2020.06.25
連載22区
「1997ドリームチーム!」
月陸さん7月号ではワクワクする企画が満載!
みなさん、こんにちは(こんばんは)!
先日、故郷の長野県を訪れる機会があり、その際に長野市営陸上競技場へ行ってきました。ここでは9月26~27日に日本陸上競技選手権大会混成競技が行われる予定です。近年はこちらが舞台となっています。地元・長野県で陸上の頂上決戦が開催されることが、とてもうれしいです。秋には、以前のように陸上を楽しめる環境になっていることを願っています。
ドリームチームを選ぼう!
さて、このコラムを読んでいただいているみなさんは、月刊陸上競技さん、7月号での企画「No.1は誰だ」を当然ご覧になっているかと思います。「日本陸上界のNo. 1」を多角的な視点で選び、各方面の貴重なお話が聞ける企画でした。
これと連動するかたちで、学生駅伝特集では陸上界のレジェンドである上田誠仁さん、渡辺康幸さんが選んだ「箱根駅伝ドリームチーム」が紹介されていました!
メンバーの選考条件はそれぞれ率いていた山梨学院大学と早稲田大学の選手。世代の垣根を超えたエースたちの夢のコラボに、想像して大変ワクワクしました。
こういう企画……ずっと見てみたかったのです! さすが月陸さん!! 読んだあと、私もドリームチームを作りたくなってしまったので、勝手に作ってみました!ということで、今回は西村菜那子が選ぶ、箱根駅伝ドリームチームを紹介します!
誌面に掲載されている上田さんと渡辺さんのドリームチームは、それぞれの母校である山梨学院大学と早稲田大学からの選出。なので、私のドリームチームも何か縛りを……。今回は、私と同い年である今年大学を卒業した1997年世代であることを選考条件にし、選ばせていただきました!
ライバルとして切磋琢磨していた他校の同い年の選手を1つのチームにする。それを考えるだけでワクワクしますね!
では早速1区から10区発表します。西村菜那子の箱根駅伝ドリームチームはこちら!
1区 荻久保寛也選手(城西大学/ヤクルト)
2区 相澤 晃選手 (東洋大学/旭化成)
3区 阿部 弘輝選手(明治大学/住友電工)
4区 吉田 祐也選手(青山学院大学/GMOアスリーツ)
5区 浦野 雄平選手(國學院大学/富士通)
6区 館澤 亨次選手(東海大学/DeNA)
7区 阪口 竜平選手(東海大学/SGホールディングス)
8区 小松 陽平選手(東海大学/プレス工業)
9区 伊藤 達彦選手(東京国際大学/Honda)
10区 土方 英和選手(國學院大学/Honda)
ガクセキのタスキリレーが見たい!
まず1区。ここは迷わず決まりました。惜しくも今年の箱根駅伝は予選会で敗退し、本戦出場はかなわなかったものの、予選会直後に行われた11月の全日本駅伝では1区で圧巻の区間賞を獲得しました。抜群の安定感を武器に、ドリームチームの切り込み隊長には迷わず荻久保選手を選ばせていただきました。
2区も迷うことなく相澤晃選手です! 山梨学院大のメクボ・モグス選手が持つ箱根駅伝2区区間記録を4年時に塗り替え、史上初の1時間5分台を叩き出した姿は記憶に新しいですよね。あの感動をもう一度見たいです。
3区は相澤晃選手と同じ福島・学法石川高校出身の阿部弘輝選手。10000mのタイムは27分台と抜群の記録を持ちます。そして個人的に相澤選手とのタスキリレーを見たいという願望を込みで選びました(笑)。
4区の吉田祐也選手も今年の箱根駅伝での活躍が印象的ですね。陸上人生を箱根駅伝の4区20.9㎞に懸ける姿は多くの方の心を動かしました。また実業団でも吉田選手の走りが見られるのがとてもうれしいです。
5区は山の神候補とも呼び声が高かった浦野雄平選手。惜しくも今年区間賞は取れなかったものの、区間新記録を樹立しました。ドリームチームでは再び区間賞取る姿に期待です!
ここから3区間は東海大学の選手が続きます。
6区、この区間も迷うことなく選出させていただきました。今年の箱根駅伝6区で魅せた館澤亨次選手の男気溢れる走りにキャプテンの意地を感じましたね。
東海大学が箱根駅伝初優勝を果たした昨年大会においての優勝立役者、阪口竜平選手が7区。ケガ明けの阪口選手が1位の東洋大学との差を大きく詰めた姿は今でも忘れられません。今年3月に室内の5000mで 13分29秒61をマークするなど今後の活躍にさらなる期待が高まります。
8区には2年連続この区間で区間賞を獲得している小松陽平選手を配置しました。他の区間でも見てみたい気持ちもありましたが、やはり〝8区といったら小松選手〟というイメージが定着しました。
1番迷ったのが9区です。伊藤達彦選手といえば今年の箱根駅伝2区において相澤選手とのデットヒートが話題となりました。伊藤選手も本当に素晴らしい選手なのでドリームチームに選ぶことは決めていたのですが、どこの区間にするか……。相澤選手とのタスキリレーをするのも見たいし、往路で見たい気持ちもありました。
けれど、復路のエース区間9区に置いて、相澤選手とのデットヒートを繰り広げた2区の逆コースで走る姿も新鮮だなと思い、9区に選ばせていただきました。
最後の10区は土方英和選手。昨年の出雲駅伝でアンカーを走り、國學院大学を優勝へ導いた姿がとても印象的です。またあの力強い走りが見たくて選出させていただきました。走力だけでなくキャプテンとして人望も厚い土方選手が最終区に控えていることはチームの安心感にもつながるのではないでしょうか。
私が選ぶ、箱根駅伝ドリームチームです。みなさん、いかがだったでしょうか?
このチームが実際に走ったらどんな記録が生まれるのか……考えるだけでワクワクしますね。あらためて同い年の世代には魅力的な選手がたくさんいることを再確認することができました。
感想をお待ちしています。そしてみなさんの選ぶドリームチームも、ぜひお聞かせください!
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
長野市営陸上競技場に行ってみました! 早く陸上界も日常が戻りますように
※しばらくの間は月1回、最終週の木曜日更新とさせていただきます。
※Twitterのハッシュタグ「♯西村菜那子の陸上日記」で感想や質問、コラムの内容など随時募集中!
前回の記事はこちら
©️AKS NGT48 西村菜那子(にしむら・ななこ) 1997年8月11日生/O型/長野県出身 特技:クラシックバレエ、歴代の箱根駅伝の優勝校を暗記 趣味:陸上観戦、サッカー観戦 2015年にNGT48第1期生オーディションに合格。両親の影響で幼い頃から駅伝を好きになる。アイドルとしての活動を続ける中で、自身のSNSを通して陸上競技に関する情報を発信。駅伝関連のメディア出演も多数。 西村菜那子モバイルサイト ●Information NGT48 5thシングル『シャーベットピンク』7月22日にリリース決定!©︎Flora 今作は、在籍メンバー30名全員が参加する「最初で最後の30人全員選抜」 最新情報はNGT48公式HPまで 舞台『風が強く吹いている』6月10日~17日公演予定※新型コロナウイルスの影響で延期となりました。詳細は公式HPまで |
連載22区 「1997ドリームチーム!」
月陸さん7月号ではワクワクする企画が満載! みなさん、こんにちは(こんばんは)! 先日、故郷の長野県を訪れる機会があり、その際に長野市営陸上競技場へ行ってきました。ここでは9月26~27日に日本陸上競技選手権大会混成競技が行われる予定です。近年はこちらが舞台となっています。地元・長野県で陸上の頂上決戦が開催されることが、とてもうれしいです。秋には、以前のように陸上を楽しめる環境になっていることを願っています。ドリームチームを選ぼう!
さて、このコラムを読んでいただいているみなさんは、月刊陸上競技さん、7月号での企画「No.1は誰だ」を当然ご覧になっているかと思います。「日本陸上界のNo. 1」を多角的な視点で選び、各方面の貴重なお話が聞ける企画でした。 これと連動するかたちで、学生駅伝特集では陸上界のレジェンドである上田誠仁さん、渡辺康幸さんが選んだ「箱根駅伝ドリームチーム」が紹介されていました! メンバーの選考条件はそれぞれ率いていた山梨学院大学と早稲田大学の選手。世代の垣根を超えたエースたちの夢のコラボに、想像して大変ワクワクしました。 こういう企画……ずっと見てみたかったのです! さすが月陸さん!! 読んだあと、私もドリームチームを作りたくなってしまったので、勝手に作ってみました!ということで、今回は西村菜那子が選ぶ、箱根駅伝ドリームチームを紹介します! 誌面に掲載されている上田さんと渡辺さんのドリームチームは、それぞれの母校である山梨学院大学と早稲田大学からの選出。なので、私のドリームチームも何か縛りを……。今回は、私と同い年である今年大学を卒業した1997年世代であることを選考条件にし、選ばせていただきました! ライバルとして切磋琢磨していた他校の同い年の選手を1つのチームにする。それを考えるだけでワクワクしますね! では早速1区から10区発表します。西村菜那子の箱根駅伝ドリームチームはこちら! 1区 荻久保寛也選手(城西大学/ヤクルト) 2区 相澤 晃選手 (東洋大学/旭化成) 3区 阿部 弘輝選手(明治大学/住友電工) 4区 吉田 祐也選手(青山学院大学/GMOアスリーツ) 5区 浦野 雄平選手(國學院大学/富士通) 6区 館澤 亨次選手(東海大学/DeNA) 7区 阪口 竜平選手(東海大学/SGホールディングス) 8区 小松 陽平選手(東海大学/プレス工業) 9区 伊藤 達彦選手(東京国際大学/Honda) 10区 土方 英和選手(國學院大学/Honda)ガクセキのタスキリレーが見たい!
まず1区。ここは迷わず決まりました。惜しくも今年の箱根駅伝は予選会で敗退し、本戦出場はかなわなかったものの、予選会直後に行われた11月の全日本駅伝では1区で圧巻の区間賞を獲得しました。抜群の安定感を武器に、ドリームチームの切り込み隊長には迷わず荻久保選手を選ばせていただきました。 2区も迷うことなく相澤晃選手です! 山梨学院大のメクボ・モグス選手が持つ箱根駅伝2区区間記録を4年時に塗り替え、史上初の1時間5分台を叩き出した姿は記憶に新しいですよね。あの感動をもう一度見たいです。 3区は相澤晃選手と同じ福島・学法石川高校出身の阿部弘輝選手。10000mのタイムは27分台と抜群の記録を持ちます。そして個人的に相澤選手とのタスキリレーを見たいという願望を込みで選びました(笑)。 4区の吉田祐也選手も今年の箱根駅伝での活躍が印象的ですね。陸上人生を箱根駅伝の4区20.9㎞に懸ける姿は多くの方の心を動かしました。また実業団でも吉田選手の走りが見られるのがとてもうれしいです。 5区は山の神候補とも呼び声が高かった浦野雄平選手。惜しくも今年区間賞は取れなかったものの、区間新記録を樹立しました。ドリームチームでは再び区間賞取る姿に期待です! ここから3区間は東海大学の選手が続きます。 6区、この区間も迷うことなく選出させていただきました。今年の箱根駅伝6区で魅せた館澤亨次選手の男気溢れる走りにキャプテンの意地を感じましたね。 東海大学が箱根駅伝初優勝を果たした昨年大会においての優勝立役者、阪口竜平選手が7区。ケガ明けの阪口選手が1位の東洋大学との差を大きく詰めた姿は今でも忘れられません。今年3月に室内の5000mで 13分29秒61をマークするなど今後の活躍にさらなる期待が高まります。 8区には2年連続この区間で区間賞を獲得している小松陽平選手を配置しました。他の区間でも見てみたい気持ちもありましたが、やはり〝8区といったら小松選手〟というイメージが定着しました。 1番迷ったのが9区です。伊藤達彦選手といえば今年の箱根駅伝2区において相澤選手とのデットヒートが話題となりました。伊藤選手も本当に素晴らしい選手なのでドリームチームに選ぶことは決めていたのですが、どこの区間にするか……。相澤選手とのタスキリレーをするのも見たいし、往路で見たい気持ちもありました。 けれど、復路のエース区間9区に置いて、相澤選手とのデットヒートを繰り広げた2区の逆コースで走る姿も新鮮だなと思い、9区に選ばせていただきました。 最後の10区は土方英和選手。昨年の出雲駅伝でアンカーを走り、國學院大学を優勝へ導いた姿がとても印象的です。またあの力強い走りが見たくて選出させていただきました。走力だけでなくキャプテンとして人望も厚い土方選手が最終区に控えていることはチームの安心感にもつながるのではないでしょうか。 私が選ぶ、箱根駅伝ドリームチームです。みなさん、いかがだったでしょうか? このチームが実際に走ったらどんな記録が生まれるのか……考えるだけでワクワクしますね。あらためて同い年の世代には魅力的な選手がたくさんいることを再確認することができました。 感想をお待ちしています。そしてみなさんの選ぶドリームチームも、ぜひお聞かせください! 今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。 長野市営陸上競技場に行ってみました! 早く陸上界も日常が戻りますように ※しばらくの間は月1回、最終週の木曜日更新とさせていただきます。 ※Twitterのハッシュタグ「♯西村菜那子の陸上日記」で感想や質問、コラムの内容など随時募集中! 前回の記事はこちら©️AKS NGT48 西村菜那子(にしむら・ななこ) 1997年8月11日生/O型/長野県出身 特技:クラシックバレエ、歴代の箱根駅伝の優勝校を暗記 趣味:陸上観戦、サッカー観戦 2015年にNGT48第1期生オーディションに合格。両親の影響で幼い頃から駅伝を好きになる。アイドルとしての活動を続ける中で、自身のSNSを通して陸上競技に関する情報を発信。駅伝関連のメディア出演も多数。 西村菜那子モバイルサイト ●Information NGT48 5thシングル『シャーベットピンク』7月22日にリリース決定!©︎Flora 今作は、在籍メンバー30名全員が参加する「最初で最後の30人全員選抜」 最新情報はNGT48公式HPまで 舞台『風が強く吹いている』6月10日~17日公演予定※新型コロナウイルスの影響で延期となりました。詳細は公式HPまで |
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