペースメーカーが外れてからはペースアップ。最後は懸命に腕を振り、フィニッシュ後は笑顔を浮かべた。
今季は2月に左アキレス腱を痛めて4月まで走ることができず。ブダペスト世界選手権の参加標準記録を切って3位以内で代表に内定する状況だった5月4日のゴールデンゲームズinのべおかでは4位。そして、日本選手権5000mでも15分55秒98で21位に沈み、いずれも涙を浮かべながらも「リスタート」と前を向いていた。
「今後に向けて弾みになります。これからも頑張りたい」とすっきりした表情を見せた廣中。現段階で他に参加標準記録突破者がおらず、ワールドランキングの状況を鑑みても5000m、10000mともにブダペスト世界選手権出場の可能性は残っている。
3年ぶりのホクレン・ディスタンスチャレンジで、廣中が復活の兆しを見せた。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.03.26
-
2025.03.26
2025.03.23
女子は長野東が7年ぶりの地元V アンカー・田畑陽菜が薫英女学院を逆転/春の高校伊那駅伝
-
2025.03.25
-
2025.03.21
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.03.23
-
2025.03.19
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.27
篠原倖太朗がOnとアスリート契約 4月より富士通に加入し、Onアスリートとして世界挑戦がスタート!
スイスのスポーツブランド「On (オン)」は、今年の1月より屋外5000mの日本人学生最高記録、ハーフマラソンの日本学生記録保持者である篠原倖太朗とのアスリート契約を結んだ。4月より名門実業団チームである富士通に加入し、 […]
2025.03.26
日本陸連が暑熱環境下の大会について対応検討 今年は日本選手権、インターハイなど「WBGT31度」目安に「踏み込んだ対策を」
日本陸連は3月26日に行われた理事会で、暑熱環境下における大会運営に対しての考えを示した。 日本陸連の田﨑博道専務理事は、最近の気候変動の大きさに触れたうえで、特に夏の競技会について「暑熱環境下で競技をすることの危険性は […]
2025.03.26
日本選手権の大会要項と競技実施日が発表! 男子100mは初日に予選、準決勝 2日目に決勝 女子やり投は1日目に実施
日本陸連は3月26日、第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場)の大会要項ならびに競技実施日を発表した。 今年の日本選手権は9月に行われる東京世界選手権の選考会を兼ねて実施される。昨年まではU20日本選手権 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報