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2022.03.04

一山麻緒は2時間19分台へ「楽しみたい」新谷仁美15年前の自分超え目指す/東京マラソン前々日会見
一山麻緒は2時間19分台へ「楽しみたい」新谷仁美15年前の自分超え目指す/東京マラソン前々日会見

東京マラソンを2日後に控えた3月4日に招待選手の会見が行われた。

女子は世界記録保持者のブリジット・コスゲイ(ケニア)が選手村からオンラインで参加し、ゴティトム・ゲブレシラシエ(エチオピア)とサラ・ホール(米国)、国内招待選手の一山麻緒(ワコール)と新谷仁美(積水化学)が登壇した。

昨年の東京五輪マラソンで8位になって以来、初マラソンとなる一山。「3ヵ月間、練習をしっかりできた」と言い、目標タイムを2時間19分に設定した。「速い選手と一緒に走れるのがとても楽しみ。怖がらずに楽しみたい」と話し、「海外選手の集団の中で走りたい」とレースへの意気込みを語った。

10000mとハーフマラソンの日本記録を持つ新谷にとっては13年ぶりのマラソン。初マラソンは第1回の東京マラソンで、その時は2時間31分01秒で優勝している。13年ぶりの東京マラソンに向けて「15年前の若かった時の自分を1秒超える」と目標タイムは2時間31分00秒と明かした新谷。

だが、もちろん質の高い練習をこなしてきたようで「3ヵ月間マラソン練習をしてきて、気持ちでも技術でもこれほど過酷な種目はない」というほど追い込んできた。レースに対しては「ただ必至で走りたい」と言うにとどめた。

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女子の日本記録は野口みずきが2005年にマークした2時間19分12秒。日本記録はもちろん、これまで日本人で野口、渋井陽子、そして高橋尚子の3人しか到達していない2時間19分台に突入するか。

コスゲイは昨年の東京五輪で銀メダル。「オリンピックは暑かったが、今回はよりよい条件で走れそう。とてもよいトレーニングをしてきて好調です。レースが楽しみ」と充実の表情を浮かべ、2時間17分45秒の大会記録更新に意気込んでいた。

東京マラソンを2日後に控えた3月4日に招待選手の会見が行われた。 女子は世界記録保持者のブリジット・コスゲイ(ケニア)が選手村からオンラインで参加し、ゴティトム・ゲブレシラシエ(エチオピア)とサラ・ホール(米国)、国内招待選手の一山麻緒(ワコール)と新谷仁美(積水化学)が登壇した。 昨年の東京五輪マラソンで8位になって以来、初マラソンとなる一山。「3ヵ月間、練習をしっかりできた」と言い、目標タイムを2時間19分に設定した。「速い選手と一緒に走れるのがとても楽しみ。怖がらずに楽しみたい」と話し、「海外選手の集団の中で走りたい」とレースへの意気込みを語った。 10000mとハーフマラソンの日本記録を持つ新谷にとっては13年ぶりのマラソン。初マラソンは第1回の東京マラソンで、その時は2時間31分01秒で優勝している。13年ぶりの東京マラソンに向けて「15年前の若かった時の自分を1秒超える」と目標タイムは2時間31分00秒と明かした新谷。 だが、もちろん質の高い練習をこなしてきたようで「3ヵ月間マラソン練習をしてきて、気持ちでも技術でもこれほど過酷な種目はない」というほど追い込んできた。レースに対しては「ただ必至で走りたい」と言うにとどめた。 女子の日本記録は野口みずきが2005年にマークした2時間19分12秒。日本記録はもちろん、これまで日本人で野口、渋井陽子、そして高橋尚子の3人しか到達していない2時間19分台に突入するか。 コスゲイは昨年の東京五輪で銀メダル。「オリンピックは暑かったが、今回はよりよい条件で走れそう。とてもよいトレーニングをしてきて好調です。レースが楽しみ」と充実の表情を浮かべ、2時間17分45秒の大会記録更新に意気込んでいた。

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