2023.02.12
男子3000m障害で活躍した打越雄允が昨年12月29日をもって大塚製薬を退部。2月1日付で大東大女子長距離チームのトレーニングパートナー(プレーイングコーチ)として強化に携わっていくことを発表した。
1993年世界選手権マラソン5位入賞の打越忠夫さんを父に持つ。与野西中3年時に全中1500mで優勝した。國學院久我山高時代には世界ユース選手権(3000m)と世界ジュニア選手権(1500m)に出場。インターハイでも2年時に1500m2位に入り、駅伝でも活躍した。
卒業後は渡米を志し、2年半後に米国のボイシ州立大に編入合格。現地で選手として活躍し、17、18年には3000m障害で日本選手権に一時帰国するかたちで出場している。2019年3月に大塚製薬へ。19年日本選手権で2位に入った。
打越は退部にあたり、「3年10ヵ月と短期間でしたが、たくさんの方からの応援と会社の協力の元で活動できたことは選手としてこの上なく幸せでした」と感謝を綴る。競技については「違った形で続けていく」としている。
また、大東大のチーム強化に携わっていくことについて「全日本大学女子駅伝での優勝をつかむために、これまで身につけてきた知識や、アメリカでの競技生活そして実業団での経験をフルに活用して、メンバーとともに頑張ってまいります」と意気込んでいる。
大東大には3000m障害の吉村玲美(4年)らが在籍。昨年の全日本大学女子駅伝では4位に入賞している。
次ページ 打越雄允が現在の思いを綴る
打越雄允が現在の思いを綴る
この投稿をInstagramで見る
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.03.29
青学大・若林宏樹の学生ラストランは2位!TBS感謝祭マラソン激走「箱根よりきつかった」
-
2025.03.29
2025.03.23
女子は長野東が7年ぶりの地元V アンカー・田畑陽菜が薫英女学院を逆転/春の高校伊那駅伝
-
2025.03.25
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.03.23
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.29
青学大・若林宏樹の学生ラストランは2位!TBS感謝祭マラソン激走「箱根よりきつかった」
青学大の若林宏樹がTBSの「オールスター感謝祭2025春」に出演した。若林は番組恒例の赤坂ミニマラソンに出場して2位だった。 約5km、心臓破りの坂がランナーたちを苦しめる番組の人気企画。今年の箱根駅伝で5区区間新を出し […]
2025.03.29
女子やり投で16歳・嚴子怡が64m83 自身のU20世界記録を42cm塗り替え3度目の更新
3月28日に中国・成都で行われた投てきの招待競技会で、16歳の嚴子怡が自身の持つU20世界記録を42cm更新する64m83を放った。 嚴は2008年5月生まれ。2023年に国際学校スポーツ連盟が主催するU15世界中学生夏 […]
2025.03.29
鈴木琉胤5000mで高校歴代2位13分25秒59 “世界”のレースを体感して日本人トップ 4月から早大へ/WAコンチネンタルツアー
2025年の世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド初戦となるモーリー・プラント競技会が3月29日、豪州・メルボルンで行われた。 男子5000mには4月から早大に進学する鈴木琉胤(八千代松陰高3千葉)が出場。高校歴 […]
2025.03.29
走高跳で男女上位 真野友博1位、髙橋渚1m86で2位 100mH田中佑美Vで3位まで日本勢/WAコンチネンタルツアー
2025年の世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド初戦となるモーリー・プラント競技会が3月29日、豪州・メルボルンで行われた。 日本からは22名が出場し、2種目で優勝。走高跳では男子が昨年のパリ五輪代表で22年世 […]
2025.03.29
編集部コラム「いつのまにか700号超え」
攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報