HOME 国内

2023.05.21

100mH寺田明日香が自己タイの12秒86!「修正かければ12秒7台」/セイコーGGP
100mH寺田明日香が自己タイの12秒86!「修正かければ12秒7台」/セイコーGGP

セイコーGGPで自己タイの12秒86で優勝し、笑顔を見せた寺田明日香(右)。左は12秒89で2位の田中佑美

【動画】寺田明日香が自己ベストタイ記録で優勝!セイコーGGP女子100mHをcheck!

◇セイコーゴールデングランプリ2023(5月21日/神奈川・日産スタジアム) 世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドのセイコーゴールデングランプリが行われ、女子100mハードルは寺田明日香(ジャパンクリエイト)が優勝。木南記念でマークした日本歴代2位タイの自己記録に並ぶ12秒86(+0.4)をマークした。 日本記録保持者・福部真子(日本建設工業)や田中佑美(富士通)にやや先行されるも、「並ばれても冷静に行けばと思っていました」。 中盤以降は鋭く抜け出す。「リズムとしては少し浮いてしまった」と反省したが、「10台目を越えれば負けない自信があるくらいスプリントをやってきた」との言葉通り、しっかりと身体一つ前に出てフィニッシュした。 「今日のレースで12秒86なら、修正して仕上げていけば12秒7台は固い」と寺田。目指しているのは来年のパリ五輪で、そのためにも「7月以降に12秒6が出れば」と見据える。 寺田が12秒台への壁を日本人で初めて破ってから4年。青木益未(七十七銀行)、福部が続き、今季は田中も入った。さらにこの日は清山ちさと(いちご)、も12秒96(+0.4)と自身初の12秒台。 「率直にうれしい。見ているほうも楽しいと思いますし、追いかけるのも追われるのも楽しいです。プレッシャーをかけずに楽しみたい」 12秒台を出しても勝てない。表彰台にも上れないかもしれない。過去最高レベルの日本選手権に向けて、第一人者が仕上げにとりかかる。

【動画】寺田明日香が自己ベストタイ記録で優勝!セイコーGGP女子100mHをcheck!

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.31

YKKの内田光と吉井龍太郎が現役引退 ともに学生駅伝でも活躍

YKKは所属する内田光と吉井龍太郎が引退することを発表した。 内田は埼玉県出身で、佐久長聖高(長野)では2016年全国高校駅伝の5区で区間賞を獲得。東京国際大に進み、2021年の箱根駅伝では3区区間9位でチームに貢献した […]

NEWS 「感謝の気持ちでいっぱい」 デンソーの杉浦未蘭が退部

2025.03.31

「感謝の気持ちでいっぱい」 デンソーの杉浦未蘭が退部

デンソーは3月31日付で杉浦未蘭が退部することを発表した。 杉浦は愛知県出身。人環大岡崎高時代には、3年時の22年インターハイで女子3000mに出場。 高校卒業後の23年からはデンソーに入部。しかし入部後膝の手術を行い、 […]

NEWS ニトリ・鈴木天華が退団「多くの方々の支援で競技に打ち込めた」

2025.03.31

ニトリ・鈴木天華が退団「多くの方々の支援で競技に打ち込めた」

ニトリは3月31日、鈴木天華が退団することを発表した。 鈴木は千葉県出身の21歳。市船橋高時代には3年時の22年インターハイで女子1500m決勝進出(16位)を果たす。 高校卒業後の23年からはニトリ女子ランニングチーム […]

NEWS 順大の堀越翔人がSUBARUに内定 パラリンピックメダリスト・唐澤剣也のガイドランナーとして競技継続

2025.03.31

順大の堀越翔人がSUBARUに内定 パラリンピックメダリスト・唐澤剣也のガイドランナーとして競技継続

順大は3月24日、堀越翔人がSUBARUに内定し、ガイドランナーとして競技を継続することを発表した。 堀越は前橋育英高(群馬)から順大に入学し、今年の箱根駅伝では4区7位、一昨年の全日本大学駅伝では5区16位の結果を収め […]

NEWS 資生堂の永山忠幸コーチが退任 福士加代子、一山麻緒ら育成、 柴田来夢の引退、2名の退部を発表

2025.03.31

資生堂の永山忠幸コーチが退任 福士加代子、一山麻緒ら育成、 柴田来夢の引退、2名の退部を発表

資生堂を退部する永山コーチ、選手3人らのコメント全文 ●永山忠幸 専任コーチ 「日頃より資生堂ランニングクラブを応援して頂き、本当にありがとうございます。このたび2025年3月末日をもちまして65歳定年により、資生堂ラン […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top