HOME 国内

2023.04.08

女子1500m田中希実は4分20秒11で2位「余裕を作れなかった」/金栗記念
女子1500m田中希実は4分20秒11で2位「余裕を作れなかった」/金栗記念

田中希実(New Balance)

◇金栗記念選抜陸上中長距離大会2023(4月8日/熊本・えがお健康スタジアム)

日本グランプリシリーズの金栗記念が行われ、女子1500mは後藤夢(ユニクロ)が4分17秒98で制し、日本記録保持者(3分59秒19)でプロランナーとして新たなシーズンを迎えた田中希実(New Balance)は4分20秒11の2位だった。

ペースメーカーについた田中だが、「余裕を作れなかった」。残り200mで後藤が前に出るとそれにつけず。「ラストも全然動かきませんでした。良くなかったです」と振り返る。「とにかくもう一度、4分ひとケタで走り、ブダペスト世界選手権の参加標準記録(4分03秒05)を狙って、世界でしっかり戦えることを見据えたい」と語った。

田中は東京五輪で8位入賞。昨年のオレゴン世界選手権には1500mの他に、5000m、800mでも出場した。豊田自動織機を退部し、今春からプロランナーとして「New Balance」所属となった。4分20秒以上を要したのは2020年10月以来、2年以上ぶりだった。

◇金栗記念選抜陸上中長距離大会2023(4月8日/熊本・えがお健康スタジアム) 日本グランプリシリーズの金栗記念が行われ、女子1500mは後藤夢(ユニクロ)が4分17秒98で制し、日本記録保持者(3分59秒19)でプロランナーとして新たなシーズンを迎えた田中希実(New Balance)は4分20秒11の2位だった。 ペースメーカーについた田中だが、「余裕を作れなかった」。残り200mで後藤が前に出るとそれにつけず。「ラストも全然動かきませんでした。良くなかったです」と振り返る。「とにかくもう一度、4分ひとケタで走り、ブダペスト世界選手権の参加標準記録(4分03秒05)を狙って、世界でしっかり戦えることを見据えたい」と語った。 田中は東京五輪で8位入賞。昨年のオレゴン世界選手権には1500mの他に、5000m、800mでも出場した。豊田自動織機を退部し、今春からプロランナーとして「New Balance」所属となった。4分20秒以上を要したのは2020年10月以来、2年以上ぶりだった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.31

SUBARUの真船恭輔が現役引退「本当に楽しい陸上人生」小山司、小林光二コーチも社業に専念

SUBARUは3月31日付で引退選手と退部者を発表した。 真船恭輔、小山司の2名が現役を引退する。真船は1997年生まれの27歳。学法石川高(福島)時代には2年連続で全国高校駅伝に出場。相澤晃(旭化成)、阿部弘輝(住友電 […]

NEWS 【世界陸上プレイバック】―91年東京―国立競技場がルイスに熱狂!マラソン谷口が殊勲の金メダル

2025.03.31

【世界陸上プレイバック】―91年東京―国立競技場がルイスに熱狂!マラソン谷口が殊勲の金メダル

今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]

NEWS 京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走

2025.03.31

京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走

京セラの白井明衣が、3月23日に行われた鹿児島県実業団陸上競技記録会の女子3000mに出場。このレースをもって競技生活を引退することが公式Instagramで伝えられた。 白井は山口・中村女高を卒業後、2020年より京セ […]

NEWS NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部

2025.03.31

NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部

NDソフトは2024年度で大倉秀太、鈴木太基の2選手が退部すると発表した。 鈴木は愛知・豊川工高を経て大東大に進学。4年時には全日本大学駅伝で7区4位、箱根駅伝7区9位と3大駅伝に出走している。卒業後はラフィネで活動し、 […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」

2025.03.31

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」 彼はゴール後のインタ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top