2023.07.08
7月7日、オレゴン州ユージンのヘイワードフィールドで全米選手権の2日目が行われ、女子100mはS.リチャードソンが10秒82(+0.7)で優勝した。
リチャードソンは前日の予選で10秒71をマーク。この日は準決勝を10秒75(+0.7)の1着で通過すると、決勝でも力強い走りを見せた。19年ドーハ世界選手権200m銀メダルのB.ブラウンが10秒90の自己新で2位、3位には20歳のT.デイヴィスが10秒99で続いた。
男子100mは25歳のC.チャールストンが9秒95(+0.1)で全米初優勝。6月に9秒90の自己記録をマークしていた。これまで個人種目での国際大会での実績はなく、今夏のブダペスト世界選手権代表に決まれば、シニアの世界大会初出場となる。19年ドーハ世界選手権金メダリストのC.コールマンが9秒95で2位、世界選手権200m2連覇中のN.ライルズは10秒00で3位だった。
女子七種競技はオレゴン世界選手権銅メダルのA.ホールが6677点で快勝。男子十種競技はH.ウィリアムズが自己新の8630点で初優勝を果たした。
女子走高跳は19年ドーハ世界選手権銅メダルのV.カニンガムが1m91で、屋外・室内あわせて13回目の全米チャンピオンに。男子三段跳はドーハ・オレゴン両世界選手権6位のD.スコットが17m22(-0.5)のシーズンベストで制した。
予選種目では男子、女子の400mハードルが行われ、男子は世界選手権2大会連続銀メダルのR.ベンジャミンが49秒05、女子は16年リオ五輪・19年ドーハ世界選手権金メダルのD.ムハンマドが54秒56でいずれも予選トップの記録で通過。準決勝は明日、決勝は明後日に実施される。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.19
東京世界陸上がWAの定める「大会の持続可能性評価」で最高評価を獲得
2025.12.19
編集部コラム「42個目」
2025.12.19
男子3000m障害元世界記録保持者のオブライエン氏が死去 1970年に8分22秒0
-
2025.12.19
-
2025.12.18
-
2025.12.18
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
2025.12.14
中学駅伝日本一決定戦がいよいよ開催 女子11時10分、男子12時15分スタート/全中駅伝
-
2025.12.14
-
2025.12.14
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.19
東京世界陸上がWAの定める「大会の持続可能性評価」で最高評価を獲得
12月18日、世界陸連(WA)は9月に開催された東京世界選手権が、WAの定める大会の持続可能性を評価する「Athletics for a Better World Standard」(ABW 基準)において、最高評価であ […]
2025.12.19
編集部コラム「42個目」
攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]
2025.12.19
男子3000m障害元世界記録保持者のオブライエン氏が死去 1970年に8分22秒0
1960~70年代に男子3000m障害で活躍したK.オブライエン氏(豪州)が死去した。78歳だった。 オブライエン氏は1968年メキシコ五輪の男子3000m障害で4位に入賞し、豪州の中長距離界を牽引した先駆的存在。豪州選 […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳