HOME ニュース、国内

2022.07.05

男子ハードルで好記録!110mHで岩本咲真が中学新 高田一就は300mHで日本最高 三段跳・伊藤陸は今季日本最高の16m85/週末の各地競技会
男子ハードルで好記録!110mHで岩本咲真が中学新 高田一就は300mHで日本最高 三段跳・伊藤陸は今季日本最高の16m85/週末の各地競技会

伊藤陸


6月30日から7月3日にかけ、各地で好記録が誕生した。

函館マラソンでは女子ハーフマラソンの部で前田穂南(天満屋)が1時間8分28秒の日本歴代8位タイをマーク。同じく北海道で開催されたホクレン・ディスタンスチャレンジ士別大会でも好記録が連発。男子3000mで世界選手権代表の遠藤日向(住友電工)が7分52秒50で優勝した。女子では豊田自動織機勢が上位を独占。H.エカラレが4分05秒82、田中希実が4分07秒79で続き、3位の後藤夢が日本歴代5位の4分09秒41をマークした。

8月の福島全中の出場を懸けた指定大会も行われ、福岡県中学通信大会では岩本咲真(八屋3)が男子110mハードルで13秒68(+1.8m)の中学新記録を樹立。シニアでも盛り上がっているこの種目で、将来が楽しみな選手が現われた。神奈川県中学選抜陸上では3年男子100mに出場した米山和磨(茅ヶ崎)が予選で10秒69(+1.0)の県中学新、今季中学最高記録をマーク。女子では1年生の吉永ひまり(御幸)が100m予選で全中出場を決める12秒22(+1.9)で走ると、決勝も12秒26(+2.5)で圧勝した。

宮城県中学通信大会の男子四種競技では千葉遼(南方3)が2863点の大幅自己ベストで県中学新を樹立。全国大会でも上位入賞が期待される。新潟県中学通信大会では、昨年の全中女子200m優勝の秋澤理沙(燕吉田3)が予選で24秒58(+1.2)の県中学新をマークすると、決勝も24秒61(+2.1)の好記録で優勝を飾った。同じ北信越地区の長野県でも中学総体が行われ、女子100mで寺平祈愛(木祖3)が予選で11秒89(+0.8)の県中学新。準決勝では追い風参考ながら11秒81(+2.8)をマークした。

神奈川県選手権では男子300mハードルで2015年インターハイチャンピオンの高田一就(ROOTS TOKYO)が35秒46で優勝。安部孝駿(ヤマダホールディングス)が持つ日本最高記録を0.04秒更新した。このほか、男子三段跳の小田大雅(XSPO SEAGULLS)が15m78(+0.4)の大会新記録で制覇。女子では400mハードルで有賀知春(青学大)が58秒57、棒高跳の相原ほのか(筑波大)が3m82、ハンマー投の中務真衣(東海大4)が52m54と、いずれも大会新記録で優勝している。鹿児島県選手権の男子400mハードルでは平田和(松陽高3)が51秒01の県高校新でV。来月のインターハイに向けて、調子を上げている。

大学生では西日本インカレと北日本インカレが開催。西日本では男子4種目で大会新記録が誕生し、砲丸投でアツオビン・ジェイソン(福岡大)が17m49で制覇。三段跳では日本選手権チャンピオンの伊藤陸(近大高専)が16m85(+1.2)の今季日本最高で優勝を果たした。女子では世界選手権代表の青山華依(甲南大)が100mを11秒65(+2.0)の大会新でV。アンカーを務めた4×100mリレーでも44秒99と大会記録を塗り替えて快勝している。北日本では男子100mで木下直(福井工大)が10秒27(+0.6)の北信越学生新で制した。

6月30日から7月3日にかけ、各地で好記録が誕生した。 函館マラソンでは女子ハーフマラソンの部で前田穂南(天満屋)が1時間8分28秒の日本歴代8位タイをマーク。同じく北海道で開催されたホクレン・ディスタンスチャレンジ士別大会でも好記録が連発。男子3000mで世界選手権代表の遠藤日向(住友電工)が7分52秒50で優勝した。女子では豊田自動織機勢が上位を独占。H.エカラレが4分05秒82、田中希実が4分07秒79で続き、3位の後藤夢が日本歴代5位の4分09秒41をマークした。 8月の福島全中の出場を懸けた指定大会も行われ、福岡県中学通信大会では岩本咲真(八屋3)が男子110mハードルで13秒68(+1.8m)の中学新記録を樹立。シニアでも盛り上がっているこの種目で、将来が楽しみな選手が現われた。神奈川県中学選抜陸上では3年男子100mに出場した米山和磨(茅ヶ崎)が予選で10秒69(+1.0)の県中学新、今季中学最高記録をマーク。女子では1年生の吉永ひまり(御幸)が100m予選で全中出場を決める12秒22(+1.9)で走ると、決勝も12秒26(+2.5)で圧勝した。 宮城県中学通信大会の男子四種競技では千葉遼(南方3)が2863点の大幅自己ベストで県中学新を樹立。全国大会でも上位入賞が期待される。新潟県中学通信大会では、昨年の全中女子200m優勝の秋澤理沙(燕吉田3)が予選で24秒58(+1.2)の県中学新をマークすると、決勝も24秒61(+2.1)の好記録で優勝を飾った。同じ北信越地区の長野県でも中学総体が行われ、女子100mで寺平祈愛(木祖3)が予選で11秒89(+0.8)の県中学新。準決勝では追い風参考ながら11秒81(+2.8)をマークした。 神奈川県選手権では男子300mハードルで2015年インターハイチャンピオンの高田一就(ROOTS TOKYO)が35秒46で優勝。安部孝駿(ヤマダホールディングス)が持つ日本最高記録を0.04秒更新した。このほか、男子三段跳の小田大雅(XSPO SEAGULLS)が15m78(+0.4)の大会新記録で制覇。女子では400mハードルで有賀知春(青学大)が58秒57、棒高跳の相原ほのか(筑波大)が3m82、ハンマー投の中務真衣(東海大4)が52m54と、いずれも大会新記録で優勝している。鹿児島県選手権の男子400mハードルでは平田和(松陽高3)が51秒01の県高校新でV。来月のインターハイに向けて、調子を上げている。 大学生では西日本インカレと北日本インカレが開催。西日本では男子4種目で大会新記録が誕生し、砲丸投でアツオビン・ジェイソン(福岡大)が17m49で制覇。三段跳では日本選手権チャンピオンの伊藤陸(近大高専)が16m85(+1.2)の今季日本最高で優勝を果たした。女子では世界選手権代表の青山華依(甲南大)が100mを11秒65(+2.0)の大会新でV。アンカーを務めた4×100mリレーでも44秒99と大会記録を塗り替えて快勝している。北日本では男子100mで木下直(福井工大)が10秒27(+0.6)の北信越学生新で制した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.11.24

資生堂が逆転でトップに!エース・五島莉乃が快走 日本郵政・廣中が3秒差2位、積水化学3位/クイーンズ駅伝

◇第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月24日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) クイーンズ駅伝が行われ、五島莉乃が快走を見せた資生堂がトップに立った […]

NEWS 積水化学・山本有真が2年連続区間新!「自分としては理想の走りができた」/クイーンズ駅伝

2024.11.24

積水化学・山本有真が2年連続区間新!「自分としては理想の走りができた」/クイーンズ駅伝

◇第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月24日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) クイーンズ駅伝が行われ、2区で積水化学・山本有真が快走を見せた。 1 […]

NEWS 積水化学・田浦英理歌が1区トップで連覇へ勢い「最後まで粘り強い走りを心掛けた」/クイーンズ駅伝

2024.11.24

積水化学・田浦英理歌が1区トップで連覇へ勢い「最後まで粘り強い走りを心掛けた」/クイーンズ駅伝

◇第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月24日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) クイーンズ駅伝が行われ、1区(7.0km)は積水化学・田浦英理歌が2 […]

NEWS 積水化学が連続区間賞でリード拡大!2区・山本有真が2年連続区間新記録、12分56秒の快走 上位3人が区間新/クイーンズ駅伝

2024.11.24

積水化学が連続区間賞でリード拡大!2区・山本有真が2年連続区間新記録、12分56秒の快走 上位3人が区間新/クイーンズ駅伝

◇第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月24日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) クイーンズ駅伝が行われ、2区で女王・積水化学がさらにリードを広げた。 […]

NEWS 女王・積水化学がトップ!田浦英理歌が天満屋・吉薗栞との熱戦制し、連覇へ好発進!/クイーンズ駅伝

2024.11.24

女王・積水化学がトップ!田浦英理歌が天満屋・吉薗栞との熱戦制し、連覇へ好発進!/クイーンズ駅伝

◇第44回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月24日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) クイーンズ駅伝が行われ、1区(7.0km)は連覇を狙う積水化学の田浦 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top