2023.04.06

東京マラソン2023のレース後、アシックスの関係者用のホスピタリティラウンジでインタビューに応じてくれた細谷恭平(黒崎播磨)。手に持っているシューズはこの日着用した「メタスピード スカイ+」
Photo/有川秀明
東京マラソン2023で日本記録更新を目指し、誰よりも積極的にレースを進めていたのが細谷恭平(黒崎播磨)だった。後半ペースダウンこそしたものの、最後まで粘り抜き2時間8分10秒にまとめている。細谷にとっては悔しいレースになったが、このチャレンジがどんなものだったかを振り返る。
また、これまでの5レースは、初マラソンを除けば、2時間6分台〜8分前半と高いアベレージを誇る。10月に迫ったパリ五輪マラソン日本代表選考会(MGC)でも細谷は優勝候補の一人と見ていい。かつてはケガが多かった細谷が、社会人になって躍進を続ける秘訣にも迫る。
序盤から積極的な位置取り
3月5日に開催された東京マラソン2023。細谷恭平(黒崎播磨)は、ペースメーカーのすぐ後ろに位置取って、序盤から積極的にレースを進めていた。
「前半は(1km)2分56秒から57秒ペースで進みましたが、条件も良かったですし、全然速すぎるとは思わなかった。そのペースに対して壁を感じることもありませんでした」
日本記録を上回るハイペースもまったく苦ではなかった。この日の細谷はそれほど絶好調だった。
しかし、「記録を出さなきゃ、っていう気持ちが先行してしまった」と振り返るように、積極的なレースを見せたことで想定以上の体力を使ってしまったのも事実。ペースメーカーのペースがなかなか安定しなかった序盤は、細谷は細かなペースの上げ下げに付き合うことになった。

東京マラソンのレース前半、細谷(左端)は強豪ひしめく海外ランナーとともにペースメーカーのすぐ後方に位置する積極的な走りを見せた
©東京マラソン財団
「状態が良かったので、前のほうでレースを進めたんですけど、前半に無駄な動きがあった分、呼吸よりも先に脚にダメージが来てしまいました。いつも力を出し切るレースを心がけているんですけど、“もっと行きたい”と思っても、身体が付いてきませんでした」
中間点を過ぎて徐々に先頭集団の中でポジションを下げると、25kmで後れをとってしまう。
「練習の準備段階の時間に比べたら、レースで走るのは一瞬。できる範囲のパフォーマンスを出し切ろうと意識しています。次につながることがあるので、レースは一つも無駄にはしたくない」
思うように脚を動かせなくなっても、気持ちを切らさずに走り切り、2時間8分10秒(14位/日本人選手5番目)でレースを終えた。
(★=自己ベスト)
2020年 3月 | びわ湖 | 120位 | 2.28.47 |
2021年 2月 | びわ湖 | 3位 | 2.06.35★ |
2021年12月 | 福岡国際 | 2位 | 2.08.16 |
2022年10月 | シカゴ | 6位 | 2.08.05 |
2023年 3月 | 東 京 | 14位 | 2.08.10 |
シカゴマラソンでの後悔が“チャレンジ精神”に火をつけた
このように、細谷が東京マラソンでチャレンジングなレースをしたのには、もちろん理由がある。それは昨年10月のシカゴマラソン(米国)にまで遡る。シカゴは細谷にとってはマラソン4戦目で、初の海外マラソンでもあった。
ワールドマラソンメジャーズ(東京、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨーク)の1つであるシカゴには、世界のトップランナーが集結するため、ペースメーカーは1km約2分56秒ペースで進む第1グループと約2分59秒ペースの第2グループとが設定された。
細谷は2021年12月の福岡国際マラソン(日本人トップの2位)で2分58秒ペースを経験していたが、この時は、それよりも遅い第2グループを選択した。
「大会記録を狙う2分56秒設定が“速すぎる”って思ってしまいました。でも、第2グループを選択したら、レースではキロ3分ペースよりも遅かったんですよね。3分2秒とか3秒でレースが進んで……。その分、後半に足が残っていたので、最後は上げられたんですけどね」

レース2日前の記者会見で「最低でも日本人トップ。日本記録は通過点だと思うので、そこを狙っていきたい」と意欲的な発言をしていた
©東京マラソン財団
後半に入ってもイーブンペースを刻み、35km以降は少しペースアップ。終盤に前をいく選手を1人、また1人と抜いていった。そして、2時間8分05秒のセカンドベストで6位入賞を果たした。
しかし、順位やタイムだけを見れば上々の結果でも、細谷にとっては悔いが残るレースになった。
「初めてのワールドマラソンメジャーズ挑戦でしたが、理想を言えば第1グループで行くべきでした。『2分56秒設定が速すぎる』っていう頭(考え方)を変えなきゃなって思いました」
シカゴでの後悔が、細谷のチャレンジ精神に火を付けた。
自分の“殻”を破るための挑戦
さらに話を遡ると、細谷は2021年の福岡国際マラソンで日本人トップとなり、今年の10月15日に開催されるパリ五輪マラソン日本代表選考会(マラソングランドチャンピオンシップ=MGC)の出場権獲得者第1号となっている。
「MGCの前に世界大会を経験したかった」
こう話すように、今年度は強行日程になるのを承知の上で、MGCのわずか7週間前にブダペスト世界選手権(男子マラソンは8月27日)に出場することをも目標に掲げていた。それには順位はもとより、今回の派遣設定タイム(2時間7分39秒)をも突破しなければならなかった。
無難にそのタイムを狙うのであれば、1km3分ペースで設定される大阪マラソンなど他の対象レースを選ぶのも手だっただろう。ただ、シカゴの後悔があっただけに、その選択をすることは自分自身が納得しなかった。
「(大阪マラソンなどを選んでいたら)ひょっとしたら、派遣設定タイムを出せたかもしれません。でも、それだと次に進むことができない。それに、シカゴで経験したことの意味がなくなってしまう」
キロ2分57~58秒で進む東京マラソンに出場したのは、自身の“殻”を破るためでもあった。
「最低でも日本人トップ。日本記録(2時間4分56秒)は通過点だと思うので、そこも狙っていきたい」。そう意気込んで東京に臨んでいた。
結局、それは叶わなかったものの、シカゴの2時間8分05秒と今回の東京の2時間8分10秒とでは、タイムはそれほど変わらなくとも、そのレース内容が大きく異なる。
「前半の貯金があったのにもかかわらず、2時間4分台にトライした上で、2時間8分かかってしまった。僕の中では“まとめた”と言うことはできない」
細谷の自己評価は辛いものだが、集団の中での位置取りなど修正できる課題も多い。今回炙り出された課題は、次の目標レースであるMGCに生かすつもりだ。
いつも通りの練習で、いつも以上の好調を実感
シカゴマラソンから東京マラソンまで5ヵ月のスパンの中で、細谷はさまざまなレースでレベルの高い走りを見せていた。
11月3日の九州実業団駅伝でチームは1区から先頭を突っ走って初優勝を飾ったが、細谷は中盤の要である5区(13.0km)を務めて後続との差を10秒から一気に1分27秒まで広げ、勝利への決定打を放った。
そこから4週間後の八王子ロングディスタンス10000mでは27分54秒83の自己ベストをマーク。元旦のニューイヤー駅伝では各チームのエース級が集う最長の4区(22.4km)で2年連続の区間賞こそ逃したものの、区間2位の力走でチームを15位から7位に押し上げる8人抜きを演じるなど、好調を維持したまま東京マラソンに向けた本格的な準備に入っていった。
東京のレース前、準備について問われると、細谷は「いつも通りにできた」と答えていた。
「僕らは駅伝もしっかりやるチームなので、ニューイヤー駅伝が終わってから、それぞれの大会に合わせて40km走などを組んでいきます」

東京マラソンのレース後半、苦しくなった場面でもリズムを崩さないところが細谷の真骨頂でもある
©東京マラソン財団
40km走を例にすると、今回、細谷は4本実施した。設定タイムは気候やコンディションによって変わるが、1本目は2時間18分~20分、本数を重ねるごとに徐々にペースを上げていき、最後の1本は2時間12分~13分で走る、といった具合だ。これが細谷の言う“いつも通り”のマラソン練習だ。
「いつもだったら設定したペースで行けない時もあるのですが、今回は4本とも設定タイムで走れました」
細谷がこう振り返るように、絶好調の根拠はいつも通りのマラソン練習にもあった。
10月のMGCに向けても、これまでのマラソンと同じようなアプローチになるという。そのレース前に細谷に『どの程度余裕をもってマラソントレーニングをこなせた?』と問えば、調子を推測することができるだろう。
【後編へ続く】
文:福本ケイヤ/月刊陸上競技
細谷恭平らトップアスリートに学ぶ、「新時代の履き分け」。詳細はこちら

Photo/有川秀明[/caption] 東京マラソン2023で日本記録更新を目指し、誰よりも積極的にレースを進めていたのが細谷恭平(黒崎播磨)だった。後半ペースダウンこそしたものの、最後まで粘り抜き2時間8分10秒にまとめている。細谷にとっては悔しいレースになったが、このチャレンジがどんなものだったかを振り返る。 また、これまでの5レースは、初マラソンを除けば、2時間6分台〜8分前半と高いアベレージを誇る。10月に迫ったパリ五輪マラソン日本代表選考会(MGC)でも細谷は優勝候補の一人と見ていい。かつてはケガが多かった細谷が、社会人になって躍進を続ける秘訣にも迫る。
序盤から積極的な位置取り
3月5日に開催された東京マラソン2023。細谷恭平(黒崎播磨)は、ペースメーカーのすぐ後ろに位置取って、序盤から積極的にレースを進めていた。 「前半は(1km)2分56秒から57秒ペースで進みましたが、条件も良かったですし、全然速すぎるとは思わなかった。そのペースに対して壁を感じることもありませんでした」 日本記録を上回るハイペースもまったく苦ではなかった。この日の細谷はそれほど絶好調だった。 しかし、「記録を出さなきゃ、っていう気持ちが先行してしまった」と振り返るように、積極的なレースを見せたことで想定以上の体力を使ってしまったのも事実。ペースメーカーのペースがなかなか安定しなかった序盤は、細谷は細かなペースの上げ下げに付き合うことになった。 [caption id="attachment_95833" align="alignnone" width="800"]
©東京マラソン財団[/caption] 「状態が良かったので、前のほうでレースを進めたんですけど、前半に無駄な動きがあった分、呼吸よりも先に脚にダメージが来てしまいました。いつも力を出し切るレースを心がけているんですけど、“もっと行きたい”と思っても、身体が付いてきませんでした」 中間点を過ぎて徐々に先頭集団の中でポジションを下げると、25kmで後れをとってしまう。 「練習の準備段階の時間に比べたら、レースで走るのは一瞬。できる範囲のパフォーマンスを出し切ろうと意識しています。次につながることがあるので、レースは一つも無駄にはしたくない」 思うように脚を動かせなくなっても、気持ちを切らさずに走り切り、2時間8分10秒(14位/日本人選手5番目)でレースを終えた。
2020年 3月 | びわ湖 | 120位 | 2.28.47 |
2021年 2月 | びわ湖 | 3位 | 2.06.35★ |
2021年12月 | 福岡国際 | 2位 | 2.08.16 |
2022年10月 | シカゴ | 6位 | 2.08.05 |
2023年 3月 | 東 京 | 14位 | 2.08.10 |
シカゴマラソンでの後悔が“チャレンジ精神”に火をつけた
このように、細谷が東京マラソンでチャレンジングなレースをしたのには、もちろん理由がある。それは昨年10月のシカゴマラソン(米国)にまで遡る。シカゴは細谷にとってはマラソン4戦目で、初の海外マラソンでもあった。 ワールドマラソンメジャーズ(東京、ボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨーク)の1つであるシカゴには、世界のトップランナーが集結するため、ペースメーカーは1km約2分56秒ペースで進む第1グループと約2分59秒ペースの第2グループとが設定された。 細谷は2021年12月の福岡国際マラソン(日本人トップの2位)で2分58秒ペースを経験していたが、この時は、それよりも遅い第2グループを選択した。 「大会記録を狙う2分56秒設定が“速すぎる”って思ってしまいました。でも、第2グループを選択したら、レースではキロ3分ペースよりも遅かったんですよね。3分2秒とか3秒でレースが進んで……。その分、後半に足が残っていたので、最後は上げられたんですけどね」 [caption id="attachment_95834" align="alignnone" width="400"]
©東京マラソン財団[/caption] 後半に入ってもイーブンペースを刻み、35km以降は少しペースアップ。終盤に前をいく選手を1人、また1人と抜いていった。そして、2時間8分05秒のセカンドベストで6位入賞を果たした。 しかし、順位やタイムだけを見れば上々の結果でも、細谷にとっては悔いが残るレースになった。 「初めてのワールドマラソンメジャーズ挑戦でしたが、理想を言えば第1グループで行くべきでした。『2分56秒設定が速すぎる』っていう頭(考え方)を変えなきゃなって思いました」 シカゴでの後悔が、細谷のチャレンジ精神に火を付けた。
自分の“殻”を破るための挑戦
さらに話を遡ると、細谷は2021年の福岡国際マラソンで日本人トップとなり、今年の10月15日に開催されるパリ五輪マラソン日本代表選考会(マラソングランドチャンピオンシップ=MGC)の出場権獲得者第1号となっている。 「MGCの前に世界大会を経験したかった」 こう話すように、今年度は強行日程になるのを承知の上で、MGCのわずか7週間前にブダペスト世界選手権(男子マラソンは8月27日)に出場することをも目標に掲げていた。それには順位はもとより、今回の派遣設定タイム(2時間7分39秒)をも突破しなければならなかった。 無難にそのタイムを狙うのであれば、1km3分ペースで設定される大阪マラソンなど他の対象レースを選ぶのも手だっただろう。ただ、シカゴの後悔があっただけに、その選択をすることは自分自身が納得しなかった。 「(大阪マラソンなどを選んでいたら)ひょっとしたら、派遣設定タイムを出せたかもしれません。でも、それだと次に進むことができない。それに、シカゴで経験したことの意味がなくなってしまう」 キロ2分57~58秒で進む東京マラソンに出場したのは、自身の“殻”を破るためでもあった。 「最低でも日本人トップ。日本記録(2時間4分56秒)は通過点だと思うので、そこも狙っていきたい」。そう意気込んで東京に臨んでいた。 結局、それは叶わなかったものの、シカゴの2時間8分05秒と今回の東京の2時間8分10秒とでは、タイムはそれほど変わらなくとも、そのレース内容が大きく異なる。 「前半の貯金があったのにもかかわらず、2時間4分台にトライした上で、2時間8分かかってしまった。僕の中では“まとめた”と言うことはできない」 細谷の自己評価は辛いものだが、集団の中での位置取りなど修正できる課題も多い。今回炙り出された課題は、次の目標レースであるMGCに生かすつもりだ。いつも通りの練習で、いつも以上の好調を実感
シカゴマラソンから東京マラソンまで5ヵ月のスパンの中で、細谷はさまざまなレースでレベルの高い走りを見せていた。 11月3日の九州実業団駅伝でチームは1区から先頭を突っ走って初優勝を飾ったが、細谷は中盤の要である5区(13.0km)を務めて後続との差を10秒から一気に1分27秒まで広げ、勝利への決定打を放った。 そこから4週間後の八王子ロングディスタンス10000mでは27分54秒83の自己ベストをマーク。元旦のニューイヤー駅伝では各チームのエース級が集う最長の4区(22.4km)で2年連続の区間賞こそ逃したものの、区間2位の力走でチームを15位から7位に押し上げる8人抜きを演じるなど、好調を維持したまま東京マラソンに向けた本格的な準備に入っていった。 東京のレース前、準備について問われると、細谷は「いつも通りにできた」と答えていた。 「僕らは駅伝もしっかりやるチームなので、ニューイヤー駅伝が終わってから、それぞれの大会に合わせて40km走などを組んでいきます」 [caption id="attachment_95835" align="alignnone" width="800"]
©東京マラソン財団[/caption] 40km走を例にすると、今回、細谷は4本実施した。設定タイムは気候やコンディションによって変わるが、1本目は2時間18分~20分、本数を重ねるごとに徐々にペースを上げていき、最後の1本は2時間12分~13分で走る、といった具合だ。これが細谷の言う“いつも通り”のマラソン練習だ。 「いつもだったら設定したペースで行けない時もあるのですが、今回は4本とも設定タイムで走れました」 細谷がこう振り返るように、絶好調の根拠はいつも通りのマラソン練習にもあった。 10月のMGCに向けても、これまでのマラソンと同じようなアプローチになるという。そのレース前に細谷に『どの程度余裕をもってマラソントレーニングをこなせた?』と問えば、調子を推測することができるだろう。 【後編へ続く】 文:福本ケイヤ/月刊陸上競技 細谷恭平らトップアスリートに学ぶ、「新時代の履き分け」。詳細はこちら
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