1968年メキシコシティ五輪男子3000m障害の銀メダリスト、ベンジャミン・コーゴ氏(ケニア)が亡くなったことがわかった。77歳だった。
コーゴ氏は64年の東京五輪にケニアの選手として初めて男子3000m障害に出場(予選3組5着)。翌年の第1回アフリカ大会優勝を経て、68年メキシコシティ五輪では同郷のアモス・ビウォット氏に次いで銀メダルを獲得した。この大会以降、五輪のこの種目では決勝13回のうち10回をケニア人選手が制することとなり、この種目でケニア勢が活躍する端緒となった。
自己記録は67年の8分31秒6。72年に股関節の故障のため引退していた。
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