HOME 高校

2023.06.18

100m山形愛羽がV3達成 準決勝で11秒77の大会新「11秒3本は良かった」/IH南九州
100m山形愛羽がV3達成 準決勝で11秒77の大会新「11秒3本は良かった」/IH南九州

南九州大会女子100mを制した山形愛羽

インターハイ南九州地区大会の1、2日目の優勝者をチェック

●男子
100m 小田槇太朗(ラ・サール2鹿児島)10秒61(-0.5)
400m 平川慧(コザ3沖縄) 47秒31
1500m 立迫大徳(鹿児島城西3鹿児島)3分52秒88
5000m マイナ・ダンカン・ガツクミ(専大熊本3熊本) 13分51秒07=大会新
400mH 木下聖太(川薩清修館2鹿児島)52秒23
5000m競歩 楠岡史朗(慶誠2熊本)21分21秒58
4×100mR 熊本国府 41分10秒
走高跳 山之内壮吾(国分3鹿児島)1m96
棒高跳 結城咲翔(宮崎一2宮崎)4m93
砲丸投 弓削大輔(開陽3鹿児島)14m55
八種競技 三森咲大朗(宮崎工2宮崎)5387点

●女子
100m 山形愛羽(熊本中央3熊本) 11秒85(-0.5)
400m 内山田玲(宮崎商3宮崎) 55秒60
1500m カリバ・カロライン(神村学園3鹿児島)4分11秒37=大会新
400mH 佃 華月(鹿児島南2鹿児島) 60秒34
4×100mR 宮崎北 46秒88
走幅跳 柳田陽香(鹿児島3鹿児島)5m84(+2.0)
三段跳 井上ハルカ(鹿児島2鹿児島)12m15(+1.0)
砲丸投 後迫美鈴(牛深3熊本)11m46
ハンマー投 堀悠菜(鹿児島南3鹿児島)44m46
やり投 藤田花(都城商3宮崎)45m77

◇インターハイ南九州地区大会(6月16日~19日/鹿児島市・白波スタジアム)1日目・2日目 夏の北海道インターハイを懸けた南九州地区大会が行われている。 1日目に行われた男子400mは平川慧(コザ3沖縄)が47秒31で3連覇を果たした。「3連覇が懸かっていたので、タイムよりも優勝を重視していました」との狙い通りトップでフィニッシュ。「最初の300mは思ったより速く入ることができませんでしたが、残りの100mがいつもより速くてベスト(47秒05)に近いタイムでまとめられて良かったです」と語った。 1年時のインターハイ400mで3位に入っている平川。だが、昨年はケガの影響もあり400mは予選敗退、200mは準決勝敗退。高校ラストシーズンは、全国中学大会に続く世代ナンバーワンを狙いにいく。 男子1500mではU20アジア選手権男子800m金メダリストの立迫大徳(鹿児島城西3鹿児島)が3分52秒88で連覇。「自分でスローペースを作り、ラスト300mでスパートをかけました。思い通りのレースで連覇できたことがうれしいです」と笑顔を見せた。 2日目は大会記録の更新が相次いだ。 女子100mでは注目の山形愛羽(熊本中央3熊本)が快走。準決勝で11秒77(+1.2)をマークし、14年ぶりに大会記録(11秒80)を更新した。「予選はスタートからの加速がよくありませんでした。準決勝で修正できてもっといける感覚がありました」。続く決勝は「うまく加速に乗れなかったことが悔しい」というが、11秒85(-0.5)で3連覇。「予選からの3本を11秒台で走れたことは良かったです」と山形。明日の200mでは「23秒台を出したい」と意気込んでいた。 男女中長距離では留学生力走。男子5000mではマイナ・ダンカン・ガツクミ(専大熊本3熊本)が13分51秒07を叩き出し、13年ぶりに大会記録(14分00秒77)を大きく更新した。右ハムストリングスを痛めており、「ストライドを出すのが難しかった」というが、記録が出たことで「楽しかった」と振り返る。 女子1500mはカリバ・カロライン(神村学園3鹿児島)が4分11秒37をマーク。昨年、自身の打ち立てた大会記録(4分12秒27)を塗り替えた。全国では国内高校国際記録の4分07秒06に「チャレンジします」と力強い。 全国インターハイは8月2日から6日に北海道・厚別公園競技場で開催。各地区大会上位6位までが出場する(※男女競歩は5位、女子棒高跳、女子三段跳、女子ハンマー投は4位まで、混成は3位+各地区4~6位の記録上位5名)。 文/野田しほり 撮影/増田泰久

インターハイ南九州地区大会の1、2日目の優勝者をチェック

●男子 100m 小田槇太朗(ラ・サール2鹿児島)10秒61(-0.5) 400m 平川慧(コザ3沖縄) 47秒31 1500m 立迫大徳(鹿児島城西3鹿児島)3分52秒88 5000m マイナ・ダンカン・ガツクミ(専大熊本3熊本) 13分51秒07=大会新 400mH 木下聖太(川薩清修館2鹿児島)52秒23 5000m競歩 楠岡史朗(慶誠2熊本)21分21秒58 4×100mR 熊本国府 41分10秒 走高跳 山之内壮吾(国分3鹿児島)1m96 棒高跳 結城咲翔(宮崎一2宮崎)4m93 砲丸投 弓削大輔(開陽3鹿児島)14m55 八種競技 三森咲大朗(宮崎工2宮崎)5387点 ●女子 100m 山形愛羽(熊本中央3熊本) 11秒85(-0.5) 400m 内山田玲(宮崎商3宮崎) 55秒60 1500m カリバ・カロライン(神村学園3鹿児島)4分11秒37=大会新 400mH 佃 華月(鹿児島南2鹿児島) 60秒34 4×100mR 宮崎北 46秒88 走幅跳 柳田陽香(鹿児島3鹿児島)5m84(+2.0) 三段跳 井上ハルカ(鹿児島2鹿児島)12m15(+1.0) 砲丸投 後迫美鈴(牛深3熊本)11m46 ハンマー投 堀悠菜(鹿児島南3鹿児島)44m46 やり投 藤田花(都城商3宮崎)45m77

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

NEWS 三浦龍司が圧巻スパートで優勝 井川龍人は2年連続2位/日本選手権クロカン

2025.02.22

三浦龍司が圧巻スパートで優勝 井川龍人は2年連続2位/日本選手権クロカン

【動画】三浦龍司が4年ぶりV! 日本選手権クロカンのフィニッシュ

NEWS 【大会結果】第108回日本選手権クロスカントリー(2025年2月22日)

2025.02.22

【大会結果】第108回日本選手権クロスカントリー(2025年2月22日)

【大会結果】第108回日本選手権クロスカントリー(2025年2月22日/福岡・海の中道海浜公園) ●男子10km 1位 三浦龍司(SUBARU)   28分24秒 2位 井川龍人(旭化成)   28分25秒 3位 塩尻和 […]

NEWS 今年も福岡でクロカン日本一決定戦! 日本選手権&U20日本選手権クロカンに有力選手が多数出場

2025.02.22

今年も福岡でクロカン日本一決定戦! 日本選手権&U20日本選手権クロカンに有力選手が多数出場

第108回日本選手権クロスカントリー、第40回U20日本選手権クロスカントリーは今日2月22日、福岡・海の中道海浜公園の1周2kmのコースを舞台に行われる。 日本選手権は男子が10km、女子が8kmで争われ、男子にはパリ […]

NEWS 編集部コラム「奥が深い」

2025.02.21

編集部コラム「奥が深い」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年3月号 (2月14日発売)

2025年3月号 (2月14日発売)

別府大分毎日マラソン
落合 晃×久保 凛
太田智樹、葛西潤
追跡箱根駅伝&高校駅伝

page top