◇2023日本室内大阪大会(2月4、5日/大阪城ホール)
日本室内大阪大会の初日が2月4日に行われ、女子走幅跳で好記録が誕生した。
U18は恒石望乃(高知高2)が6m10の大ジャンプ。これまでの自己ベスト(5m91)を19cm更新する、高知県高校記録をマークして優勝した。
「去年も6mを狙っていたのですが、ファウルが多くて跳べなかったので、今日は6m10を跳べて良かったです」と笑顔が弾ける。
昨年はインターハイに100m、走幅跳、三段跳で出場。栃木国体にも走幅跳と三段跳、4×100mリレーの一員として選ばれ、走幅跳では6位入賞を果たしている。
「12月から助走を全部変えました」と恒石。これまで思いっきり走って勢いに乗っていた助走を、「40mから34mに縮めて、だんだんとスピードを上げていくリズムを意識するようになりました」。その成果から、課題だったファウルもなく、この日は1、2回目から5m68を安定。最終5回目(※今大会は5回ルール)には「初めて手拍子をしたのですが、勢いに乗れました」と照れ笑い。ビッグジャンプへとつなげた。
身長170cm、長い手足と100m12秒11のベストを持つスピードも武器。これだけ跳んでも「もう少し跳べそうです」と、さらなる記録も見据える。「今年は6m30以上を跳んで、インターハイで優勝したいです」と飛躍を誓った。
U16は中学1年生、2010年生まれの藤本茉優(津幡中・石川)が大会新となる5m59をマークして優勝。「いつもより浮いた感じがありました」と振り返り、5m39のベストを上回って「ビックリ」と目をまん丸にした。この記録は中1歴代5位相当の好記録。
小学6年生の時には全国小学生交流大会のコンバインドB(走幅跳・ジャベリックスロー)で優勝している。身長はすでに165cmで、小学校の時には元陸上部だという母と一緒に自主練習に励んでいたという。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.04.01
クイーンズ駅伝Vの日本郵政Gに名城大主将の谷本七星、小暮真緒が加入
2025.04.01
NDソフトに中大の東海林宏一が加入!「目標はニューイヤー駅伝1区区間賞」
-
2025.04.01
-
2025.04.01
-
2025.04.01
-
2025.03.31
-
2025.04.01
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.03.23
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.01
クイーンズ駅伝Vの日本郵政Gに名城大主将の谷本七星、小暮真緒が加入
JP日本郵政グループは4月1日付で谷本七星と小暮真緒の加入を発表した。 谷本は広島県出身。国泰寺中時代に1500mで全中に出場するなど活躍し、舟入高では1年時には4×400mリレーでインターハイに出場した。3年時の全国高 […]
2025.04.01
NDソフトに中大の東海林宏一が加入!「目標はニューイヤー駅伝1区区間賞」
4月1日、NDソフトは自社のSNSで、中大の東海林宏一が加入したことを発表した。 東海林は山形県出身。山形南高時代には県高校駅伝1区区間賞や、5000mで自己記録となる14分01秒97などをマーク。中大入学後は怪我の影響 […]
2025.04.01
東洋大長距離部門新主将に網本佳悟! 新スローガンも決定 「その1秒をけずりだす走りを体現します」
東洋大男子長距離部門はチームの公式HPで、2025年度の学生スタッフ6人とスローガンを発表した。 自身初となる箱根駅伝で8区2位と好走し、チームの20年連続となるシード権獲得に貢献した網本佳悟(4年)が新主将に就いた。長 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報