HOME 国内

2023.04.23

女子ハンマー投・藤本咲良が62m06で地元GP日本人トップ!4月に歴代9位など今季好調/兵庫RC
女子ハンマー投・藤本咲良が62m06で地元GP日本人トップ!4月に歴代9位など今季好調/兵庫RC

女子ハンマー投の藤本咲良(コンドーテック)

◇第71回兵庫リレーカーニバル(4月22日~23日/兵庫・神戸総合)

日本グランプリシリーズG2の兵庫リレーカーニバルの2日目が行われ、女子ハンマー投は地元・市尼崎高出身の藤本咲良(コンドーテック)が日本歴代9位の自己ベスト(62m59)に迫る62m06をマーク。大会新の64m36を放った余雅倩(台湾)に次ぐ2位を占めた。

出場者が6人と、トップ8漏れのない試合だったとはいえ、最初の2投がいずれもファウルというスタートに。それでも、3投目に60m28を投じて2位に浮上すると、4投目にこの日のベストをスローした。

5投目(60m16)、6投目(61m42)と、有効試技4投すべてが60mオーバーと安定感が光った。

高校時代は円盤投が主体で、ハンマー投をメインにしたのは中京大に入学してから。そこから着実に力をつけ、大学4年だった2020年の日本インカレで3位、日本選手権は5位に入賞。3年時の59m50が大学ベストだった。

卒業後はコンドーテック所属で競技を続け、社会人1年目に初めて60mオーバー。昨年の日本選手権では日本歴代11位の61m75で、自身最高位の2位に入っている。

今季は春先から好投を続け、地元のビッグゲームで日本人トップ。好調な滑り出しで、今後の飛躍を予感させる。

広告の下にコンテンツが続きます
◇第71回兵庫リレーカーニバル(4月22日~23日/兵庫・神戸総合) 日本グランプリシリーズG2の兵庫リレーカーニバルの2日目が行われ、女子ハンマー投は地元・市尼崎高出身の藤本咲良(コンドーテック)が日本歴代9位の自己ベスト(62m59)に迫る62m06をマーク。大会新の64m36を放った余雅倩(台湾)に次ぐ2位を占めた。 出場者が6人と、トップ8漏れのない試合だったとはいえ、最初の2投がいずれもファウルというスタートに。それでも、3投目に60m28を投じて2位に浮上すると、4投目にこの日のベストをスローした。 5投目(60m16)、6投目(61m42)と、有効試技4投すべてが60mオーバーと安定感が光った。 高校時代は円盤投が主体で、ハンマー投をメインにしたのは中京大に入学してから。そこから着実に力をつけ、大学4年だった2020年の日本インカレで3位、日本選手権は5位に入賞。3年時の59m50が大学ベストだった。 卒業後はコンドーテック所属で競技を続け、社会人1年目に初めて60mオーバー。昨年の日本選手権では日本歴代11位の61m75で、自身最高位の2位に入っている。 今季は春先から好投を続け、地元のビッグゲームで日本人トップ。好調な滑り出しで、今後の飛躍を予感させる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.12.13

國學院大エースの平林清澄「どの区間でもエースとしての走りをする」最後の箱根駅伝「監督を大号泣させたい」

第101回箱根駅伝に出場する國學院大が12月13日、東京の渋谷キャンパスで壮行会が開かれ、前田康弘監督と選手たちが登壇。壮行会後に主将の平林清澄(4年)が報道陣の合同取材に応じた。 2冠を獲得しているだけに、壮行会にはフ […]

NEWS 國學院大・前田康弘監督 箱根駅伝初制覇へ「復路で仕留めにいく」自身も駒大初Vの主将「平林にも…」

2024.12.13

國學院大・前田康弘監督 箱根駅伝初制覇へ「復路で仕留めにいく」自身も駒大初Vの主将「平林にも…」

第101回箱根駅伝に出場する國學院大が12月13日、東京の渋谷キャンパスで壮行会が開かれ、前田康弘監督と選手たちが登壇。壮行会後に前田監督が報道陣の合同取材に応じた。 前田監督は壮行会を振り返り、「すごい人数でビックリし […]

NEWS 箱根駅伝初V狙う國學院大が壮行会 前田康弘監督「チーム力、団結力がある」

2024.12.13

箱根駅伝初V狙う國學院大が壮行会 前田康弘監督「チーム力、団結力がある」

第101回箱根駅伝に出場する國學院大が12月13日、東京の渋谷キャンパスで壮行会が開かれ、前田康弘監督と選手たちが登壇した。 出雲駅伝、全日本大学駅伝を制した國學院大。多くのファン・学生が壮行会を見守り、その注目度の高さ […]

NEWS 40歳・岡本直己が来年1月で引退へ 都道府県駅伝通算134人抜き、マラソンでも活躍

2024.12.13

40歳・岡本直己が来年1月で引退へ 都道府県駅伝通算134人抜き、マラソンでも活躍

中国電力に所属する岡本直己が来年1月に引退することが12月13日、明らかになった。 1984年5月生まれで40歳の岡本。鳥取・東伯中、由良育英高(現・鳥取中央育英高)を経て明大に進んだ。大学2年時には、箱根駅伝予選会の1 […]

NEWS ユニクロの長沼祥吾監督が11月末で退任 プリンセス駅伝でトップ通過に導く 後任は未定

2024.12.13

ユニクロの長沼祥吾監督が11月末で退任 プリンセス駅伝でトップ通過に導く 後任は未定

12月13日、ユニクロは長沼祥吾監督が11月末で退任し、来年2月末をもって退社することを発表した。 長沼監督は長崎県出身の56歳。筑波大大学院を修了後、94年に営団地下鉄陸上部の立ち上げにあたって監督に就任。世界選手権マ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top