HOME 高校

2023.05.24

三浦夏恋が2つの大会新を含む短距離5冠! 女子三段跳・伊藤那月も大会記録更新/IH秋田県大会
三浦夏恋が2つの大会新を含む短距離5冠! 女子三段跳・伊藤那月も大会記録更新/IH秋田県大会

23年インターハイ秋田県大会で女子スプリント5冠を達成した三浦夏恋

8月の北海道インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。

秋田県大会は5月20日~22日の4日間、県立中央公園総合運動場競技場で行われ、女子では複数の大会新記録が誕生した。

女子の短距離種目では、三浦夏恋(秋田令和3)が大車輪の活躍。400mを56秒16の大会新で3連覇を達成すると、100mでは12秒09(-0.9)の大会タイで、200mは24秒95(-2.2)で制した。

秋田令和は小野妃彩(2年)が100m12秒47の2位、200m25秒90で3位、渡邉陽菜(3年)が100mで12秒64の4位、200mで25秒78の3位と短距離種目の上位を占めた。4×100mリレーでは予選で47秒67と大会記録を更新。決勝も47秒77と従来の大会記録を上回る記録で圧勝した。三浦は4走を務めた4×400mリレーも3分57秒12で優勝し、スプリント5冠の偉業を達成している。

女子三段跳では伊藤那月(秋田2)が11m44(-1.3)の大会新で優勝。2位の水原彩百合(大館鳳鳴3)も11m23(-0.2)の大会新だった。伊藤は走幅跳も5m40(+1.4)で制し、2冠を達成した。

女子学校対抗はトラック種目で77点を叩き出した秋田令和が、92点で総合優勝を果たした。

広告の下にコンテンツが続きます

男子では木村光一郎(秋田商3)が100mで11秒07(-2.2)、200mで21秒60(-0.3)で短距離2冠。また両リレーは秋田令和が4×100mで41秒92、4×400mで3分21秒60で優勝し、女子を含めリレー種目完全制覇を成し遂げている。

投てきでは大信田凌生(横手清陵学院2)が砲丸投で13m45、円盤投で41m99をマークして2種目V。学校対抗は秋田中央が400mを48秒91で優勝した堀田龍(2年)や走幅跳を6m86で優勝の山代麟太郎(3年)らが活躍した秋田中央が73点で初優勝を飾った。

東北大会は6月15日から4日間、山形県のNDソフトスタジアム山形で行われ、全国大会の北海道インターハイは8月2日から6日に札幌市の厚別公園競技場で開催される。

8月の北海道インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。 秋田県大会は5月20日~22日の4日間、県立中央公園総合運動場競技場で行われ、女子では複数の大会新記録が誕生した。 女子の短距離種目では、三浦夏恋(秋田令和3)が大車輪の活躍。400mを56秒16の大会新で3連覇を達成すると、100mでは12秒09(-0.9)の大会タイで、200mは24秒95(-2.2)で制した。 秋田令和は小野妃彩(2年)が100m12秒47の2位、200m25秒90で3位、渡邉陽菜(3年)が100mで12秒64の4位、200mで25秒78の3位と短距離種目の上位を占めた。4×100mリレーでは予選で47秒67と大会記録を更新。決勝も47秒77と従来の大会記録を上回る記録で圧勝した。三浦は4走を務めた4×400mリレーも3分57秒12で優勝し、スプリント5冠の偉業を達成している。 女子三段跳では伊藤那月(秋田2)が11m44(-1.3)の大会新で優勝。2位の水原彩百合(大館鳳鳴3)も11m23(-0.2)の大会新だった。伊藤は走幅跳も5m40(+1.4)で制し、2冠を達成した。 女子学校対抗はトラック種目で77点を叩き出した秋田令和が、92点で総合優勝を果たした。 男子では木村光一郎(秋田商3)が100mで11秒07(-2.2)、200mで21秒60(-0.3)で短距離2冠。また両リレーは秋田令和が4×100mで41秒92、4×400mで3分21秒60で優勝し、女子を含めリレー種目完全制覇を成し遂げている。 投てきでは大信田凌生(横手清陵学院2)が砲丸投で13m45、円盤投で41m99をマークして2種目V。学校対抗は秋田中央が400mを48秒91で優勝した堀田龍(2年)や走幅跳を6m86で優勝の山代麟太郎(3年)らが活躍した秋田中央が73点で初優勝を飾った。 東北大会は6月15日から4日間、山形県のNDソフトスタジアム山形で行われ、全国大会の北海道インターハイは8月2日から6日に札幌市の厚別公園競技場で開催される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.31

SUBARUの真船恭輔が現役引退「本当に楽しい陸上人生」小山司、小林光二コーチも社業に専念

SUBARUは3月31日付で引退選手と退部者を発表した。 真船恭輔、小山司の2名が現役を引退する。真船は1997年生まれの27歳。学法石川高(福島)時代には2年連続で全国高校駅伝に出場。相澤晃(旭化成)、阿部弘輝(住友電 […]

NEWS 【世界陸上プレイバック】―91年東京―国立競技場がルイスに熱狂!マラソン谷口が殊勲の金メダル

2025.03.31

【世界陸上プレイバック】―91年東京―国立競技場がルイスに熱狂!マラソン谷口が殊勲の金メダル

今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]

NEWS 京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走

2025.03.31

京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走

京セラの白井明衣が、3月23日に行われた鹿児島県実業団陸上競技記録会の女子3000mに出場。このレースをもって競技生活を引退することが公式Instagramで伝えられた。 白井は山口・中村女高を卒業後、2020年より京セ […]

NEWS NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部

2025.03.31

NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部

NDソフトは2024年度で大倉秀太、鈴木太基の2選手が退部すると発表した。 鈴木は愛知・豊川工高を経て大東大に進学。4年時には全日本大学駅伝で7区4位、箱根駅伝7区9位と3大駅伝に出走している。卒業後はラフィネで活動し、 […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」

2025.03.31

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」 彼はゴール後のインタ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top