HOME 国内

2023.06.07

日本が男子4×100mR制す! 女子3000m水本佳菜も金 400mH紺野稜真は自己新/U20アジア選手権
日本が男子4×100mR制す! 女子3000m水本佳菜も金 400mH紺野稜真は自己新/U20アジア選手権

U20アジア選手権男子400mHで自己新の49秒91をマークした紺野稜真

◇第20回U20アジア選手権(6月4日~7日/韓国・醴泉)3日目

U20アジア選手権の3日目が行われ、男子4×100mリレーでは日本が39秒76で優勝を飾った。

日本は200mに出場を予定していた木村峻也(日大)と高須楓翔(早大)が大会前直前に故障のため欠場したこともあり、当初予定していたオーダーを大幅に変更。100mでメダルを獲得した成島陽紀(東洋大)と黒木海翔(東福岡高)を1、2走に置き、前半から逃げ切る作戦で挑んだ。

成島はスタートから勢いよく飛び出すと、トップで黒木にバトンパス。黒木はさらにリードを広げ、3走の関口裕太(早大)も華麗なコーナーワークで4走へとつなぐ。急きょアンカーの大役を任された渡邉瑛斗(筑波大)は棒高跳が専門とあって、他チームに詰め寄られたものの、見事に逃げ切り。18年岐阜大会に続き2大会連続での金メダルとなった。

4人が出場した女子3000mは水本佳菜(エディオン)が中盤で抜け出し、9分16秒93で圧勝。男子400mハードルの紺野稜真(筑波大)は、49秒91と自身初の49秒台で銀メダルを獲得したほか、女子七種競技の林美希(中京大中京高)も5095点で2位。男子10000m競歩の下池将多郎(順大)は44分05秒50で3位に入った。

日本勢はここまで、10の金メダルを獲得。最終日には男子3000mで金メダルを獲得している長嶋幸宝(旭化成)が5000mとの2冠に挑戦するほか、男女1500mなどでも決勝が行われる。

広告の下にコンテンツが続きます

※一部記事を修正しました

◇第20回U20アジア選手権(6月4日~7日/韓国・醴泉)3日目 U20アジア選手権の3日目が行われ、男子4×100mリレーでは日本が39秒76で優勝を飾った。 日本は200mに出場を予定していた木村峻也(日大)と高須楓翔(早大)が大会前直前に故障のため欠場したこともあり、当初予定していたオーダーを大幅に変更。100mでメダルを獲得した成島陽紀(東洋大)と黒木海翔(東福岡高)を1、2走に置き、前半から逃げ切る作戦で挑んだ。 成島はスタートから勢いよく飛び出すと、トップで黒木にバトンパス。黒木はさらにリードを広げ、3走の関口裕太(早大)も華麗なコーナーワークで4走へとつなぐ。急きょアンカーの大役を任された渡邉瑛斗(筑波大)は棒高跳が専門とあって、他チームに詰め寄られたものの、見事に逃げ切り。18年岐阜大会に続き2大会連続での金メダルとなった。 4人が出場した女子3000mは水本佳菜(エディオン)が中盤で抜け出し、9分16秒93で圧勝。男子400mハードルの紺野稜真(筑波大)は、49秒91と自身初の49秒台で銀メダルを獲得したほか、女子七種競技の林美希(中京大中京高)も5095点で2位。男子10000m競歩の下池将多郎(順大)は44分05秒50で3位に入った。 日本勢はここまで、10の金メダルを獲得。最終日には男子3000mで金メダルを獲得している長嶋幸宝(旭化成)が5000mとの2冠に挑戦するほか、男女1500mなどでも決勝が行われる。 ※一部記事を修正しました

【動画】日本がアクシデント乗り越えV!男子4×100mRのレースをチェック!

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.28

【世界陸上プレイバック】五輪ボイコットきっかけに創設!クラトフヴィロヴァが女子400mと800mで今も大会記録に残る2冠 日本は室伏重信ら出場も入賞ゼロ

今年、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪大会を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。これま […]

NEWS 【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦

2025.03.28

【高校生FOCUS】女子三段跳・山﨑りりや(鳴門渦潮高)日本高校女子初の13m到達、大学で学生記録挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山﨑りりや Yamasaki Ririya 鳴門渦潮高3徳島 高校アスリートをフォーカスするコーナー。年度末を迎えますが、振り返ってみれば、2024年度は高校生による日本記録樹立を […]

NEWS 3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定

2025.03.28

3泊4日の全国高体連合宿終了! 「高め合える仲間がいっぱいできた」 来年度は宮崎で開催予定

大阪・ヤンマースタジアム長居を主会場に行われた2024年度の日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が3月28日、3泊4日の全日程を終えた。全国から集まった選手たちは交流を深め、試合での再会を誓った […]

NEWS 資格停止中の競歩・池田向希がCASに不服申し立て「一日も早く競技 を再開」

2025.03.28

資格停止中の競歩・池田向希がCASに不服申し立て「一日も早く競技 を再開」

旭化成は3月28日、所属選手である競歩の池田向希が受けたアンチ・ドーピング規則違反による4年間の資格停止処分について、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に不服申し立てを行ったと発表した。 男子20km競歩で東京五輪銀メダリスト […]

NEWS 【男子円盤投】福宮佳潤(東京高1) 50m73=高1歴代2位&4人目の50mオーバー

2025.03.28

【男子円盤投】福宮佳潤(東京高1) 50m73=高1歴代2位&4人目の50mオーバー

3月28日、東京都多摩市の国士大多摩陸上競技場で第7回国士大競技会が行われ、高校用規格の男子円盤投(1.75kg)において福宮佳潤(東京高1)が50m73をマークした。この記録は高校1年生の歴代ランキングで2位。高1で史 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top