2022.09.07
東京五輪男子マラソン6位入賞で引退し、今年現役復帰を果たした大迫傑(Nike)が、11月に開催されるロードレース大会の会長に就任した。
11月12日に福岡・大濠公園で行われる「The Fst in Fukuoka 2022」は、大迫自身が代表取締役を務める「株式会社I」によるプロジェクトで、「アスリートの可能性を拓き、アスリートが地域の可能性を拓く」がコンセプトによる取り組みの一環。すでに今年6月には北海道浦幌町でイベントが開催されている。
今大会は「2007年10月以来日本記録が更新されていない5km競技において世界に並ぶ選手を輩出すること、ならびに中距離選手に活躍の場を提供すること」が目的。なお、5kmの日本記録07年の世界ロードランニング選手権のハーフマラソンの通過時に佐藤敦之(中国電力)がマークした13分55秒。エリート枠の賞金総額は約500万円にのぼるという。なお、コースは日本陸連公認申請中。
大迫はHPやSNSを通じ、「私自身も中距離を経たからこそ、今があります。5km競技で世界でも戦える選手を輩出することは日本の陸上の未来にとって、とても大切なこと」と思いを述べ、「駅伝シーズンでトラックのスピードを落としている暇はない!時代はスピード!」とつづっている。
今年2月に現役復帰を表明した大迫。6月には現役復帰後初レースとなる5000mに出場して13分30秒23をマークし、11月6日に行われるニューヨークシティマラソン(米国)への挑戦を表明している。

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