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2020.06.26

編集部コラム「日本選手権優勝者を世代別にまとめてみた」
編集部コラム「日本選手権優勝者を世代別にまとめてみた」

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暇つぶし程度にご覧ください!

第48回「日本選手権優勝者を世代別にまとめてみた(松永貴允)

先日、日本選手権が10月1~3日に開催されることが発表されました。
(※混成競技は9月下旬、長距離種目は12月上旬)

当初は6月25日~28日に大阪・ヤンマースタジアム長居で開催されるはずでしたから、予定通りなら、本日は日本選手権の2日目にあたります。今頃は100m決勝の結果に心躍らせていたのかと思うと、心底コロナが憎いです。。。

とはいえ、久々にトップ選手が集う大会とあって大きな注目を集めることは間違いなさそうです。東京五輪の代表選考は行われませんが、連覇が懸かっているスター選手、初優勝を狙うホープ、ライバルとの久々の勝負に闘志を燃やす選手など、熱き戦いに期待しましょう!

 

話は変わりますが、私は以前このような記事を当コラムで投稿しました。

編集部コラム「日本記録樹立者を世代別にまとめてみた」

「これの日本選手権優勝者バージョンも作ってみたら面白いんじゃないか……??」

ということで、またも作ってみました。その結果が以下の表です。

※1980年度生まれ以降を対象
※リレー種目は除く
※太字は2019年度の優勝者(種目)
※苗字は初優勝時のものを掲載

●1980年度生まれ(13人)
<男子>
末續慎吾(100m・200m)、宮﨑久(200m)、鈴木尚人(800m)、木實淳治(1500m)、内藤真人(110mH)、八幡賢司(110mH)、醍醐直幸(走高跳)、内田剛弘(走高跳)、澤野大地(棒高跳)、平田卓朗(十種競技)
<女子>
池田久美子(100mH・走幅跳)、川崎真裕美(20km競歩)、森千夏(砲丸投)

●1981年度生まれ(11人)
<男子>
辻隼(800m)、佐藤清治(1500m)、荒川大輔(走幅跳)、村川洋平(砲丸投)、田中宏昌(十種競技)
<女子>
松島朋子(800m)、渡邊いくみ(1500m)、藤永佳子(5000m)、福士加代子(5000m)、荒井悦加(3000m障害)、吉田文代(三段跳)

●1982年度生まれ(14人)
<男子>
岩井勇輝(10000m)、谷井孝行(20km競歩・50km競歩)、久保田聡(走高跳)、石川和義(三段跳)、稲葉広幸(三段跳)、畑瀬聡(砲丸投)、小林志郎(円盤投)
<女子>
久保倉里美(400m・400mH)、佐藤真有(400m)、西村美樹(800m)、杉原加代(1500m・10000m)、石野真美(100mH)、藤沢潔香(走高跳)、岡山沙英子(走幅跳)

●1983年度生まれ(5人)
<男子>
村上康則(1500m)、山﨑勇喜(20km競歩・50km競歩)、梶川洋平(三段跳)、野口裕史(ハンマー投)
<女子>
敷本愛(円盤投)

●1984年度生まれ(10人)
<男子>
髙平慎士(200m)、大野龍二(10000m)、三津谷祐(10000m)、成迫健児(400mH)、藤川健司(走幅跳)
<女子>
吉川美香(1500m・10000m)、尾西美咲(5000m)、濵名愛(棒高跳)、桝見咲智子(走幅跳)、宮下梨沙(やり投)

●1985年度生まれ(16人)
<男子>
塚原直貴(100m)、下平芳弘(800m)、上野裕一郎(1500m・5000m)、井野洋(1500m)、松岡佑起(5000m)、篠藤淳(3000m障害)、森岡紘一朗(20km競歩・50km競歩)土屋光(走高跳)、菅井洋平(走幅跳)、山田壮太郎(砲丸投)
<女子>
丹野麻美(400m)、岸川朱里(800m)、桜井里佳(400mH)、大利久美(20km競歩)、海老原有希(やり投)、吉田恵美可(やり投)

●1986年度生まれ(15人)
<男子>
佐分慎弥(100m)、藤光謙司(200m)、口野武史(800m)、佐藤悠基(5000m・10000m)、竹澤健介(10000m)、武田毅(3000m障害)、鈴木義啓(三段跳)、十亀慎也(三段跳)、池田大介(十種競技)、右代啓祐(十種競技)
<女子>
青木沙弥佳(400m、400mH)、陣内綾子(800m・1500m)、中村友梨香(5000m)、渕瀬真寿美(20km競歩・50km競歩)、横溝千明(砲丸投)

●1987年度生まれ(13人)
<男子>
金丸祐三(400m)、横田真人(800m)、渡邊和也(5000m)、星創太(5000m)、鈴木雄介(20km競歩・50km競歩)、藤澤勇(20km競歩)、高張広海(走高跳)、鈴木崇文(棒高跳)、荻田大樹(棒高跳)
<女子>
新谷仁美(5000m・10000m)、我孫子智美(棒高跳)、中尾有沙(三段跳)、東海茉莉花(円盤投)

●1988年度生まれ(16人)
<男子>
江里口匡史(100m)、高瀬慧(100m・200m)、田中佳祐(1500m)、出口和也(5000m)、山下洸(3000m障害)、荒井広宙(50km競歩)、
<女子>
髙橋萌木子(100m・200m)、福島千里(100m・200m)、田中千智(400m)、久保瑠里子(800m)、小林祐梨子(1500m・5000m)、須永千尋(1500m)、西原加純(10000m)、木村文子(100mH)石澤ゆかり(3000m障害)、渡邉有希(走高跳)

●1989年度生まれ(10人)
<男子>
鎧坂哲哉(10000m)、堤雄司(円盤投)、赤穂弘樹(ハンマー投)
<女子>
絹川愛(5000m)、寺田明日香(100mH)、三郷実沙希(3000m障害)、竹田小百合(三段跳)、吉田麻佑(三段跳)、大谷優貴乃(砲丸投)、坂口亜弓(円盤投)

●1990年度生まれ(11人)
<男子>
岸本鷹幸(400mH)、衛藤昂(走高跳)、大岩雄飛(走幅跳)、岡部優真(三段跳)、中村明彦(十種競技)、
<女子>
市川華菜(100m・200m)、紫村仁美(100mH)、前田愛純(走高跳)、青島綾子(棒高跳)、坂本絵梨(三段跳)、赤井涼香(七種競技)

●1991年度生まれ(20人)
<男子>
飯塚翔太(200m)、大迫傑(5000m・10000m)、矢澤航(110mH)、松下祐樹(400mH)、野澤啓佑(400mH)、安部孝駿(400mH)、戸邉直人(走高跳)山本聖途(棒高跳)、柏村亮太(ハンマー投)、ディーン元気(やり投)、新井涼平(やり投)
<女子>
世古和(100m)、新宮美歩(400m)、鈴木亜由子(10000m)、吉良愛美(400mH)、井上麗(20km競歩)、岡田久美子(20km競歩)、京谷萌子(走高跳)、渡邊茜(ハンマー投)、桐山智衣(七種競技)

●1992年度生まれ(14人)
<男子>
山縣亮太(100m)、原翔太(200m)、川元奨(800m)、秋本優紀(1500m)、村山紘太(5000m)、大六野秀畝(10000m)、髙橋英輝(20km競歩)、嶺村鴻汰(走幅跳)、
<女子>
伊藤美穂(800m)、大森郁香(800m)、森智香子(3000m障害)、竜田夏苗(棒高跳)、五十嵐麻央(走幅跳)、宮坂楓(三段跳)

●1993年度生まれ(10人)
<男子>
ケンブリッジ飛鳥(100m)、戸田雅稀(1500m)、松枝博輝(5000m)、増野元太(110mH)、潰滝大記(3000m障害)、湯上剛輝(円盤投)、墨訓熙(ハンマー投)、
<女子>
鍋島莉奈(5000m・10000m)、宇都宮絵莉(400mH)、甲斐好美(走幅跳)

●1994年度生まれ(10人)
<男子>
新井七海(1500m)、服部弾馬(5000m)、高山峻野(110mH)、山下航平(三段跳)
<女子>
山田はな(800m)、小林美香(1500m)、木村友香(1500m・5000m)、青木益未(100mH)、森本麻里子(三段跳)、勝山眸美(ハンマー投)

●1995年度生まれ(17人)
<男子>
桐生祥秀(100m)、田村和希(10000m)金井大旺(110mハードル)、山西利和(20km競歩)野田明宏(50km競歩)、山本凌雅(三段跳)、武田歴次(砲丸投)
<女子>
杉浦はる香(400m)、北村夢(800m)、卜部蘭(800m・1500m)松田瑞生(10000m)、伊藤明子(400mH)、高見澤安珠(3000m障害)、太田亜矢(砲丸投)、辻川美乃利(円盤投)斉藤真理菜(やり投)、山﨑有紀(七種競技)

●1996年度生まれ(9人)
<男子>
ウォルシュ・ジュリアン(400m)、北川貴理(400m)、塩尻和也(3000mSC)
<女子>
松本奈菜子(400m)、青山聖佳(400m)、仲野春花(走高跳)、那須眞由(棒高跳)、秦澄美鈴(走幅跳)ヘンプヒル恵(七種競技)

●1997年度生まれ(5人)
<男子>
館澤亨次(1500m)、阪口竜平(3000m障害)
<女子>
岩田優奈(400m)、郡菜々佳(砲丸投)、北口榛花(やり投)

●1998年度生まれ(6人)
<男子>
サニブラウン・アブデル・ハキーム(100m・200m)、橋岡優輝(走幅跳)、江島雅紀(棒高跳)
<女子>
福田翔子(800m)、神田菜摘(走高跳)、南部珠璃(棒高跳)

●1999年度生まれ(3人)
<女子>
兒玉芽生(200m)川田朱夏(400m)、髙松智美ムセンビ(1500m)

●2000年度生まれ(3人)
<女子>
吉村玲美(3000m障害)、高良彩花(走幅跳)、齋藤真希(円盤投)

●2001年度生まれ(2人)
<男子>
クレイ・アーロン竜波(800m)
<女子>
御家瀬緑(100m)

栄えある第1位は、唯一「20人」の大台に乗せた1991年度生まれの〝プラチナ世代〟。ジュニア期から活躍する選手が多い中、昨年度は4人が日本一に輝きました。なお、男子やり投の新井涼平選手(スズキアスリートクラブ)と女子20km競歩の岡田久美子選手(ビックカメラ)は継続中では現役最長となる6連覇を達成しています。

第2位は「17人」の95年度生まれ。昨年の日本選手権にて800mと1500mの女子中距離2冠に輝いた卜部蘭選手(NIKE TOKYO TC/現・積水化学)など、これから円熟期を迎える世代のため、今後〝プラチナ超え〟を達成する可能性を秘めています。

95年度生まれの卜部蘭選手(左)

第3位は日本記録樹立者ランキングでも4位につけた85年度生まれと、女子の数が10人で最多タイだった88年度生まれが「16人」で並びました。一方で、意外と少なかったのが、日本記録樹立者数でダントツの7人を記録した80年度生まれ。女子が3人しかいなかったのが響き、「13人」にとどまりました。

20人 1991年度生まれ
17人 1995年度生まれ
16人 1985年度生まれ、1988年度生まれ
15人 1986年度生まれ
14人 1982年度生まれ、1992年度生まれ
13人 1980年度生まれ、1987年度生まれ
12人 1981年度生まれ、1990年度生まれ

なお、昨年の大会では男子800mのクレイ・アーロン竜波選手(相洋高・神奈川/相洋AC)と女子100mの御家瀬緑選手(恵庭北高・北海道/現・住友電工)が高校生優勝を果たし、21世紀生まれは計4人となりました。

今年の秋冬に、上記の表がどんな風に変わっていくのか今から楽しみです。

松永貴允(まつなが・たかよし)
月刊陸上競技編集部 最年少編集部員(唯一の平成生まれ)
1991年生まれ。171cm、70kg、東京都三鷹市出身。小学生時代はプロを夢見る野球少年だったが、6年生の時に世界陸上パリ大会をテレビで観て陸上競技に興味を持ち、中学・高校と陸上部(長距離)に所属する。5000mの自己ベストは15分43秒67(2009年9月の日体大長距離競技会)。大学ではラクロス部の主将を務め、その後、紆余曲折を経て2015年からライターとして活動。2018年9月より月陸編集部員に転身した。飯塚翔太選手や大迫傑選手らと同い年の〝プラチナ世代〟でもある。

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第48回「日本選手権優勝者を世代別にまとめてみた(松永貴允)

先日、日本選手権が10月1~3日に開催されることが発表されました。 (※混成競技は9月下旬、長距離種目は12月上旬) 当初は6月25日~28日に大阪・ヤンマースタジアム長居で開催されるはずでしたから、予定通りなら、本日は日本選手権の2日目にあたります。今頃は100m決勝の結果に心躍らせていたのかと思うと、心底コロナが憎いです。。。 とはいえ、久々にトップ選手が集う大会とあって大きな注目を集めることは間違いなさそうです。東京五輪の代表選考は行われませんが、連覇が懸かっているスター選手、初優勝を狙うホープ、ライバルとの久々の勝負に闘志を燃やす選手など、熱き戦いに期待しましょう!   話は変わりますが、私は以前このような記事を当コラムで投稿しました。 https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/6863 「これの日本選手権優勝者バージョンも作ってみたら面白いんじゃないか……??」 ということで、またも作ってみました。その結果が以下の表です。 ※1980年度生まれ以降を対象 ※リレー種目は除く ※太字は2019年度の優勝者(種目) ※苗字は初優勝時のものを掲載 ●1980年度生まれ(13人) <男子> 末續慎吾(100m・200m)、宮﨑久(200m)、鈴木尚人(800m)、木實淳治(1500m)、内藤真人(110mH)、八幡賢司(110mH)、醍醐直幸(走高跳)、内田剛弘(走高跳)、澤野大地(棒高跳)、平田卓朗(十種競技) <女子> 池田久美子(100mH・走幅跳)、川崎真裕美(20km競歩)、森千夏(砲丸投) ●1981年度生まれ(11人) <男子> 辻隼(800m)、佐藤清治(1500m)、荒川大輔(走幅跳)、村川洋平(砲丸投)、田中宏昌(十種競技) <女子> 松島朋子(800m)、渡邊いくみ(1500m)、藤永佳子(5000m)、福士加代子(5000m)、荒井悦加(3000m障害)、吉田文代(三段跳) ●1982年度生まれ(14人) <男子> 岩井勇輝(10000m)、谷井孝行(20km競歩・50km競歩)、久保田聡(走高跳)、石川和義(三段跳)、稲葉広幸(三段跳)、畑瀬聡(砲丸投)、小林志郎(円盤投) <女子> 久保倉里美(400m・400mH)、佐藤真有(400m)、西村美樹(800m)、杉原加代(1500m・10000m)、石野真美(100mH)、藤沢潔香(走高跳)、岡山沙英子(走幅跳) ●1983年度生まれ(5人) <男子> 村上康則(1500m)、山﨑勇喜(20km競歩・50km競歩)、梶川洋平(三段跳)、野口裕史(ハンマー投) <女子> 敷本愛(円盤投) ●1984年度生まれ(10人) <男子> 髙平慎士(200m)、大野龍二(10000m)、三津谷祐(10000m)、成迫健児(400mH)、藤川健司(走幅跳) <女子> 吉川美香(1500m・10000m)、尾西美咲(5000m)、濵名愛(棒高跳)、桝見咲智子(走幅跳)、宮下梨沙(やり投) ●1985年度生まれ(16人) <男子> 塚原直貴(100m)、下平芳弘(800m)、上野裕一郎(1500m・5000m)、井野洋(1500m)、松岡佑起(5000m)、篠藤淳(3000m障害)、森岡紘一朗(20km競歩・50km競歩)土屋光(走高跳)、菅井洋平(走幅跳)、山田壮太郎(砲丸投) <女子> 丹野麻美(400m)、岸川朱里(800m)、桜井里佳(400mH)、大利久美(20km競歩)、海老原有希(やり投)、吉田恵美可(やり投) ●1986年度生まれ(15人) <男子> 佐分慎弥(100m)、藤光謙司(200m)、口野武史(800m)、佐藤悠基(5000m・10000m)、竹澤健介(10000m)、武田毅(3000m障害)、鈴木義啓(三段跳)、十亀慎也(三段跳)、池田大介(十種競技)、右代啓祐(十種競技) <女子> 青木沙弥佳(400m、400mH)、陣内綾子(800m・1500m)、中村友梨香(5000m)、渕瀬真寿美(20km競歩・50km競歩)、横溝千明(砲丸投) ●1987年度生まれ(13人) <男子> 金丸祐三(400m)、横田真人(800m)、渡邊和也(5000m)、星創太(5000m)、鈴木雄介(20km競歩・50km競歩)、藤澤勇(20km競歩)、高張広海(走高跳)、鈴木崇文(棒高跳)、荻田大樹(棒高跳) <女子> 新谷仁美(5000m・10000m)、我孫子智美(棒高跳)、中尾有沙(三段跳)、東海茉莉花(円盤投) ●1988年度生まれ(16人) <男子> 江里口匡史(100m)、高瀬慧(100m・200m)、田中佳祐(1500m)、出口和也(5000m)、山下洸(3000m障害)、荒井広宙(50km競歩)、 <女子> 髙橋萌木子(100m・200m)、福島千里(100m・200m)、田中千智(400m)、久保瑠里子(800m)、小林祐梨子(1500m・5000m)、須永千尋(1500m)、西原加純(10000m)、木村文子(100mH)、石澤ゆかり(3000m障害)、渡邉有希(走高跳) ●1989年度生まれ(10人) <男子> 鎧坂哲哉(10000m)、堤雄司(円盤投)、赤穂弘樹(ハンマー投) <女子> 絹川愛(5000m)、寺田明日香(100mH)、三郷実沙希(3000m障害)、竹田小百合(三段跳)、吉田麻佑(三段跳)、大谷優貴乃(砲丸投)、坂口亜弓(円盤投) ●1990年度生まれ(11人) <男子> 岸本鷹幸(400mH)、衛藤昂(走高跳)、大岩雄飛(走幅跳)、岡部優真(三段跳)、中村明彦(十種競技)、 <女子> 市川華菜(100m・200m)、紫村仁美(100mH)、前田愛純(走高跳)、青島綾子(棒高跳)、坂本絵梨(三段跳)、赤井涼香(七種競技) ●1991年度生まれ(20人) <男子> 飯塚翔太(200m)、大迫傑(5000m・10000m)、矢澤航(110mH)、松下祐樹(400mH)、野澤啓佑(400mH)、安部孝駿(400mH)、戸邉直人(走高跳)、山本聖途(棒高跳)、柏村亮太(ハンマー投)、ディーン元気(やり投)、新井涼平(やり投) <女子> 世古和(100m)、新宮美歩(400m)、鈴木亜由子(10000m)、吉良愛美(400mH)、井上麗(20km競歩)、岡田久美子(20km競歩)、京谷萌子(走高跳)、渡邊茜(ハンマー投)、桐山智衣(七種競技) ●1992年度生まれ(14人) <男子> 山縣亮太(100m)、原翔太(200m)、川元奨(800m)、秋本優紀(1500m)、村山紘太(5000m)、大六野秀畝(10000m)、髙橋英輝(20km競歩)、嶺村鴻汰(走幅跳)、 <女子> 伊藤美穂(800m)、大森郁香(800m)、森智香子(3000m障害)、竜田夏苗(棒高跳)、五十嵐麻央(走幅跳)、宮坂楓(三段跳) ●1993年度生まれ(10人) <男子> ケンブリッジ飛鳥(100m)、戸田雅稀(1500m)、松枝博輝(5000m)、増野元太(110mH)、潰滝大記(3000m障害)、湯上剛輝(円盤投)、墨訓熙(ハンマー投)、 <女子> 鍋島莉奈(5000m・10000m)、宇都宮絵莉(400mH)、甲斐好美(走幅跳) ●1994年度生まれ(10人) <男子> 新井七海(1500m)、服部弾馬(5000m)、高山峻野(110mH)、山下航平(三段跳) <女子> 山田はな(800m)、小林美香(1500m)、木村友香(1500m・5000m)、青木益未(100mH)、森本麻里子(三段跳)、勝山眸美(ハンマー投) ●1995年度生まれ(17人) <男子> 桐生祥秀(100m)、田村和希(10000m)、金井大旺(110mハードル)、山西利和(20km競歩)、野田明宏(50km競歩)、山本凌雅(三段跳)、武田歴次(砲丸投) <女子> 杉浦はる香(400m)、北村夢(800m)、卜部蘭(800m・1500m)、松田瑞生(10000m)、伊藤明子(400mH)、高見澤安珠(3000m障害)、太田亜矢(砲丸投)、辻川美乃利(円盤投)、斉藤真理菜(やり投)、山﨑有紀(七種競技) ●1996年度生まれ(9人) <男子> ウォルシュ・ジュリアン(400m)、北川貴理(400m)、塩尻和也(3000mSC) <女子> 松本奈菜子(400m)、青山聖佳(400m)、仲野春花(走高跳)、那須眞由(棒高跳)、秦澄美鈴(走幅跳)、ヘンプヒル恵(七種競技) ●1997年度生まれ(5人) <男子> 館澤亨次(1500m)、阪口竜平(3000m障害) <女子> 岩田優奈(400m)、郡菜々佳(砲丸投)、北口榛花(やり投) ●1998年度生まれ(6人) <男子> サニブラウン・アブデル・ハキーム(100m・200m)、橋岡優輝(走幅跳)、江島雅紀(棒高跳) <女子> 福田翔子(800m)、神田菜摘(走高跳)、南部珠璃(棒高跳) ●1999年度生まれ(3人) <女子> 兒玉芽生(200m)、川田朱夏(400m)、髙松智美ムセンビ(1500m) ●2000年度生まれ(3人) <女子> 吉村玲美(3000m障害)、高良彩花(走幅跳)、齋藤真希(円盤投) ●2001年度生まれ(2人) <男子> クレイ・アーロン竜波(800m) <女子> 御家瀬緑(100m) 栄えある第1位は、唯一「20人」の大台に乗せた1991年度生まれの〝プラチナ世代〟。ジュニア期から活躍する選手が多い中、昨年度は4人が日本一に輝きました。なお、男子やり投の新井涼平選手(スズキアスリートクラブ)と女子20km競歩の岡田久美子選手(ビックカメラ)は継続中では現役最長となる6連覇を達成しています。 [gallery columns="2" link="file" size="full" ids="9571,9572"] 第2位は「17人」の95年度生まれ。昨年の日本選手権にて800mと1500mの女子中距離2冠に輝いた卜部蘭選手(NIKE TOKYO TC/現・積水化学)など、これから円熟期を迎える世代のため、今後〝プラチナ超え〟を達成する可能性を秘めています。 95年度生まれの卜部蘭選手(左) 第3位は日本記録樹立者ランキングでも4位につけた85年度生まれと、女子の数が10人で最多タイだった88年度生まれが「16人」で並びました。一方で、意外と少なかったのが、日本記録樹立者数でダントツの7人を記録した80年度生まれ。女子が3人しかいなかったのが響き、「13人」にとどまりました。
20人 1991年度生まれ 17人 1995年度生まれ 16人 1985年度生まれ、1988年度生まれ 15人 1986年度生まれ 14人 1982年度生まれ、1992年度生まれ 13人 1980年度生まれ、1987年度生まれ 12人 1981年度生まれ、1990年度生まれ
なお、昨年の大会では男子800mのクレイ・アーロン竜波選手(相洋高・神奈川/相洋AC)と女子100mの御家瀬緑選手(恵庭北高・北海道/現・住友電工)が高校生優勝を果たし、21世紀生まれは計4人となりました。 [gallery columns="2" link="file" size="full" ids="9575,9573"] 今年の秋冬に、上記の表がどんな風に変わっていくのか今から楽しみです。
松永貴允(まつなが・たかよし) 月刊陸上競技編集部 最年少編集部員(唯一の平成生まれ) 1991年生まれ。171cm、70kg、東京都三鷹市出身。小学生時代はプロを夢見る野球少年だったが、6年生の時に世界陸上パリ大会をテレビで観て陸上競技に興味を持ち、中学・高校と陸上部(長距離)に所属する。5000mの自己ベストは15分43秒67(2009年9月の日体大長距離競技会)。大学ではラクロス部の主将を務め、その後、紆余曲折を経て2015年からライターとして活動。2018年9月より月陸編集部員に転身した。飯塚翔太選手や大迫傑選手らと同い年の〝プラチナ世代〟でもある。
編集部コラム第47回「インターハイ種目別学校対抗(男子編)」(大久保) 編集部コラム第46回「月陸に自分が載った」(井上) 編集部コラム第45回「陸上競技と関わり続ける」(山本) 編集部コラム第44回「逃げるとどうなる?」(向永) 編集部コラム第43回「成長のヒント」(小川) 編集部コラム第42回「日本実業団記録」(大久保) 編集部コラム第41回「思い出の2016年長野全中」(松永) 編集部コラム第40回「葛藤」(船越) 編集部コラム第39回「何も咲かない寒い日は……」(井上) 編集部コラム第38回「社会の一員としての役割」(山本) 編集部コラム第37回「大学生、高校生、中学生に光を」(向永) 編集部コラム第36回「Tokyo 2020+1」(小川) 編集部コラム第35回「善意」(船越) 編集部コラム第34回「ピンチをチャンスに」(松永) 編集部コラム第33回「日本記録アラカルト」(大久保) 編集部コラム第32回「独断で選ぶ2019年度高校陸上界5選」(井上) 編集部コラム第31回「記録と順位」(山本) 編集部コラム第30回「答えを見つけ出す面白さ」(向永) 編集部コラム第29回「初めてのオリンピック」(小川) 編集部コラム第28回「人生意気に感ず」(船越) 編集部コラム第27回「学生駅伝〝区間賞〟に関するアレコレ」(松永) 編集部コラム第26回「2019年度 陸上界ナンバーワン都道府県は?」(大久保) 編集部コラム第25回「全国男子駅伝の〝私見〟大会展望」(井上) 編集部コラム第24回「箱根駅伝の高速化を検証」(山本) 編集部コラム番外編「勝負師の顔」(山本) 編集部コラム第23回「みんなキラキラ」(向永) 編集部コラム第22回「国立競技場」(小川) 編集部コラム第21回「〝がんばれ〟という言葉の力と呪縛」(船越) 編集部コラム第20回「日本記録樹立者を世代別にまとめてみた」(松永) 編集部コラム第19回「高校陸上界史上最強校は?(女子編)」(大久保) 編集部コラム第18回「独断で選ぶ全国高校駅伝5選」(井上) 編集部コラム第17回「リクジョウクエスト2~そして月陸へ~」(山本) 編集部コラム第16回「強い選手の共通点?」(向永) 編集部コラム第15回「続・ドーハの喜劇?」(小川) 編集部コラム第14回「初陣」(船越) 編集部コラム第13回「どうなる東京五輪マラソン&競歩!?」(松永) 編集部コラム第12回「高校陸上界史上最強校は?(男子編)」(大久保) 編集部コラム第11回「羽ばたけ日本の中距離!」(井上) 編集部コラム第10回「心を動かすもの」(山本) 編集部コラム第9回「混成競技のアレコレ」(向永) 編集部コラム第8回「アナウンス」(小川) 編集部コラム第7回「ジンクス」(船越) 編集部コラム第6回「学生駅伝を支える主務の存在」(松永) 編集部コラム第5回「他競技で活躍する陸上競技経験者」(大久保) 編集部コラム第4回「とらんすふぁ~」(井上) 編集部コラム第3回「リクジョウクエスト」(山本) 編集部コラム第2回「あんな選手を目指しなさい」(向永) 編集部コラム第1回「締め切りとIHと五輪」(小川)

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