2023.03.10
男子100mで昨年のオレゴン世界選手権7位入賞のサニブラウン・アブデル・ハキーム(タンブルウィードTC)が、契約するプーマのイベントに出席するために帰国し、イベント前に取材に応え、今シーズンへの意気込みなどを語った。
ブランド設立75周年のキャンペーンの一環として、ファッションと音楽を融合したショー「PUMA 75th Anniversary “Forever.Faster.” THE SHOW」を開催。そのランウェイショーに『モデル』として参加するサニブラウンは、練習拠点とする米国から1泊2日という『弾丸』での帰国となった。
「こういう機会がなかなかないので新しい経験」と言い、イベント前とあって「ステージを見てリハーサルをしたら緊張してくると思います」とにこやかに話す。
この冬は「珍しくケガをしていない。痛いところなどを気にせず、安心して冬季練習ができました」と充実感を漂わせる。これまで何度もケガに泣かされてきたが、「基礎体力やウエイトトレーニングでも去年よりしっかり取り組めています」と言う。初戦についてはラナ・レイダー・コーチの意向もあり未定。まだ身体の仕上がり具合は「60%」だが、いつでも試合に臨める構えだ。
「100mは年々レベルが上がっている。トップ選手は夏に合わせてくると思う」とし、「これからギアを上げていきたい」と言う。「100mより好き」という200mについては「まだ何も決めていませんが、(コーチから)行けと言われれば行ける。身体の様子を見ながら」になるようだ。今季も昨年オレゴンのファイナルを走った『相棒』とも言える、同社の新テクノロジーのフォーム材『ニトロフォーム』が採用された同じカラーリングのスパイクで挑むことになる。
「去年は決勝に出るのがいっぱいいっぱいだったので、今年は悔いが残らないように決勝で全力を出し切りたい」と世界の頂を目指していく。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
-
2024.11.22
2024.11.20
【箱根駅伝2025名鑑】早稲田大学
2024.11.17
不破聖衣来が香港で10kmレースに出場 9位でフィニッシュ
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
-
2024.11.20
2024.11.01
吉田圭太が住友電工を退部 「充実した陸上人生を歩んでいきたい」競技は継続
2024.11.07
アシックスから軽量で反発性に優れたランニングシューズ「NOVABLAST 5」が登場!
-
2024.10.27
-
2024.11.10
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.11.22
第101回箱根駅伝シンポジウム開催!世界を知る武井氏、尾方氏、諏訪氏、中本氏が語る「箱根路と世界」
第101回箱根駅伝を前に、大会への機運を高めるべく「第101回箱根駅伝シンポジウム」が11月22日、発着点となる東京・大手町のよみうりホールで行われた。 パネリストは武井隆次氏(元エスビー食品監督)、尾方剛氏(広島経大監 […]
2024.11.22
世界陸上アルティメット選手権の実施種目発表!! 100m、やり投のほか、男女混合4×100mRを初実施! 賞金総額は15億円
世界陸連は11月22日、26年から新たに開催する世界陸上アルティメット選手権の実施種目を発表した。 第1回大会で行われるのは男女28種目。トラックでは男女100mから5000m、男子110mハードル・女子100mハードル […]
2024.11.22
12月8日のホノルルマラソンに大迫傑、堀尾謙介が招待参加 2時間4分台のB.キプトゥムもエントリー
12月8日に米国ハワイで行われる、ホノルルマラソン2024の招待選手が発表され、日本からパリ五輪マラソン代表の大迫傑(Nike)や堀尾謙介(M&Aベストパートナーズ)が招待選手として登録された。 8月のパリ五輪 […]
2024.11.22
エディオンディスタンスチャレンジ女子10000mに廣中璃梨佳、安藤友香、不破聖衣来らがエントリー 5000mには樺沢和佳奈、小海遥、山本有真らが出場予定
⽇本実業団陸上競技連合は11月22日、日本グランプリシリーズ第16戦の「エディオンディスタンスチャレンジin⼤阪2024」(12月7日)のエントリー選手を発表した。同大会は世界陸連コンチネンタルツアーのチャレンジャー大会 […]
2024.11.22
ヤマダホールディングス 2月就任の横山景監督が退任 プリンセス駅伝は複数選手のコンディション不良で出場断念
ヤマダホールディングスは、女子中長距離ブロックを指導していた横山景監督が11月1日付で退任したことを、ホームページで明らかにした。 50歳の横山監督は東海大時代に箱根駅伝に3回出場。卒業後は雪印や富士通で競技を続け、19 […]
Latest Issue 最新号
2024年12月号 (11月14日発売)
全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会