HOME 海外

2023.05.14

オマニャラが今季世界最高の9秒84! 800mワニョニイも1分43秒32 女子走高跳マフチフは今季2m一番乗り/WAコンチネンタルツアー
オマニャラが今季世界最高の9秒84! 800mワニョニイも1分43秒32 女子走高跳マフチフは今季2m一番乗り/WAコンチネンタルツアー

男子100mのオマニャラ

14日、ケニア・ナイロビで世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドの「キプ・ケイノ・クラシック」が行われ、男子100mでF.オマニャラ(ケニア)が9秒84(-0.5)で快勝した。

4月に追い風参考ながら9秒78をマークするなど今季好調のオマニャラは、K.ベナドレク(米国)、M.ブレイシー・ウィリアムス(米国)など、世界大会のメダリストが揃うなか、中盤から他を圧倒。50m付近で身体1つリードすると、その後も2位以下との差を広げてフィニッシュ。ベナドレクに0.14秒の大差をつけて地元の声援に応えた。

中距離種目でもケニア勢の若手が奮闘し、男子800mでは21年U20世界選手権優勝者で18歳のE.ワニョニが自己新の1分43秒32をマーク。1500mでも同じく18歳のR.チェルイヨットが、昨年のアフリカ・チャンピオンのA.キプサングを破り、3分32秒01で快勝している。いずれも今季世界最高タイムだった。

女子800mは昨年の世界選手権銅のM.モラー(ケニア)が1分58秒83で圧勝し、同200mはS.リチャードソン(米国)が22秒07(+1.7)で優勝を果たしている。

フィールドでは、東京五輪で銅メダルを獲得しているY.マフチフ(ウクライナ)が2m00をクリア。今季初屋外試合で2m台ジャンプを見せた。また、男子やり投ではH.ハーマン(ベルギー)が自己記録を7m近く更新する87m35で優勝を飾った。

14日、ケニア・ナイロビで世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドの「キプ・ケイノ・クラシック」が行われ、男子100mでF.オマニャラ(ケニア)が9秒84(-0.5)で快勝した。 4月に追い風参考ながら9秒78をマークするなど今季好調のオマニャラは、K.ベナドレク(米国)、M.ブレイシー・ウィリアムス(米国)など、世界大会のメダリストが揃うなか、中盤から他を圧倒。50m付近で身体1つリードすると、その後も2位以下との差を広げてフィニッシュ。ベナドレクに0.14秒の大差をつけて地元の声援に応えた。 中距離種目でもケニア勢の若手が奮闘し、男子800mでは21年U20世界選手権優勝者で18歳のE.ワニョニが自己新の1分43秒32をマーク。1500mでも同じく18歳のR.チェルイヨットが、昨年のアフリカ・チャンピオンのA.キプサングを破り、3分32秒01で快勝している。いずれも今季世界最高タイムだった。 女子800mは昨年の世界選手権銅のM.モラー(ケニア)が1分58秒83で圧勝し、同200mはS.リチャードソン(米国)が22秒07(+1.7)で優勝を果たしている。 フィールドでは、東京五輪で銅メダルを獲得しているY.マフチフ(ウクライナ)が2m00をクリア。今季初屋外試合で2m台ジャンプを見せた。また、男子やり投ではH.ハーマン(ベルギー)が自己記録を7m近く更新する87m35で優勝を飾った。

【動画】男子100mで今季世界最高をマークしたオマニャラ

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.26

東京世界陸上8日目イブニングセッションのチケットが完売!売り上げ総数は30万枚突破

公益財団法人東京2025世界陸上財団は3月26日、東京世界選手権のチケットの販売状況について、大会8日目(9月20日)のイブニングセッションのチケットが完売したこと、これまでの売り上げ総数が30万枚を突破したことを発表し […]

NEWS 東京世界陸上へ準備は最終段階へ!25年度事業計画を発表「準備・計画から実施のフェーズへ」

2025.03.26

東京世界陸上へ準備は最終段階へ!25年度事業計画を発表「準備・計画から実施のフェーズへ」

東京2025世界陸上財団は3月26日に理事会を開き、2025年度事業計画書を発表した。 9月13日の大会開幕まで半年を切り、「ここまで準備を順調に進めてきた」と武市敬事務総長。計画には「本番に向けての運営トレーニングでの […]

NEWS 世界陸連が300mHを公式種目として承認 ロシア、ベラルーシへの国際大会出場規制は継続

2025.03.26

世界陸連が300mHを公式種目として承認 ロシア、ベラルーシへの国際大会出場規制は継続

世界陸連(WA)は3月24日、25日と中国・南京で理事会を開き、300mハードルを公式種目として承認し、競技規則に記載することを発表した。 日本ではすでに国スポなどで実施されている300mハードルだが、今後は世界陸連の記 […]

NEWS 世界陸連 女子選手に事前資格審査を導入「生物学的に女性選手のみとすることが公平性を保つために不可欠」

2025.03.26

世界陸連 女子選手に事前資格審査を導入「生物学的に女性選手のみとすることが公平性を保つために不可欠」

世界陸連(WA)は3月24日、25日と中国・南京で理事会を開き、トランスジェンダーなどの選手に関する作業部会から出された提言を承認し、女子種目に出場する選手に対して事前資格審査制を導入するとした。 女子カテゴリーでの種目 […]

NEWS 世界リレー 26年はボツワナ、28年はバハマでの開催が決定!  26年世界競歩チーム選手権はブラジルで

2025.03.26

世界リレー 26年はボツワナ、28年はバハマでの開催が決定! 26年世界競歩チーム選手権はブラジルで

世界陸連(WA)は3月24、25日に評議会を開催し、今後の世界大会の開催日時やルールの改定について発表した。 新たに開催場所が決まったのは26年世界リレーと28年世界リレー、26年世界競歩チーム選手権の3大会。26年の世 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top