HOME ニュース、国内

2022.07.11

泉谷駿介がオレゴンへ出発!「準決勝で13秒1台目指す」田澤、黒川らも渡米/世界陸上
泉谷駿介がオレゴンへ出発!「準決勝で13秒1台目指す」田澤、黒川らも渡米/世界陸上


7月15日から開幕するオレゴン世界選手権の日本代表の第二陣が7月11日、成田空港から米国オレゴン州ユージンに向けて出発した。

昨日の第一陣に続き、この日は男子110mハードルの泉谷駿介(住友電工)、同10000mの田澤廉(駒大)、同400mハードルの黒川和樹(法大)らが出発した。

「ワクワクが大きいです」と出発前にオレゴンへの気持ちを語った泉谷。2019年のドーハ大会は代表入りを果たすも、ケガの影響で欠場したため、世界選手権でレースに出場するのは初めてとなる。前回大会について「ドーハではスタンドで試合を見ていて刺激を受けました」と振り返った。

春先に足首を痛めたケガも、「ほぼ治ってきている」と言い、「いつも通りの練習も積めている」という。昨年の東京五輪では準決勝でバランスを崩して決勝進出を逃しているだけに、「準決勝で失敗しないように、いつも通りに自分の走りができたら」と泉谷。予選からのプランも「13秒2台でまずは走って、準決勝で13秒1台、決勝はタイムを気にせず走りたい」と話した。

10000mに出場する田澤は参加標準記録を突破していたものの、日本選手権10000mで3位以内に入れず、即内定は得られていなかったが、7月1日に代表に内定。それまでの期間は「可能性はまだある。自分は選ばれる」と信じて練習は続けてきたという。初のシニア大会での日本代表となり「出場するだけではなく、結果を残したい。積極的なレースで入賞を目指します」と力強く語ってオレゴンへ向かった。

400mハードルの黒川も初の世界選手権代表で、初の海外レースとなる。「緊張半分、楽しみ半分です」とはにかみながらも「東京五輪よりは万全な状態です」と自信をつけた様子だった。目標については「海外選手におとらず、逃げ切るレースをしたいです。準決勝で良い走り、48秒台前半を出して、決勝へつなげたい」と意気込んだ。

広告の下にコンテンツが続きます

世界選手権は7月15日から米国・オレゴン州ユージンで開かれる。

7月15日から開幕するオレゴン世界選手権の日本代表の第二陣が7月11日、成田空港から米国オレゴン州ユージンに向けて出発した。 昨日の第一陣に続き、この日は男子110mハードルの泉谷駿介(住友電工)、同10000mの田澤廉(駒大)、同400mハードルの黒川和樹(法大)らが出発した。 「ワクワクが大きいです」と出発前にオレゴンへの気持ちを語った泉谷。2019年のドーハ大会は代表入りを果たすも、ケガの影響で欠場したため、世界選手権でレースに出場するのは初めてとなる。前回大会について「ドーハではスタンドで試合を見ていて刺激を受けました」と振り返った。 春先に足首を痛めたケガも、「ほぼ治ってきている」と言い、「いつも通りの練習も積めている」という。昨年の東京五輪では準決勝でバランスを崩して決勝進出を逃しているだけに、「準決勝で失敗しないように、いつも通りに自分の走りができたら」と泉谷。予選からのプランも「13秒2台でまずは走って、準決勝で13秒1台、決勝はタイムを気にせず走りたい」と話した。 10000mに出場する田澤は参加標準記録を突破していたものの、日本選手権10000mで3位以内に入れず、即内定は得られていなかったが、7月1日に代表に内定。それまでの期間は「可能性はまだある。自分は選ばれる」と信じて練習は続けてきたという。初のシニア大会での日本代表となり「出場するだけではなく、結果を残したい。積極的なレースで入賞を目指します」と力強く語ってオレゴンへ向かった。 400mハードルの黒川も初の世界選手権代表で、初の海外レースとなる。「緊張半分、楽しみ半分です」とはにかみながらも「東京五輪よりは万全な状態です」と自信をつけた様子だった。目標については「海外選手におとらず、逃げ切るレースをしたいです。準決勝で良い走り、48秒台前半を出して、決勝へつなげたい」と意気込んだ。 世界選手権は7月15日から米国・オレゴン州ユージンで開かれる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.01

女子走幅跳前日本記録保持者・井村久美子さんが夫・俊雄氏とともに青学大短距離ブロック特別アドバイザリーコーチ就任!

青学大陸上競技部短距離ブロックは4月1日、女子走幅跳前日本記録保持者の井村久美子さんと夫・井村俊雄氏がスペシャルアドバイザリーコーチに就任することを発表した。 井村さんは1981年生まれの44歳。山形県酒田市で陸上一家に […]

NEWS SUBARUの真船恭輔が現役引退「本当に楽しい陸上人生」小山司、小林光二コーチも社業に専念

2025.03.31

SUBARUの真船恭輔が現役引退「本当に楽しい陸上人生」小山司、小林光二コーチも社業に専念

SUBARUは3月31日付で引退選手と退部者を発表した。 真船恭輔、小山司の2名が現役を引退する。真船は1997年生まれの27歳。学法石川高(福島)時代には2年連続で全国高校駅伝に出場。相澤晃(旭化成)、阿部弘輝(住友電 […]

NEWS 【世界陸上プレイバック】―91年東京―国立競技場がルイスに熱狂!マラソン谷口が殊勲の金メダル

2025.03.31

【世界陸上プレイバック】―91年東京―国立競技場がルイスに熱狂!マラソン谷口が殊勲の金メダル

今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]

NEWS 京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走

2025.03.31

京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走

京セラの白井明衣が、3月23日に行われた鹿児島県実業団陸上競技記録会の女子3000mに出場。このレースをもって競技生活を引退することが公式Instagramで伝えられた。 白井は山口・中村女高を卒業後、2020年より京セ […]

NEWS NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部

2025.03.31

NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部

NDソフトは2024年度で大倉秀太、鈴木太基の2選手が退部すると発表した。 鈴木は愛知・豊川工高を経て大東大に進学。4年時には全日本大学駅伝で7区4位、箱根駅伝7区9位と3大駅伝に出走している。卒業後はラフィネで活動し、 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top