2023.06.25
◇布勢スプリント(6月25日/鳥取県・ヤマタスポーツパーク陸上競技場)
日本グランプリシリーズの布勢スプリントが行われ、男子110mハードルは野本周成(愛媛陸協)が13秒28(+1.1)の好記録で、同記録ながら着差ありでブダペスト世界選手権代表の高山峻野(ゼンリン)を抑えた。この記録は日本歴代5位で、ブダペスト世界選手権の参加標準記録(13秒28)をクリアするもの。
鋭く抜け出したのは高山だったが、「前に出られるのは予想していたので、後半冷静に追いかけられるかどうか。その通りにいきました」と振り返る。フィニッシュ直前で「課題」と離していた後半で持ち前のスピードを発揮。高山をわずかにかわした。
早大出身の野本。これまでのベストは21年にマークした13秒38で、スピードと前半が武器。昨年は世界室内選手権60mハードルであとわずかのところで決勝進出を逃すなどしていた。今季はケガで出遅れ、日本選手権では決勝途中棄権に終わっている。
日本選手権決勝の結果を踏まえ、野本は「世界選手権はどうなるかわからない。来年に向けて国内レースをしっかりやっていきたい」と語った。
【動画】布勢スプリント110mH13秒28をマークした野本周成のフィニッシュ
【#布勢スプリント】
— 日本グランプリシリーズ (@japan_gpseries) June 25, 2023
☑️GP男子110mH A決勝 +1.1
1着 野本周成(愛媛陸協)13.28 ※大会新記録
2着 高山峻野(ゼンリン)13.28 着差有
3着 藤井亮汰(三重県スポーツ協会)13.51
☑️大会ページはこちらhttps://t.co/ST7LrESaTT#全員と闘え#日本グランプリシリーズ pic.twitter.com/0r0eg4xIUn
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