HOME ニュース、国内

2022.04.09

1500mで早大・菖蒲敦司が「徳本超え」の大会新! 総合優勝は法大、慶大は初の女子総合V/東京六大学対校
1500mで早大・菖蒲敦司が「徳本超え」の大会新! 総合優勝は法大、慶大は初の女子総合V/東京六大学対校

第55回東京六大学対校陸上競技大会が4月9日、神奈川県横浜市の慶大日吉競技場で開催され、男子1500mは関東インカレ2位の実績を持つ菖蒲敦司(早大)が3分46秒91で優勝。3分47秒45で2位だった近藤亨(明大)までが、2000年に徳本一善(法大/現・駿河台大駅伝監督)が打ち立てた大会記録(3分47秒54)を22年ぶりに塗り替えた。

この春で3年生となる菖蒲は、高校2年生の全国都道府県対抗駅伝1区で区間賞を獲得して一躍注目を集める選手に。3年時にはインターハイで1500m7位、3000m障害4位とトラックでも好成績を収めた。早大進学後もトラックと駅伝の両方で活躍し、昨年度は出雲駅伝1区区間2位、全日本大学駅伝4区区間5位と好走したものの、大腿骨を疲労骨折した影響で箱根駅伝には出走できなかった。

男子ハードル種目は法大勢が今年も席巻。110mHは横地大雅が13秒90(-1.9)、400mHは東京五輪代表の黒川和樹が50秒32で、それぞれ昨年に続く連覇を達成した。法大はこの他にも400mや三段跳などで優勝を重ね、9大会連続27回目の総合Vを飾った。

女子4×100mリレーは山本涼乃、岩屋佑末奈、工藤音花、鈴木わかばとつないだ慶大が大会新の47秒23で勝利を収め、初の女子総合優勝に華を添えた。

広告の下にコンテンツが続きます

大会MVPには菖蒲が選出された。

<総合成績>
1位 法大
2位 早大
3位 慶大
4位 立大
5位 東大
6位 明大

<女子総合>
1位 慶大
2位 早大
3位 立大
4位 法大
5位 明大
6位 東大

第55回東京六大学対校陸上競技大会が4月9日、神奈川県横浜市の慶大日吉競技場で開催され、男子1500mは関東インカレ2位の実績を持つ菖蒲敦司(早大)が3分46秒91で優勝。3分47秒45で2位だった近藤亨(明大)までが、2000年に徳本一善(法大/現・駿河台大駅伝監督)が打ち立てた大会記録(3分47秒54)を22年ぶりに塗り替えた。 この春で3年生となる菖蒲は、高校2年生の全国都道府県対抗駅伝1区で区間賞を獲得して一躍注目を集める選手に。3年時にはインターハイで1500m7位、3000m障害4位とトラックでも好成績を収めた。早大進学後もトラックと駅伝の両方で活躍し、昨年度は出雲駅伝1区区間2位、全日本大学駅伝4区区間5位と好走したものの、大腿骨を疲労骨折した影響で箱根駅伝には出走できなかった。 男子ハードル種目は法大勢が今年も席巻。110mHは横地大雅が13秒90(-1.9)、400mHは東京五輪代表の黒川和樹が50秒32で、それぞれ昨年に続く連覇を達成した。法大はこの他にも400mや三段跳などで優勝を重ね、9大会連続27回目の総合Vを飾った。 女子4×100mリレーは山本涼乃、岩屋佑末奈、工藤音花、鈴木わかばとつないだ慶大が大会新の47秒23で勝利を収め、初の女子総合優勝に華を添えた。 大会MVPには菖蒲が選出された。 <総合成績> 1位 法大 2位 早大 3位 慶大 4位 立大 5位 東大 6位 明大 <女子総合> 1位 慶大 2位 早大 3位 立大 4位 法大 5位 明大 6位 東大

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.31

【世界陸上プレイバック】―91年東京―国立競技場がルイスに熱狂!マラソン谷口が殊勲の金メダル

今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]

NEWS 京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走

2025.03.31

京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走

京セラの白井明衣が、3月23日に行われた鹿児島県実業団陸上競技記録会の女子3000mに出場。このレースをもって競技生活を引退することが公式Instagramで伝えられた。 白井は山口・中村女高を卒業後、2020年より京セ […]

NEWS NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部

2025.03.31

NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部

NDソフトは2024年度で大倉秀太、鈴木太基の2選手が退部すると発表した。 鈴木は愛知・豊川工高を経て大東大に進学。4年時には全日本大学駅伝で7区4位、箱根駅伝7区9位と3大駅伝に出走している。卒業後はラフィネで活動し、 […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」

2025.03.31

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」 彼はゴール後のインタ […]

NEWS ヤクルトの武田凜太郎と髙橋将也が現役引退 MGC出場の武田「ヤクルトのユニフォームで走れて幸せ」髙橋「応援に力が湧いた」

2025.03.31

ヤクルトの武田凜太郎と髙橋将也が現役引退 MGC出場の武田「ヤクルトのユニフォームで走れて幸せ」髙橋「応援に力が湧いた」

ヤクルトは3月31日、武田凜太郎と髙橋将也の現役引退を発表した。 武田は1994年生まれの30歳。千葉・野田一中から東京・早稲田実高に進み、高3時には都道府県対抗男子駅伝5区区間賞などの実績を残した。早大進学後は4年連続 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top