HOME 大学

2023.05.31

女子棒高跳・若松亜美が3m85の北海道学生新!七種競技の長田裕香は大幅自己新の5063点/北海道IC
女子棒高跳・若松亜美が3m85の北海道学生新!七種競技の長田裕香は大幅自己新の5063点/北海道IC

女子棒高跳で3m85の北海道学生記録を樹立した若松亜美。写真は22年日本インカレ

◇第75回北海道インカレ(5月26日~28日・札幌厚別公園長良川競技場)

北海道インカレが5月26日から28日まで行われ、女子棒高跳で若松亜美(北教大岩見沢)が3m85の北海道学生新記録で優勝した。

昨年7月に3m80の北海道学生記録を樹立し、9月の日本インカレでは6位入賞を果たしている若松。3m60から跳び始め、3m70を3回目にクリアしたあと3m85に挑戦した。1回目は惜しくも失敗に終わったが、2回目に成功。前回に続く優勝で、大会MVPにも選ばれた。

女子七種競技では21年インターハイ5位の長田裕香(北教大岩見沢)が、大会新の5063点で圧勝。2年ぶりの七種競技挑戦ながら、200点以上の自己新で今季学生リスト3位の高得点を叩きだした。

女子800mは大会記録保持者の戸井田美空(北教大岩見沢)が2分10秒59で連覇を達成。2位の池田朱桜(北翔大)も2分12秒04と従来の大会記録を上回るタイムでフィニッシュしている。

男子はスプリント種目で松本虎流(東海大北海道)が活躍。100mでは10秒65(+0.8)でトップに立つと、1走を務めた4×100mリレーも40秒88で快勝した。200mでも21秒52(+1.1)の大会タイをマークして、3種目に優勝を飾った。

広告の下にコンテンツが続きます

男子走幅跳、三段跳は伊藤千洸(東海大北海道)が7m41(+1.5)、15m33(+1.4)と好記録を並べて2冠を達成。男子1500mを4分01秒26で制した中嶋光柾(札幌学大)は、800mも1分52秒39でトップに立っている。

また、1年生の活躍も目立ち、男子110mハードルでは宮田龍昇(東海大北海道)が14秒53(+0.8)で快勝したほか、同棒高跳の及川千暉(東海大北海道)が4m60、同砲丸投の後藤大晴(北翔大)が14m04で優勝を果たした。

学校対抗は男子は東海大北海道が4大会連続11回目、女子は北翔大が12年大会連続15回目の頂点に立った。

◇第75回北海道インカレ(5月26日~28日・札幌厚別公園長良川競技場) 北海道インカレが5月26日から28日まで行われ、女子棒高跳で若松亜美(北教大岩見沢)が3m85の北海道学生新記録で優勝した。 昨年7月に3m80の北海道学生記録を樹立し、9月の日本インカレでは6位入賞を果たしている若松。3m60から跳び始め、3m70を3回目にクリアしたあと3m85に挑戦した。1回目は惜しくも失敗に終わったが、2回目に成功。前回に続く優勝で、大会MVPにも選ばれた。 女子七種競技では21年インターハイ5位の長田裕香(北教大岩見沢)が、大会新の5063点で圧勝。2年ぶりの七種競技挑戦ながら、200点以上の自己新で今季学生リスト3位の高得点を叩きだした。 女子800mは大会記録保持者の戸井田美空(北教大岩見沢)が2分10秒59で連覇を達成。2位の池田朱桜(北翔大)も2分12秒04と従来の大会記録を上回るタイムでフィニッシュしている。 男子はスプリント種目で松本虎流(東海大北海道)が活躍。100mでは10秒65(+0.8)でトップに立つと、1走を務めた4×100mリレーも40秒88で快勝した。200mでも21秒52(+1.1)の大会タイをマークして、3種目に優勝を飾った。 男子走幅跳、三段跳は伊藤千洸(東海大北海道)が7m41(+1.5)、15m33(+1.4)と好記録を並べて2冠を達成。男子1500mを4分01秒26で制した中嶋光柾(札幌学大)は、800mも1分52秒39でトップに立っている。 また、1年生の活躍も目立ち、男子110mハードルでは宮田龍昇(東海大北海道)が14秒53(+0.8)で快勝したほか、同棒高跳の及川千暉(東海大北海道)が4m60、同砲丸投の後藤大晴(北翔大)が14m04で優勝を果たした。 学校対抗は男子は東海大北海道が4大会連続11回目、女子は北翔大が12年大会連続15回目の頂点に立った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.29

青学大・若林宏樹の学生ラストランは2位!TBS感謝祭マラソン激走「箱根よりきつかった」

青学大の若林宏樹がTBSの「オールスター感謝祭2025春」に出演した。若林は番組恒例の赤坂ミニマラソンに出場して2位だった。 約5km、心臓破りの坂がランナーたちを苦しめる番組の人気企画。今年の箱根駅伝で5区区間新を出し […]

NEWS 女子やり投で16歳・嚴子怡が64m83 自身のU20世界記録を42cm塗り替え3度目の更新

2025.03.29

女子やり投で16歳・嚴子怡が64m83 自身のU20世界記録を42cm塗り替え3度目の更新

3月28日に中国・成都で行われた投てきの招待競技会で、16歳の嚴子怡が自身の持つU20世界記録を42cm更新する64m83を放った。 嚴は2008年5月生まれ。2023年に国際学校スポーツ連盟が主催するU15世界中学生夏 […]

NEWS 鈴木琉胤5000mで高校歴代2位13分25秒59 “世界”のレースを体感して日本人トップ 4月から早大へ/WAコンチネンタルツアー

2025.03.29

鈴木琉胤5000mで高校歴代2位13分25秒59 “世界”のレースを体感して日本人トップ 4月から早大へ/WAコンチネンタルツアー

2025年の世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド初戦となるモーリー・プラント競技会が3月29日、豪州・メルボルンで行われた。 男子5000mには4月から早大に進学する鈴木琉胤(八千代松陰高3千葉)が出場。高校歴 […]

NEWS 走高跳で男女上位 真野友博1位、髙橋渚1m86で2位 100mH田中佑美Vで3位まで日本勢/WAコンチネンタルツアー

2025.03.29

走高跳で男女上位 真野友博1位、髙橋渚1m86で2位 100mH田中佑美Vで3位まで日本勢/WAコンチネンタルツアー

2025年の世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド初戦となるモーリー・プラント競技会が3月29日、豪州・メルボルンで行われた。 日本からは22名が出場し、2種目で優勝。走高跳では男子が昨年のパリ五輪代表で22年世 […]

NEWS 編集部コラム「いつのまにか700号超え」

2025.03.29

編集部コラム「いつのまにか700号超え」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top