HOME 駅伝、箱根駅伝

2023.01.03

仙台育英高出身者が最多8人出走 佐久長聖高、洛南高からは6人 國學院大・上原が沖縄県出身選手として5年ぶりに疾走/箱根駅伝

沖縄県出身選手として5年ぶりに箱根駅伝に出場した國學院大・上原琉翔

◇第99回箱根駅伝(1月3日:神奈川・箱根町~東京・大手町/5区間109.6km)

第99回箱根駅伝が行われ、20校にオープン参加の関東学生連合チームを加えた21チーム、計210人の学生ランナーが新春の箱根路を駆け抜けた。出場した選手の出身高校別で集計すると、仙台育英高(宮城)が8人と最多となった。

エントリー時点で最多の12人が登録した仙台育英高出身者は、2区区間賞の吉居大和(中大3年)、弟で4区区間5位の駿恭(中大1年)が好走。1年生の堀颯介(明大)も6区区間8位と力走を見せた。

6人で並んだのが佐久長聖高(長野)と洛南高(京都)。佐久長聖高は鈴木芽吹(駒大3年)が4区で首位に立ち、チームの優勝に貢献したほか、創価大6区の濱野将基(4年)が区間4位、早大5区の伊藤大志(2年)が区間6位と山区間で健闘した。洛南高は中大の1区・溜池一太(1年)が4位と好スタートを切り、チーム27年ぶりの好成績を呼び込んだ。

上位を全国高校駅伝の常連校が占めるなか、5人エントリーしていた専大松戸高(千葉)からは全員が出走。法大1区の松永伶(3年)は区間3位と快走を見せている。

また、選手の出身地別では横浜市から最も多い5人が出走した。越前市(福井)、名古屋市、福岡市から4人が出場。また、1年生ながら7区区間6位の成績を収めた國學院大の上原琉翔が、沖縄県出身選手として5年ぶりの出場を果たした。

次は2023箱根駅伝出場選手出身校&出身地ランキング

[caption id="attachment_90565" align="alignnone" width="800"] 沖縄県出身選手として5年ぶりに箱根駅伝に出場した國學院大・上原琉翔[/caption] ◇第99回箱根駅伝(1月3日:神奈川・箱根町~東京・大手町/5区間109.6km) 第99回箱根駅伝が行われ、20校にオープン参加の関東学生連合チームを加えた21チーム、計210人の学生ランナーが新春の箱根路を駆け抜けた。出場した選手の出身高校別で集計すると、仙台育英高(宮城)が8人と最多となった。 エントリー時点で最多の12人が登録した仙台育英高出身者は、2区区間賞の吉居大和(中大3年)、弟で4区区間5位の駿恭(中大1年)が好走。1年生の堀颯介(明大)も6区区間8位と力走を見せた。 6人で並んだのが佐久長聖高(長野)と洛南高(京都)。佐久長聖高は鈴木芽吹(駒大3年)が4区で首位に立ち、チームの優勝に貢献したほか、創価大6区の濱野将基(4年)が区間4位、早大5区の伊藤大志(2年)が区間6位と山区間で健闘した。洛南高は中大の1区・溜池一太(1年)が4位と好スタートを切り、チーム27年ぶりの好成績を呼び込んだ。 上位を全国高校駅伝の常連校が占めるなか、5人エントリーしていた専大松戸高(千葉)からは全員が出走。法大1区の松永伶(3年)は区間3位と快走を見せている。 また、選手の出身地別では横浜市から最も多い5人が出走した。越前市(福井)、名古屋市、福岡市から4人が出場。また、1年生ながら7区区間6位の成績を収めた國學院大の上原琉翔が、沖縄県出身選手として5年ぶりの出場を果たした。 次は2023箱根駅伝出場選手出身校&出身地ランキング
[caption id="attachment_90565" align="alignnone" width="800"] 沖縄県出身選手として5年ぶりに箱根駅伝に出場した國學院大・上原琉翔[/caption] ■出場選手出身高ランキング(3人以上) 8人 仙台育英(宮城) 6人 佐久長聖(長野)、洛南(京都) 5人 専大松戸(千葉)、八千代松陰(千葉)、世羅(広島)、鳥栖工(佐賀) 4人 水城(茨城)、豊川(愛知)、須磨学園(兵庫)、倉敷(岡山)、大牟田(福岡) 3人 学法石川(福島)、東洋大牛久(茨城)、東農大二(群馬)、敦賀気比(福井)、松浦(長崎)、九州学院(熊本)、鹿児島実(鹿児島) ■出場選手出身都道府県ランキング(5人以上) 16人 千葉 13人 福岡 12人 埼玉、愛知 10人 神奈川 9人  静岡 7人  兵庫 6人  茨城、群馬、新潟、福井、滋賀、岡山、長崎、熊本 5人  福島、東京、広島、山口、愛媛、鹿児島 ※ケニア 7人 ■出場選手出身市町村ランキング(3人以上) 5人 神奈川県横浜市 4人 福井県越前市、愛知県名古屋市、福岡県福岡市 3人 宮城県仙台市、千葉県松戸市、千葉県我孫子市、神奈川県横須賀市、愛知県田原市、岡山県倉敷市

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.11.21

早大競走部駅伝部門が麹を活用した食品・飲料を手がける「MURO」とスポンサー契約締結

11月21日、株式会社コラゾンは同社が展開する麹専門ブランド「MURO」を通じて、早大競走部駅伝部とスポンサー契約を結んだことを発表した。 コラゾン社は「MURO」の商品である「KOJI DRINK A」および「KOJI […]

NEWS 立迫志穂が調整不良のため欠場/防府読売マラソン

2024.11.21

立迫志穂が調整不良のため欠場/防府読売マラソン

第55回防府読売マラソン大会事務局は、女子招待選手の立迫志穂(天満屋)が欠場すると発表した。調整不良のためとしている。 立迫は今年2月の全日本実業団ハーフマラソンで1時間11分16秒の11位。7月には5000m(15分3 […]

NEWS M&Aベストパートナーズに中大・山平怜生、城西大・栗原直央、國學院大・板垣俊佑が内定!神野「チーム一丸」

2024.11.20

M&Aベストパートナーズに中大・山平怜生、城西大・栗原直央、國學院大・板垣俊佑が内定!神野「チーム一丸」

神野大地が選手兼監督を務めるM&Aベストパートナーズが来春入社選手として、中大・山平怜生、國學院大・板垣俊佑、城西大・栗原直央の3人が内定した。神野が自身のSNSで内定式の様子を伝えている。 山平は宮城・仙台育英 […]

NEWS 第101回(2025年)箱根駅伝 出場チーム選手名鑑

2024.11.20

第101回(2025年)箱根駅伝 出場チーム選手名鑑

・候補選手は各チームが選出 ・情報は11月20日時点、チーム提供および編集部把握の公認記録を掲載 ・選手名の一部漢字で対応外のものは新字で掲載しています ・過去箱根駅伝成績で関東学生連合での出場選手は相当順位を掲載 ・一 […]

NEWS 八王子ロングディスタンスのスタートリスト発表!! 1万m26分台狙うS組は鈴⽊芽吹、遠藤⽇向、羽生拓矢、篠原倖太朗らが出場!

2024.11.20

八王子ロングディスタンスのスタートリスト発表!! 1万m26分台狙うS組は鈴⽊芽吹、遠藤⽇向、羽生拓矢、篠原倖太朗らが出場!

東日本実業団連盟は11月20日、2024八王子ロングディスタンス(11月23日)のスタートリストを発表した。 来年の世界選手権男子10000mの参加標準記録(27分00秒00)の突破を狙う『S組』では、日本の実業団に所属 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top