2022.05.30
早大は30日、競走部ホームページにて、OBの花田勝彦氏が6月1日付で新駅伝監督に就任することを発表した。
花田氏は早大時代に同期の櫛部静二氏(現・城西大男子駅伝監督)、武井隆次氏と「早大三羽烏」の愛称で知られ、2学年下の渡辺康幸氏(現・住友電工監督)とともに1993年の箱根駅伝総合優勝に貢献。エスビー食品時代には1996年アトランタ、2000年シドニーとトラックで2大会連続五輪出場を果たした。
2004年には上武大駅伝部の初代監督に就任し、箱根駅伝には2009年の初出場から8大会連続で予選会突破。11年には全日本大学駅伝初出場でシード権獲得(6位)という快挙も達成した。16年3月末で駅伝部監督を退任し、同4月1日よりGMOアスリーツ(現・GMOインターネットグループ)の監督に就任。19年世界選手権代表の山岸宏貴、20年に福岡国際優勝の吉田祐也らマラソンで結果を残した選手を数多く育成したが、今年3月末をもって同職を辞任していた。
花田氏は「競技者として、人間として私を育ててくれた競走部の指導に携われることを大変光栄に感じております。競走部の諸先輩方が築いてこられた伝統をしっかりと引き継ぎ、応援してくださる皆様に感動と勇気を届けられるよう、選手たちとともに精進いたします」とコメントしている。
15年より7年間、駅伝監督を務めた前任の相楽豊氏は、チーム戦略アドバイザーとして部員指導に携わることも発表されている。
【花田勝彦新監督のコメント】※全文ママ
早稲田大学競走部駅伝監督を拝命しました花田勝彦です。
競技者として、人間として私を育ててくれた競走部の指導に携われることを大変光栄に感じております。
就任にあたって、藤本部長、礒総監督からは「強い早稲田の再建とともに、これまでと変わらず文武両道で取り組み、卒業後も社会人として活躍できる人材を育成して欲しい」とのお言葉をいただきました。また恩師である瀬古さんからも「箱根駅伝だけでなく、世界で活躍できる選手の育成を目指して欲しい」とのお言葉をいただきました。
競走部の諸先輩方が築いてこられた伝統をしっかりと引き継ぎ、応援してくださる皆様に感動と勇気を届けられるよう、選手たちとともに精進いたします。
ご声援ご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
【相楽豊氏のコメント】※全文ママ
このたび早稲田大学競走部駅伝監督を退任することになりました。7年という任期の中で様々なことにチャレンジさせていただきました。これもその環境を整えていただき、ご支援いただいた皆様のおかげです。心より感謝申し上げます。花田新監督は早稲田らしい、強くて個性豊かなチームを育成できると確信しています。引き続き早稲田大学競走部をよろしくお願い致します。

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.04.17
【大会結果】第6回U18アジア選手権(2025年4月15日~18日)
2025.04.17
末續慎吾ら参加の「アースグランプリ」が5月に香川で初開催 本気のレースとイベントが共存
-
2025.04.17
-
2025.04.17
-
2025.04.16
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.12
-
2025.04.12
-
2025.04.12
-
2025.04.13
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.03.23
-
2025.04.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.17
【大会結果】第6回U18アジア選手権(2025年4月15日~18日)
【大会結果】第6回U18アジア選手権(2025年4月15日~18日/サウジアラビア・ダンマーム) 男子 100m(+2.3) 金 清水空跳(星稜高2石川) 10秒38 銀 代泓宇(中国) 10秒39 銅 古綽峰( […]
2025.04.17
末續慎吾ら参加の「アースグランプリ」が5月に香川で初開催 本気のレースとイベントが共存
アースグランプリ実行委員会は5月17、18日に「アースグランプリ2025Kagawa」を観音寺総合運動公園陸上競技場で開催すると発表した。 同委員会は男子棒高跳の2016年リオデジャネイロ五輪代表の荻田大樹さんが委員長を […]
2025.04.17
日本体育施設が「作業者の健康を守るため」新たな環境対応型ウレタン材開発 陸上トラックなどに活用
スポーツ施設の施工・管理・運営を専門とする日本体育施設株式会社が今年1月28日に、同社が開発した環境対応型ポリウレタン系表層材料「レオタンS」が国土交通省のNETIS(新技術情報提供システム)に登録されたことを発表した。 […]
2025.04.17
プーマ史上最速・最軽量の新作ランニングシューズ「FAST-R NITRO™ ELITE 3」が4月25日より数量限定発売!
プーマ ジャパンは4月17日、ブランド史上最速のランニングシューズ「FAST-R NITRO™ ELITE 3(ファスト アール ニトロ エリート 3)」を4月25日より数量限定で発売することを発表した。 FAST-R […]
2025.04.17
【世界陸上プレイバック】―93年シュツットガルト―男子マイルリレーで米国が驚異的な世界新!マラソン浅利純子が日本女子初の金
今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)