2023.04.08
◇金栗記念選抜陸上中長距離大会2023(4月8日/熊本・えがお健康スタジアム)
日本グランプリシリーズの金栗記念が行われ、男子1500mは館澤亨次(DeNA)が3分41秒00で制した。横田真人(TWO LAPS)がペースメーカーを務め、400mを58秒で通過。3000m障害日本記録保持者で、昨年この大会で3分36秒59を出している三浦龍司(順大)が食らいつく。
800mが1分57秒、1000mを2分26秒と横田がペースを作るが少しずつ遅れ始める。ここで横田が外れ、三浦と才記壮人(富士山の銘水)が前に行くが、残り250mあたりで館澤が切り替えて先頭へ。力強くフィニッシュラインを駆け抜けた。
館澤は「ペースメイクににつけなかったのが反省点ですが、ラストで切り替えられたのは苦手を克服できました」と言う。3分40秒切りと自己記録(3分38秒35)の更新を目指していたようで「あと一歩足りない」と悔しがる。それでも17、18、20年日本選手権チャンピオンは「好調なので次に生かしたい。自己ベストを更新できれば、次に日本記録、世界陸上に届くように頑張りたいです」と復活をアピールした
三浦は3分41秒82で2位。「昨年に引き続き良いペースメイクをしていただいて、いい展開で自分もいけたのですが力不足でした」と言いつつも、「シーズンインとしてはまずまず」と振り返った。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.03.31
京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走
-
2025.03.31
-
2025.03.31
-
2025.03.31
-
2025.03.31
-
2025.03.25
-
2025.03.26
-
2025.03.31
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.03.23
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.31
【世界陸上プレイバック】―91年東京―国立競技場がルイスに熱狂!マラソン谷口が殊勲の金メダル
今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]
2025.03.31
京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走
京セラの白井明衣が、3月23日に行われた鹿児島県実業団陸上競技記録会の女子3000mに出場。このレースをもって競技生活を引退することが公式Instagramで伝えられた。 白井は山口・中村女高を卒業後、2020年より京セ […]
2025.03.31
NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部
NDソフトは2024年度で大倉秀太、鈴木太基の2選手が退部すると発表した。 鈴木は愛知・豊川工高を経て大東大に進学。4年時には全日本大学駅伝で7区4位、箱根駅伝7区9位と3大駅伝に出走している。卒業後はラフィネで活動し、 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報