日本陸連は4月4日、第106回日本選手権35km競歩・第61回全日本競歩輪島大会(4月16日、17日/石川・輪島)のエントリーリストを発表した。オレゴン世界選手権と杭州アジア大会の代表選考競技会で、35km競歩は国内初開催。
男子35kmには、世界選手権派遣設定記録を突破している東京五輪代表の丸尾知司(愛知製鋼)や勝木隼人(自衛隊体育学校)の他、東京五輪50km6位の川野将虎(旭化成)や、20kmでドーハ世界選手権金メダリストの山西利和(愛知製鋼)、オレゴン世界選手権20kmの代表に内定している松永大介(富士通)らが名を連ね、レースは混戦が予想される。
女子35kmには、東京五輪で20kmに出場した河添香織(自衛隊体育学校)やロンドン五輪20km代表の渕瀬真寿美(建装工業)のほか、園田世玲奈(NTN)、熊谷菜美(関彰商事)がエントリーした。
いずれも派遣設定記録(男子2時間30分00秒、女子2時間51分00秒)を突破して優勝すれば、オレゴン世界選手権代表に内定する。
この他、日本代表選考競技会の上位者を対象とした20km特別レースも行われる。こちらもオレゴン世界選手権やアジア大会の選考競技会となっており、男子には東京五輪銀メダリストの池田向希(旭化成)、東京五輪代表でオレゴン世界選手権代表に内定している高橋英輝(富士通)、3月上旬の世界競歩チーム選手権(オマーン・マスカット)に出場した諏方元郁(愛知製鋼)の3名がエントリーした。女子は藤井菜々子(エディオン)と岡田久美子(富士通)の東京五輪代表コンビが出場する見込み。
20kmのオレゴン世界選手権派遣設定記録は男子が1時間20分00秒、女子は1時間30分00秒。
※山西は自身のSNSで欠場を発表している

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