HOME 駅伝

2021.12.22

ニューイヤー駅伝のエントリー選手が発表 東京五輪代表勢や日本選手権5000m王者・遠藤日向が登録
ニューイヤー駅伝のエントリー選手が発表 東京五輪代表勢や日本選手権5000m王者・遠藤日向が登録

日本実業団陸上競技連合は12月22日、群馬県で2022年1月1日に開催される第66回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)のエントリー選手を発表した。

大会は群馬県庁を発着とする7区間100kmで行われ、各地域予選を突破した37チームが参加する。

エントリーは各チーム最大12名の選手を登録することができる。連覇を目指す富士通は東京五輪代表の中村匠吾(マラソン)、松枝博輝坂東悠汰(ともに5000m)に加え、マラソン日本記録保持者の鈴木健吾を順当にエントリー。そこに前回Vメンバーである塩尻和也、浦野雄平、U20世界クロスカントリー選手権でケニア代表歴のあるチャールズ・ロキアが加わり、強力布陣が完成しつつある。

前回2位のトヨタ自動車は、東京五輪マラソン代表の服部勇馬が登録。11月27日の八王子ロングディスタンス10000mで日本歴代5位の27分33秒13をマークした太田智樹、五輪・世界選手権で4度の入賞実績があるビダン・カロキら10000m28分切りが9人という豪華ラインナップで、6年ぶりの王座奪還を目指す。

前回3位の旭化成は相澤晃、鎧坂哲哉、市田孝、茂木圭次郎ら主力がそろってエントリー。同5位のHondaも東京五輪代表コンビの伊藤達彦(10000m)、青木涼真(3000m障害)が名を連ねた。東京五輪組は3000m障害代表の山口浩勢(愛三工業)を含め、現役実業団選手8人全員がエントリーに入った。

注目は前回13位の住友電工。2019年を最後に出場から遠ざかっていた5000m日本選手権覇者の遠藤日向がエントリーされた一方で、前回3区で18人抜きの快走を見せて区間賞(区間タイ)を獲得している田村和希が登録されなかった。

この他、トヨタ自動車九州の今井正人やSGホールディングスの佐藤悠基など、これまで上州路で数々の激走を見せてきたベテラン勢の名前もあり、年明けから大きな盛り上がりを見せそうだ。

▼前回上位3チームのエントリー選手一覧

●富士通(前回優勝)
田中佳祐
中村匠吾
横手健
潰滝大記
松枝博輝
鈴木健吾
塩尻和也
坂東悠汰
中村大成
浦野雄平
塩澤稀夕
チャールズ・ロキア

●トヨタ自動車(前回2位)
大石港与
藤本拓
田中秀幸
宮脇千博
服部勇馬
西山雄介
堀尾謙介
青木祐人
太田智樹
佐藤敏也
西山和弥
ビダン・カロキ

●旭化成(前回3位)
鎧坂哲哉
市田孝
大六野秀畝
茂木圭次郎
相澤晃
小野知大
ベヌエル・モゲニ
村山謙太
齋藤椋
荻野太成
安藤大樹
今井崇人

※記事内に誤りがあったため修正しました

日本実業団陸上競技連合は12月22日、群馬県で2022年1月1日に開催される第66回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)のエントリー選手を発表した。 大会は群馬県庁を発着とする7区間100kmで行われ、各地域予選を突破した37チームが参加する。 エントリーは各チーム最大12名の選手を登録することができる。連覇を目指す富士通は東京五輪代表の中村匠吾(マラソン)、松枝博輝、坂東悠汰(ともに5000m)に加え、マラソン日本記録保持者の鈴木健吾を順当にエントリー。そこに前回Vメンバーである塩尻和也、浦野雄平、U20世界クロスカントリー選手権でケニア代表歴のあるチャールズ・ロキアが加わり、強力布陣が完成しつつある。 前回2位のトヨタ自動車は、東京五輪マラソン代表の服部勇馬が登録。11月27日の八王子ロングディスタンス10000mで日本歴代5位の27分33秒13をマークした太田智樹、五輪・世界選手権で4度の入賞実績があるビダン・カロキら10000m28分切りが9人という豪華ラインナップで、6年ぶりの王座奪還を目指す。 前回3位の旭化成は相澤晃、鎧坂哲哉、市田孝、茂木圭次郎ら主力がそろってエントリー。同5位のHondaも東京五輪代表コンビの伊藤達彦(10000m)、青木涼真(3000m障害)が名を連ねた。東京五輪組は3000m障害代表の山口浩勢(愛三工業)を含め、現役実業団選手8人全員がエントリーに入った。 注目は前回13位の住友電工。2019年を最後に出場から遠ざかっていた5000m日本選手権覇者の遠藤日向がエントリーされた一方で、前回3区で18人抜きの快走を見せて区間賞(区間タイ)を獲得している田村和希が登録されなかった。 この他、トヨタ自動車九州の今井正人やSGホールディングスの佐藤悠基など、これまで上州路で数々の激走を見せてきたベテラン勢の名前もあり、年明けから大きな盛り上がりを見せそうだ。 ▼前回上位3チームのエントリー選手一覧 ●富士通(前回優勝) 田中佳祐 中村匠吾 横手健 潰滝大記 松枝博輝 鈴木健吾 塩尻和也 坂東悠汰 中村大成 浦野雄平 塩澤稀夕 チャールズ・ロキア ●トヨタ自動車(前回2位) 大石港与 藤本拓 田中秀幸 宮脇千博 服部勇馬 西山雄介 堀尾謙介 青木祐人 太田智樹 佐藤敏也 西山和弥 ビダン・カロキ ●旭化成(前回3位) 鎧坂哲哉 市田孝 大六野秀畝 茂木圭次郎 相澤晃 小野知大 ベヌエル・モゲニ 村山謙太 齋藤椋 荻野太成 安藤大樹 今井崇人 ※記事内に誤りがあったため修正しました

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.11.22

田中希実が来季『グランドスラム・トラック』参戦決定!マイケル・ジョンソン氏が新設

来春、開幕する陸上リーグ「グランドスラム・トラック」の“レーサー”として、女子中長距離の田中希実(New Balance)が契約したと発表された。 同大会は1990年代から2000年代に男子短距離で活躍したマイケル・ジョ […]

NEWS 早大競走部駅伝部門が麹を活用した食品・飲料を手がける「MURO」とスポンサー契約締結

2024.11.21

早大競走部駅伝部門が麹を活用した食品・飲料を手がける「MURO」とスポンサー契約締結

11月21日、株式会社コラゾンは同社が展開する麹専門ブランド「MURO」を通じて、早大競走部駅伝部とスポンサー契約を結んだことを発表した。 コラゾン社は「MURO」の商品である「KOJI DRINK A」および「KOJI […]

NEWS 立迫志穂が調整不良のため欠場/防府読売マラソン

2024.11.21

立迫志穂が調整不良のため欠場/防府読売マラソン

第55回防府読売マラソン大会事務局は、女子招待選手の立迫志穂(天満屋)が欠場すると発表した。調整不良のためとしている。 立迫は今年2月の全日本実業団ハーフマラソンで1時間11分16秒の11位。7月には5000m(15分3 […]

NEWS M&Aベストパートナーズに中大・山平怜生、城西大・栗原直央、國學院大・板垣俊佑が内定!神野「チーム一丸」

2024.11.20

M&Aベストパートナーズに中大・山平怜生、城西大・栗原直央、國學院大・板垣俊佑が内定!神野「チーム一丸」

神野大地が選手兼監督を務めるM&Aベストパートナーズが来春入社選手として、中大・山平怜生、國學院大・板垣俊佑、城西大・栗原直央の3人が内定した。神野が自身のSNSで内定式の様子を伝えている。 山平は宮城・仙台育英 […]

NEWS 第101回(2025年)箱根駅伝 出場チーム選手名鑑

2024.11.20

第101回(2025年)箱根駅伝 出場チーム選手名鑑

・候補選手は各チームが選出 ・情報は11月20日時点、チーム提供および編集部把握の公認記録を掲載 ・選手名の一部漢字で対応外のものは新字で掲載しています ・過去箱根駅伝成績で関東学生連合での出場選手は相当順位を掲載 ・一 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top