2023.06.19
男子円盤投・チェーが71m86!世界歴代4位タイの快投で優勝 男子やり投のヴァドレイヒは86m83/WAコンチネンタルツアー
6月16日、エストニア・ヨーヴィで世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズのハイノ・リップ記念が行われ、男子円盤投ではオレゴン世界選手権金メダルのK.チェー(スロベニア)が世界歴代4位タイの71m86で優勝した。2位には東京五輪金メダルのD.スタール(スウェーデン)が71m45の好記録で続いた。2人の対戦は今季4度目で、チェーが3勝1敗。今回チェーは自己新をマークし、19年のスタールの自己ベストに並んだ。
17日にフランス・ニースで開催されたWAコンチネンタルツアー・ブロンズのミーティング・ニカイアでは、女子1000mで2位のA.ウェロ(スイス)が2分34秒89のU20世界記録を樹立。従来の記録は1974年・1984年の2分35秒4(手動時計)で、39年ぶりの記録更新となった。優勝はJ.チェムスト(ウガンダ)で2分34秒35だった。
男子1500mではA.コスコラン(アイルランド)が3分32秒68のナショナルレコードで勝利。18歳のN.ラロス(オランダ)が3分32秒89の自己新で2位に続いた。ラロスは今季800mで1分45秒80、5000mで13分23秒01をマークして幅広い種目で活躍している。男子やり投では日本の﨑山雄太(愛媛陸協)が78m08で2位。優勝はP.H.ロドリゲス(ブラジル)の79m91だった。
17日のWAコンチネンタルツアー・ブロンズ、クオルタネゲームズ(フィンランド)では、女子ハンマー投でオレゴン世界選手権銀メダルのC.ロジャース(カナダ)が76m57で勝利。男子やり投は東京五輪銀メダルのJ.ヴァドレイヒ(チェコ)が86m83で制し、ディーン元気(ミズノ)は82m95で3位。女子やり投はI.ギラロワ(チェコ)が60m83で勝ち、佐藤友佳(ニコニコのり)が58m72で4位に入った。男子100mはC.チャールストン(米国)が9秒90(+0.9)の自己新で制した。
世界記録は74m08! 男子円盤投世界歴代10傑をチェック!
74.08 J.シュルト(東ドイツ) 1986. 6. 6 73.88 V.アレクナ(リトアニア) 2000. 8. 3 73.38 G.カンテル(エストニア) 2006. 9. 4 71.86 Y.ドゥムチェフ(ソ連) 1983. 5.29 71.86 D.ストール(スウェーデン) 2019. 6.29 71.86 K.チェー(スロベニア) 2023. 6.16 71.84 P.マワホフスキ(ポーランド) 2013. 6. 8 71.70 R.ファゼカシュ(ハンガリー) 2002. 7.14 71.50 L.リーデル(ドイツ) 1997. 5. 3 71.32 B.プラクネット(米国) 1983. 6. 4
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.03.26
-
2025.03.26
2025.03.23
女子は長野東が7年ぶりの地元V アンカー・田畑陽菜が薫英女学院を逆転/春の高校伊那駅伝
-
2025.03.25
-
2025.03.21
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.03.23
-
2025.03.19
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.26
日本陸連が暑熱環境下の大会について対応検討 今年は日本選手権、インターハイなど「WBGT31度」目安に「踏み込んだ対策を」
日本陸連は3月26日に行われた理事会で、暑熱環境下における大会運営に対しての考えを示した。 日本陸連の田﨑博道専務理事は、最近の気候変動の大きさに触れたうえで、特に夏の競技会について「暑熱環境下で競技をすることの危険性は […]
2025.03.26
日本選手権の大会要項と競技実施日が発表! 男子100mは初日に予選、準決勝 2日目に決勝 女子やり投は1日目に実施
日本陸連は3月26日、第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場)の大会要項ならびに競技実施日を発表した。 今年の日本選手権は9月に行われる東京世界選手権の選考会を兼ねて実施される。昨年まではU20日本選手権 […]
2025.03.26
日本選手権まであと100日 キービジュアル第1弾公開! 9月の東京世界陸上代表選考会
日本陸連は3月26日、第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場)まであと100日を迎えて、キービジュアルの第1弾を公開した。 日本選手権の国立競技場の開催は、2005年以来20年ぶりで、今秋の東京世界選手権 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報