HOME 高校

2023.05.29

男子3000m障害で永原颯磨が高校歴代3位の8分41秒53!女子棒高跳・岡田莉歩が3m90の県高校タイ /IH長野県大会
男子3000m障害で永原颯磨が高校歴代3位の8分41秒53!女子棒高跳・岡田莉歩が3m90の県高校タイ /IH長野県大会

男子3000m障害で高校歴代3位の8分41秒53で優勝した永原颯磨(佐久長聖3)

8月の北海道インターハイに向けた都道府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。

長野県大会は5月26日~28日の3日間、長野市営競技場で行われ、9つの大会記録が誕生するなどハイレベルな大会となった。

男子3000m障害では、昨年の徳島インターハイ2位の永原颯磨(佐久長聖3)が高校歴代3位、県高校新記録となる8分41秒53で優勝した。2位の遠藤大成(佐久長聖3)が8分54秒58、3位の佐々木哲(佐久長聖2)が9分03秒76と3人が大会記録(9分08秒67)を更新している。

女子棒高跳でもインターハイ3位の岡田莉歩(佐久長聖3)が自身の持つ県高校記録、大会記録に並ぶ3m90で連覇。岡田は1走を務めた4×100mリレー(47秒92)、3走を務めた4×400mリレー(3分59秒46)でも優勝を果たし、3冠を達成した。

男子1500mと5000mは濵口大和(佐久長聖2)が3分50秒75、14分15秒25で制して2冠を果たした。1500mでは、U20世界選手権5000m7位で高校の先輩の吉岡大翔(現・順大)が持つ3分50秒42の大会記録に迫る快走を見せている。

昨年の全国高校駅伝優勝メンバーの窪田舞(長野東2)が女子1500mに4分26秒38で快勝。高校駅伝で窪田とタスキをつないだ村岡美玖(現・名城大)が前回樹立した大会記録(4分27秒70)を更新した。また3000mも9分39秒06でトップに立ち、2冠を達成した。

男女ハードルでも大会新記録が誕生し、女子100mハードルを佐伯風帆(佐久長聖3)が14秒07(+0.6)の大会新と快走。佐伯は400mハードルも62秒76で制し、4×100mリレー(2走/47秒92)、4×400mリレー(4走/3分59秒46)の4種目に優勝を飾った。

男子110mハードルでは、徳島インターハイに当時1年生ながら出場した小口蒼葉(東海大諏訪2)が14秒57(+0.9)の大会新記録で快勝。準決勝でも14秒54(-1.1)をマークしている。

他にも、金子亜瑠(長野日大2)が女子走幅跳5m58(+1.8)と女子三段跳11m64(+3.1)で跳躍2種目を制覇。荒木ななせ(梓川3)が女子円盤投31m82、女子ハンマー投44m76の投てき2冠に輝いている。

総合の部では、男女ともに佐久長聖が優勝を飾った。男子は157点、女子は151.5点と2位以下に大差をつける圧勝であった。

北信越大会は6月15日から4日間、富山県の富山県総合運動公園競技場で行われ、全国大会の北海道インターハイは8月2日から6日に札幌市の厚別公園競技場で開催される。

8月の北海道インターハイに向けた都道府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。 長野県大会は5月26日~28日の3日間、長野市営競技場で行われ、9つの大会記録が誕生するなどハイレベルな大会となった。 男子3000m障害では、昨年の徳島インターハイ2位の永原颯磨(佐久長聖3)が高校歴代3位、県高校新記録となる8分41秒53で優勝した。2位の遠藤大成(佐久長聖3)が8分54秒58、3位の佐々木哲(佐久長聖2)が9分03秒76と3人が大会記録(9分08秒67)を更新している。 女子棒高跳でもインターハイ3位の岡田莉歩(佐久長聖3)が自身の持つ県高校記録、大会記録に並ぶ3m90で連覇。岡田は1走を務めた4×100mリレー(47秒92)、3走を務めた4×400mリレー(3分59秒46)でも優勝を果たし、3冠を達成した。 男子1500mと5000mは濵口大和(佐久長聖2)が3分50秒75、14分15秒25で制して2冠を果たした。1500mでは、U20世界選手権5000m7位で高校の先輩の吉岡大翔(現・順大)が持つ3分50秒42の大会記録に迫る快走を見せている。 昨年の全国高校駅伝優勝メンバーの窪田舞(長野東2)が女子1500mに4分26秒38で快勝。高校駅伝で窪田とタスキをつないだ村岡美玖(現・名城大)が前回樹立した大会記録(4分27秒70)を更新した。また3000mも9分39秒06でトップに立ち、2冠を達成した。 男女ハードルでも大会新記録が誕生し、女子100mハードルを佐伯風帆(佐久長聖3)が14秒07(+0.6)の大会新と快走。佐伯は400mハードルも62秒76で制し、4×100mリレー(2走/47秒92)、4×400mリレー(4走/3分59秒46)の4種目に優勝を飾った。 男子110mハードルでは、徳島インターハイに当時1年生ながら出場した小口蒼葉(東海大諏訪2)が14秒57(+0.9)の大会新記録で快勝。準決勝でも14秒54(-1.1)をマークしている。 他にも、金子亜瑠(長野日大2)が女子走幅跳5m58(+1.8)と女子三段跳11m64(+3.1)で跳躍2種目を制覇。荒木ななせ(梓川3)が女子円盤投31m82、女子ハンマー投44m76の投てき2冠に輝いている。 総合の部では、男女ともに佐久長聖が優勝を飾った。男子は157点、女子は151.5点と2位以下に大差をつける圧勝であった。 北信越大会は6月15日から4日間、富山県の富山県総合運動公園競技場で行われ、全国大会の北海道インターハイは8月2日から6日に札幌市の厚別公園競技場で開催される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.11.22

田中希実が来季『グランドスラム・トラック』参戦決定!マイケル・ジョンソン氏が新設

来春、開幕する陸上リーグ「グランドスラム・トラック」の“レーサー”として、女子中長距離の田中希実(New Balance)が契約したと発表された。 同大会は1990年代から2000年代に男子短距離で活躍したマイケル・ジョ […]

NEWS 早大競走部駅伝部門が麹を活用した食品・飲料を手がける「MURO」とスポンサー契約締結

2024.11.21

早大競走部駅伝部門が麹を活用した食品・飲料を手がける「MURO」とスポンサー契約締結

11月21日、株式会社コラゾンは同社が展開する麹専門ブランド「MURO」を通じて、早大競走部駅伝部とスポンサー契約を結んだことを発表した。 コラゾン社は「MURO」の商品である「KOJI DRINK A」および「KOJI […]

NEWS 立迫志穂が調整不良のため欠場/防府読売マラソン

2024.11.21

立迫志穂が調整不良のため欠場/防府読売マラソン

第55回防府読売マラソン大会事務局は、女子招待選手の立迫志穂(天満屋)が欠場すると発表した。調整不良のためとしている。 立迫は今年2月の全日本実業団ハーフマラソンで1時間11分16秒の11位。7月には5000m(15分3 […]

NEWS M&Aベストパートナーズに中大・山平怜生、城西大・栗原直央、國學院大・板垣俊佑が内定!神野「チーム一丸」

2024.11.20

M&Aベストパートナーズに中大・山平怜生、城西大・栗原直央、國學院大・板垣俊佑が内定!神野「チーム一丸」

神野大地が選手兼監督を務めるM&Aベストパートナーズが来春入社選手として、中大・山平怜生、國學院大・板垣俊佑、城西大・栗原直央の3人が内定した。神野が自身のSNSで内定式の様子を伝えている。 山平は宮城・仙台育英 […]

NEWS 第101回(2025年)箱根駅伝 出場チーム選手名鑑

2024.11.20

第101回(2025年)箱根駅伝 出場チーム選手名鑑

・候補選手は各チームが選出 ・情報は11月20日時点、チーム提供および編集部把握の公認記録を掲載 ・選手名の一部漢字で対応外のものは新字で掲載しています ・過去箱根駅伝成績で関東学生連合での出場選手は相当順位を掲載 ・一 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top