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2023.07.01

100mH寺田明日香は12秒92で2位「足りないものが明確になった」ブダペスト世界陸上は出場の意向/実業団学生対抗
100mH寺田明日香は12秒92で2位「足りないものが明確になった」ブダペスト世界陸上は出場の意向/実業団学生対抗

23年実業団・学生対抗女子100mHに12秒92で2位に入った寺田明日香

◇秩父宮賜杯第63回実業団・学生対抗(7月1日/神奈川県平塚市・レモンガススタジアム平塚)

日本グランプリシリーズの実業団・学生対抗(2023オールスターナイト陸上)が行われ、女子100mハードルは福部真子(日本建設工業)が12秒90(-0.9)で優勝。日本選手権Vの寺田明日香(ジャパンクリエイト)は12秒92で2位だった。

「スタートで真子ちゃんが見えましたが、落ち着いていこうと思っていました。その中で後半でどうテンポアップするか」と、思い巡らせながら走っていたという。その中で、12秒7以上のタイムに向けて「足りないものが明確になった」。後半のリズムアップのために「どうしていくかをこれから取り組んでいきたい」と話す。

この後は7月12日から始まるアジア選手権に出場。ブダペスト世界選手権はワールドランキングで出場権獲得も見える位置におり、「参加標準記録(12秒78)を切っていきたい」という思いもあったが、周囲からのアドバイスもあり権利を得られれば出場する意向。「世界選手権で速い選手と走れるので1ヵ月作っていきたい」。

まずはアジア選手権でどんな走りを見せるか。集大成とするパリ五輪に向け、まだまだギアを上げていきそうだ。

◇秩父宮賜杯第63回実業団・学生対抗(7月1日/神奈川県平塚市・レモンガススタジアム平塚) 日本グランプリシリーズの実業団・学生対抗(2023オールスターナイト陸上)が行われ、女子100mハードルは福部真子(日本建設工業)が12秒90(-0.9)で優勝。日本選手権Vの寺田明日香(ジャパンクリエイト)は12秒92で2位だった。 「スタートで真子ちゃんが見えましたが、落ち着いていこうと思っていました。その中で後半でどうテンポアップするか」と、思い巡らせながら走っていたという。その中で、12秒7以上のタイムに向けて「足りないものが明確になった」。後半のリズムアップのために「どうしていくかをこれから取り組んでいきたい」と話す。 この後は7月12日から始まるアジア選手権に出場。ブダペスト世界選手権はワールドランキングで出場権獲得も見える位置におり、「参加標準記録(12秒78)を切っていきたい」という思いもあったが、周囲からのアドバイスもあり権利を得られれば出場する意向。「世界選手権で速い選手と走れるので1ヵ月作っていきたい」。 まずはアジア選手権でどんな走りを見せるか。集大成とするパリ五輪に向け、まだまだギアを上げていきそうだ。

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