HOME 国内、大学

2023.05.14

中大キャプテン湯浅仁が1部ハーフ日本人トップ!「まだまだ課題ある」/関東IC
中大キャプテン湯浅仁が1部ハーフ日本人トップ!「まだまだ課題ある」/関東IC

23年関東インカレ1部ハーフマラソンで日本人トップ(2位)だった湯浅仁

◇第102回関東インカレ(5月11日~14日/神奈川・ギオンスタジアム相模原)4日目

関東インカレ4日目が行われ、男子1部ハーフマラソンは湯浅仁(中大)が1時間2分35秒で日本人トップの2位に入った。

序盤でブライアン・キピエゴ(山梨学大)が飛び出し、その後ろから杉彩文海(明大)と稲毛崇斗(法大)が追う展開。「アップダウンがキツいコースなので、序盤は落ち着いて後半から上げていくつもりでした」と、湯浅はさらに後ろの集団で力を溜めた。

15km地点では先頭をいくキピエゴから20秒差の単独3位へ浮上。3秒前を走る梅崎蓮(東洋大)との差も徐々に縮まり、終盤で逆転した。「日本人トップでうれしいです」としつつ、優勝したキピエゴには19秒届かなかったことから、「1位を狙っていたので、まだまだ課題があるなと感じました」と慢心しなかった。

中大は1月の箱根駅伝で駒大に次ぐ2位となり、今季は吉居大和や中野翔太(ともに4年)、吉居駿恭、溜池一太(ともに2年)ら強力な選手がそろう。駅伝主将として牽引する湯浅は「中大には意識の高い選手がそろっています。1人ひとりがしっかりやっているので、自分は結果で引っ張っていきたい」と充実した表現で締めくくった。

◇第102回関東インカレ(5月11日~14日/神奈川・ギオンスタジアム相模原)4日目 関東インカレ4日目が行われ、男子1部ハーフマラソンは湯浅仁(中大)が1時間2分35秒で日本人トップの2位に入った。 序盤でブライアン・キピエゴ(山梨学大)が飛び出し、その後ろから杉彩文海(明大)と稲毛崇斗(法大)が追う展開。「アップダウンがキツいコースなので、序盤は落ち着いて後半から上げていくつもりでした」と、湯浅はさらに後ろの集団で力を溜めた。 15km地点では先頭をいくキピエゴから20秒差の単独3位へ浮上。3秒前を走る梅崎蓮(東洋大)との差も徐々に縮まり、終盤で逆転した。「日本人トップでうれしいです」としつつ、優勝したキピエゴには19秒届かなかったことから、「1位を狙っていたので、まだまだ課題があるなと感じました」と慢心しなかった。 中大は1月の箱根駅伝で駒大に次ぐ2位となり、今季は吉居大和や中野翔太(ともに4年)、吉居駿恭、溜池一太(ともに2年)ら強力な選手がそろう。駅伝主将として牽引する湯浅は「中大には意識の高い選手がそろっています。1人ひとりがしっかりやっているので、自分は結果で引っ張っていきたい」と充実した表現で締めくくった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.26

日本選手権室内・日本室内大阪大会が終了 リレーフェス今年実施せず、U16リレーは7/12~13の日本選手権リレー・混成と併催

日本陸連は3月26日、都内で理事会を開き、2025年度の主要競技会日程を承認した。 これまで、主に毎年2月に実施していた日本選手権室内・日本室内大阪大会は終了とし、25年度から行われない。 同大会は元々、1984年に「国 […]

NEWS 【男子3000m】尾田祥太(Runup Academy・中2) 8分37秒25=中2歴代6位

2025.03.26

【男子3000m】尾田祥太(Runup Academy・中2) 8分37秒25=中2歴代6位

3月22日、名古屋市のパロマ瑞穂北陸上競技場で愛知陸協長距離競技会(第1回トヨタ紡織記録挑戦会)が行われ、男子3000mに出場した尾田祥太(Runup Academy/岡崎南中2愛知)が8分37秒25の中2歴代6位のタイ […]

NEWS セイコーGGPと日本選手権で東京世界陸上の運営トレーニング実施「大会運営に必要な能力・経験」の蓄積目指す

2025.03.26

セイコーGGPと日本選手権で東京世界陸上の運営トレーニング実施「大会運営に必要な能力・経験」の蓄積目指す

公益財団法人東京2025世界陸上財団は3月26日に理事会を開き、本番での運営能力向上を図るため、運営トレーニングを実施することを発表した。 トレーニングの対象大会は、本番のメイン会場である国立競技場で行われるセイコーゴー […]

NEWS スズキの田原遼太郎が現役引退 800mインターハイ出場 大学時代は関西インカレ1万m優勝

2025.03.26

スズキの田原遼太郎が現役引退 800mインターハイ出場 大学時代は関西インカレ1万m優勝

スズキは所属する田原遼太郎が現役を引退し、社業に専念することを発表した。 田原は大阪府出身の26歳。中学から陸上を始め、当初は800mなど中距離に取り組み、13年全中では準決勝まで進んでいる。大阪高でもトラックや高校駅伝 […]

NEWS 東京世界陸上ボランティアに3100人が採用 周辺協力者含めて3400人で構成

2025.03.26

東京世界陸上ボランティアに3100人が採用 周辺協力者含めて3400人で構成

公益財団法人東京世界陸上財団は3月26日に理事会を開催し、ボランティアの採用結果について発表した。 11月1日から12月17日までの期間で募集し、当初想定していた募集人数3000人程度を大きく上回る8,276人が応募。そ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top