HOME 高校

2021.12.21

洛南高・佐藤圭汰が駒大に合格「トラックと三大駅伝、両方で活躍したい」
洛南高・佐藤圭汰が駒大に合格「トラックと三大駅伝、両方で活躍したい」


1500m、3000m、5000mで高校記録を持つ佐藤圭汰(洛南高・京都)が来春、駒大へ進学することがわかった。

佐藤は、12月9日に行われた日本陸連アスレティックス・アワードで「日本陸連選出新人賞」を受賞。その際に会見に登壇し、今後の目標についても語っていた。

今シーズンについては、「今年のはじめに1500mと3000mと5000mの高校記録を樹立するという目標を立てていました。その目標は達成できましたが、インターハイ(5000m)で日本人トップとはいえ留学生に負けてしまい、上には上がいると知れました」と振り返る。その経験を踏まえ、「しっかりと向上心を持って過ごしていきたい」と気を引き締めていた。

大学進学後は「トラックをメインにやっていきつつ、駅伝でも注目されると思うので、三大駅伝(出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝)で活躍して、トラックと駅伝両方で活躍できるようになりたいです」と意気込みを語る。

目標は東京五輪1500mを制したヤコブ・インゲブリグトセン(ノルウェー)。「アフリカ系選手が活躍する中長距離で結果を残している選手。自分もアフリカ系選手に負けないような力強い走りをして、ヤコブ選手に追いつけるようになりたいです。これから、国際大会に出場して経験を積んでいきたい」と述べていた。

箱根駅伝を制し、全日本大学駅伝を連覇する駒大だが、今夏の東京五輪マラソン代表にOBの中村匠吾(富士通)が出場したり、3年主将の田澤廉が10000mでオレゴン世界選手権の参加標準記録を突破する日本歴代2位の27分23秒44をマークしたり、大八木弘明監督は学生駅伝の枠組みを超えた育成にも定評がある。

広告の下にコンテンツが続きます

田澤が4年生、3年世代にも鈴木芽吹ら有力ランナーがそろう駒大。佐藤はトラックで世界を目指しながら、駅伝王者・駒大の一員として先輩たちにどう食らいついていくのか注目が集まる。

1500m、3000m、5000mで高校記録を持つ佐藤圭汰(洛南高・京都)が来春、駒大へ進学することがわかった。 佐藤は、12月9日に行われた日本陸連アスレティックス・アワードで「日本陸連選出新人賞」を受賞。その際に会見に登壇し、今後の目標についても語っていた。 今シーズンについては、「今年のはじめに1500mと3000mと5000mの高校記録を樹立するという目標を立てていました。その目標は達成できましたが、インターハイ(5000m)で日本人トップとはいえ留学生に負けてしまい、上には上がいると知れました」と振り返る。その経験を踏まえ、「しっかりと向上心を持って過ごしていきたい」と気を引き締めていた。 大学進学後は「トラックをメインにやっていきつつ、駅伝でも注目されると思うので、三大駅伝(出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝)で活躍して、トラックと駅伝両方で活躍できるようになりたいです」と意気込みを語る。 目標は東京五輪1500mを制したヤコブ・インゲブリグトセン(ノルウェー)。「アフリカ系選手が活躍する中長距離で結果を残している選手。自分もアフリカ系選手に負けないような力強い走りをして、ヤコブ選手に追いつけるようになりたいです。これから、国際大会に出場して経験を積んでいきたい」と述べていた。 箱根駅伝を制し、全日本大学駅伝を連覇する駒大だが、今夏の東京五輪マラソン代表にOBの中村匠吾(富士通)が出場したり、3年主将の田澤廉が10000mでオレゴン世界選手権の参加標準記録を突破する日本歴代2位の27分23秒44をマークしたり、大八木弘明監督は学生駅伝の枠組みを超えた育成にも定評がある。 田澤が4年生、3年世代にも鈴木芽吹ら有力ランナーがそろう駒大。佐藤はトラックで世界を目指しながら、駅伝王者・駒大の一員として先輩たちにどう食らいついていくのか注目が集まる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.02

日本インカレ1万m日本人トップ小嶋郁依斗、関西インカレV粟井駿平の京産大コンビがマツダに入社!

4月1日、マツダは小嶋郁依斗と粟井駿平が新入社員としてチームに加入したことを発表した。 2人はともに京産大卒。小嶋は滋賀学園高出身で、大学では1年目から関西インカレ5000mで入賞するなど活躍している。2年で早くもちーむ […]

NEWS 戸上電機製作所3選手入社 3000m障害日本インカレ連続入賞の大園倫太郎、箱根駅伝出場の堀田晟礼と山口廉

2025.04.02

戸上電機製作所3選手入社 3000m障害日本インカレ連続入賞の大園倫太郎、箱根駅伝出場の堀田晟礼と山口廉

戸上電機製作所は3月28日付で、2025年度に大園倫太郎、堀田晟礼、山口廉の3選手が新加入すると発表した。 大園は鹿児島中央高を経て鹿屋体大出身。3000m障害をメイン種目とし、高校時代は20年の全国高校大会に出場した。 […]

NEWS NTT西日本に早大駅伝主将を務めた伊藤大志、大東大で箱根駅伝出走・小田恭平が加入!

2025.04.02

NTT西日本に早大駅伝主将を務めた伊藤大志、大東大で箱根駅伝出走・小田恭平が加入!

NTT西日本陸上部は、早大卒の伊藤大志と大東大卒の小田恭平が新たに加入すると発表した。 長野県出身の伊藤は、赤穂中時代に全中3000mで5位入賞。佐久長聖高では全国高校駅伝に3年連続で出場し、3年時には1区区間5位となり […]

NEWS 天満屋に京産大卒の政田愛梨が入社 平島美来はユニクロから移籍加入

2025.04.02

天満屋に京産大卒の政田愛梨が入社 平島美来はユニクロから移籍加入

天満屋が4月1日にホームページを更新し、政田愛梨と平島美来の入社が発表された。 鳥取県出身の政田は、中学、高校で駅伝の全国大会を経験。京産大入学後に実績を積み、23年には都道府県対抗女子駅伝の県代表にも選出されている。昨 […]

NEWS 西鉄に東京国際大・冨永昌輝と立教大・林虎大朗が加入! 「西鉄を盛り上げられるような結果を」

2025.04.02

西鉄に東京国際大・冨永昌輝と立教大・林虎大朗が加入! 「西鉄を盛り上げられるような結果を」

西鉄は4月1日、冨永昌輝と林虎大朗の2選手が加入することを発表した。 冨永は、小林高(宮崎)3年に全国高校駅伝1区を走り(区間26位)、その後東京国際大に進んで3大駅伝にも出走。箱根駅伝は1年生と4年生でともに7区を走り […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top