◇第102回関東インカレ(5月11日~14日/神奈川・ギオンスタジアム相模原)1日目
関東インカレの1日目に女子走幅跳が行われ、乙津美月(日女体大)が6m23(+2.2)を跳んで優勝した。
3回目に5m96(+3.2)を跳んでトップだった乙津だが、ルーキーの秦くるみ(筑波大)が6回目に6m06(+3.3)をジャンプしたことで2位に順位を下げて最終跳躍を迎えた。
「何も考えず、ではないですが、応援を気持ちに込めて全力で跳びました」というラストジャンプで、自己記録6m03を大きく上回る6m23をマーク。「いつもより力強く踏み切れて、歓声も上がったので行ったのかなと思いました」。追い風参考となったものの「逆転優勝できてうれしいです」と笑顔が弾けた。
橋岡優輝(富士通)の母校・八王子高(東京)出身で、渡邊大輔先生の指導で3年時のインターハイは走幅跳4位に走り、三段跳(19位)でも全国へ進んだ。前回の関東インカレはベストを跳んだものの2位だったが、リベンジを果たした。
高校最後の日本室内大会は制しているが、主要選手権や対校戦ではこれがうれしい初タイトル。ここに向けては「調子は良くてウエイトトレーニングなども上がっていた」が、「まだ助走が安定していない」と反省も忘れない。
この種目の同校勢による優勝は中原ゆかり(85回、86回)以来、17年ぶり。今年の最大ターゲットは日本インカレで、学生日本一決定戦に向けてさらなるジャンプアップを目指す。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.04.23
-
2025.04.23
-
2025.04.23
-
2025.04.17
-
2025.04.19
-
2025.04.17
-
2025.04.20
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.01
-
2025.04.12
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.23
【選手名鑑】小林 香菜
小林 香菜 KOBAYASHI KANA 大塚製薬 2001年4月44日 前橋三(群馬)→早大本庄高(埼玉)→早大 自己ベスト 5000m:15.45.68(24年) 10000m:32.22.98(24年) マラソン: […]
2025.04.23
【選手名鑑】吉川 絢斗
吉川 絢斗 YOSHIKAWA KENTO SNS: サンベルクス 2001年8月9日 中山中(神奈川)→中大横浜高(神奈川)→東学大 20kmW:1.17.38(25年) ■代表歴 世界選手権(25東京) 【年度別ベス […]
2025.04.23
【選手名鑑】近藤 亮太
近藤 亮太 Kondo Ryota SNS: 三菱重工 1999年10月5日 島原一中(長崎)→島原高(長崎)→順大 自己ベスト 5000m:13.42.08(24年) 10000m:28.16.14(23年) マラソン […]
2025.04.23
男子5000m五輪メダリストのポール・チェリモ インタビュー「マラソンで米国記録を作る」
4月上旬、フランス・パリでランニングブランド「KIPRUN(キプラン)」の新作シューズ発表イベントが行われた。KIPRUNとして過去最大となったイベントでは、カーボンプレート搭載のシューズについての説明が行われただけでな […]
2025.04.23
【世界陸上プレイバック】―95年イエテボリ―エドワーズが三段跳で世界記録の圧巻のパフォーマンス!山崎一彦が400mHで同種目初のファイナリストに
今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)