HOME 国内、大学、高校

2023.06.12

七種競技・林美希 連戦なんの5000点超えで連覇!十種は齋藤が初タイトル/U20日本選手権混成
七種競技・林美希 連戦なんの5000点超えで連覇!十種は齋藤が初タイトル/U20日本選手権混成

U20日本選手権女子七種競技を制した林美希

◇第39回U20日本選手権・混成競技(6月10、11日/秋田県立中央公園陸上競技場)

第39回U20日本選手権・混成競技が行われ、男子十種競技は齋藤泰希(東海大)が6774点の自己新で初優勝、女子七種競技は林美希(中京大中京高3愛知)が5043点で連覇を飾った。

先週、韓国で行われたU20アジア選手権で100mハードル優勝、七種競技銀メダルの林。帰国してその足で秋田へ。それでも、昨年のインターハイ2冠女王の強さは健在だった。

13秒46のベストを持つ100mハードルではシニアの日本選手権も上回る13秒83(-0.3)をマーク。「連戦の中で種目ごとに練習と思って意識した」と言うように、砲丸投では「2回目にすごく良い感覚がありました」と、ところどころで手応えをつかんだ。

最後はしっかり5000点を超えるあたりさすがの一言。来週はインターハイを懸けた東海大会を控えている林は、「全国で優勝と自己ベストを目指します」と突き進んでいく構えを見せていた。

齋藤は「昨年は5位だったので優勝目指して頑張りました」と言い、4種目で自己新、1種目自己タイと好記録で頂点に立った。姉は円盤投の日本チャンピオン・齋藤真希(東海大院)。「以前は比較されるのは苦手でしたが、これで僕も日本一を取ったよ、と言えます」と笑顔を浮かべる。

広告の下にコンテンツが続きます

今後は「来年の関東インカレ、日本インカレの標準記録を狙っていきます」とさらなる成長を目指す。

◇第39回U20日本選手権・混成競技(6月10、11日/秋田県立中央公園陸上競技場) 第39回U20日本選手権・混成競技が行われ、男子十種競技は齋藤泰希(東海大)が6774点の自己新で初優勝、女子七種競技は林美希(中京大中京高3愛知)が5043点で連覇を飾った。 先週、韓国で行われたU20アジア選手権で100mハードル優勝、七種競技銀メダルの林。帰国してその足で秋田へ。それでも、昨年のインターハイ2冠女王の強さは健在だった。 13秒46のベストを持つ100mハードルではシニアの日本選手権も上回る13秒83(-0.3)をマーク。「連戦の中で種目ごとに練習と思って意識した」と言うように、砲丸投では「2回目にすごく良い感覚がありました」と、ところどころで手応えをつかんだ。 最後はしっかり5000点を超えるあたりさすがの一言。来週はインターハイを懸けた東海大会を控えている林は、「全国で優勝と自己ベストを目指します」と突き進んでいく構えを見せていた。 齋藤は「昨年は5位だったので優勝目指して頑張りました」と言い、4種目で自己新、1種目自己タイと好記録で頂点に立った。姉は円盤投の日本チャンピオン・齋藤真希(東海大院)。「以前は比較されるのは苦手でしたが、これで僕も日本一を取ったよ、と言えます」と笑顔を浮かべる。 今後は「来年の関東インカレ、日本インカレの標準記録を狙っていきます」とさらなる成長を目指す。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

PR

2025.04.16

人間スポーツ科学科を持つ公立高校が「O2Room®」を導入、スポーツコンディショニングの授業に活用

全国区で活躍する部活動もサポート 2016年に創立100周年を迎えた大阪の伝統校でもある府立桜宮高等学校。1980年にこれまでの普通科に加え大阪府内では初めてとなる体育科を新設し、さらに1999年にはスポーツ健康科学科を […]

NEWS 東京世界陸上競歩代表を発表!20km世界記録の山西利和、35km・川野将虎、女子は藤井菜々子、最多6度目の岡田ら

2025.04.16

東京世界陸上競歩代表を発表!20km世界記録の山西利和、35km・川野将虎、女子は藤井菜々子、最多6度目の岡田ら

日本陸連は4月16日、東京世界選手権の競歩代表9名を発表した。 男子20kmは2月の日本選手権を1時間16分10秒の世界新で制した山西利和(愛知製鋼)が4大会連続の代表に内定済みで、同2、3位の丸尾知司(愛知製鋼)、吉川 […]

NEWS 「Tokyo:Speed:Race」に太田智樹、近藤亮太、前田穂南、小林香菜らがエントリー! 海外トップ選手も参加 5月3日に神宮外苑で開催

2025.04.16

「Tokyo:Speed:Race」に太田智樹、近藤亮太、前田穂南、小林香菜らがエントリー! 海外トップ選手も参加 5月3日に神宮外苑で開催

アシックスは4月16日、さまざまなレベルのランナーが自己ベスト更新に挑戦できるレースイベント「Tokyo:Speed:Race」(5月3日)に出場するエリート選手のメンバーを発表した。 同大会はロードレースでは初となるペ […]

NEWS Athlete of The Year賞に北口榛花を選出! 2024年度「実業団陸上of The Year」発表

2025.04.15

Athlete of The Year賞に北口榛花を選出! 2024年度「実業団陸上of The Year」発表

日本実業団陸上競技連合は4月15日、2024年度「実業団陸上of The Year 表彰」の受賞者・受賞チームをホームページで発表し、個人賞のAthlete of The Year賞に8月のパリ五輪女子やり投で、マラソン […]

NEWS 神戸マラソンがMGCシリーズ加盟 愛知アジア大会、ロス五輪代表の選考へつながるレースに

2025.04.15

神戸マラソンがMGCシリーズ加盟 愛知アジア大会、ロス五輪代表の選考へつながるレースに

日本陸連は4月15日、「神戸マラソン2025」がMGCシリーズ2025-26に加盟したと発表した。 MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)シリーズは、前身のJMCシリーズを継承したもので、ポイントにより年間王者を決 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top