2021.12.17
毎週金曜日更新!?
★月陸編集部★
攻め(?)のアンダーハンド
リレーコラム🔥
毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ!
陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。
編集スタッフが週替りで綴って行きたいと思います。
暇つぶし程度にご覧ください!
第125回「記録ラッシュ!」(松永貴允)
早いもので、もう年の瀬です。
今年も陸上界ではいろんな出来事がありましたが、例年よりも各種目で「新記録」が出たように思います。陸上は「勝負」を楽しむのも一興ですが、「記録」が出ると陸上界が盛り上がっている感じがしますよね。
今年だけでどのくらいの新記録が出たのか、下記に時系列順にまとめてみました。
※日本、学生、高校、中学のみ(最高記録やタイを含む)
2/28 男子マラソン日本記録 2時間4分56秒 鈴木健吾
3/7 男子300mH日本最高 35秒50 安部孝駿
4/11 女子300m学生記録 37秒19 齋藤愛美
4/17 女子ハンマー投高校記録 62m88 村上来花
4/29 男子110mH日本記録 13秒16 金井大旺
4/29 女子100mH日本記録 12秒96 寺田明日香
5/9 男子3000mSC日本記録・学生記録 8分17秒46 三浦龍司
5/9 男子5000m学生記録 13分15秒15 Y.ヴィンセント
5/20 男子110mH学生記録 13秒30 泉谷駿介
5/23 女子七種競技日本記録 5975点 山﨑有紀
5/29 男子1500m日本記録 荒井七海
5/29 男子円盤投学生記録 60m69 幸長慎一
6/1 女子100mH日本記録 12秒87 寺田明日香
6/6 男子100m日本記録 9秒95 山縣亮太
6/6 女子100mH日本タイ 12秒87 青木益未
6/12 男子3000m 7分48秒07 U20日本記録 三浦龍司
6/26 男子3000mSC日本記録・学生記録 8分15秒99 三浦龍司
6/26 男子110mH学生記録 13秒28 村竹ラシッド
6/27 男子110mH日本記録 13秒06 泉谷駿介
7/10 女子3000m日本最高 8分40秒84 田中希実
7/10 女子10000m学生記録 31分22秒34 小林成美
7/17 男子1500m日本記録 3分35秒42 河村一輝
7/17 男子1500m高校記録 3分37秒18 佐藤圭汰
7/17 女子1500m日本記録 4分04秒08 田中希実
7/17 男子800m日本タイ・学生タイ 1分45秒75 源裕貴
7/17 女子1500m学生記録 4分12秒72 道下美槻
7/17 女子4×100mR学生記録(混合) 44秒28 日本代表
7/17 女子3000m高校国内国際記録 8分47秒85 K.カロライン
8/1 男子110mH高校記録 13秒69 西徹朗
8/2 男子3000mSC日本記録・学生記録 8分09秒92 三浦龍司
8/2 女子1500m日本記録 4分02秒33 田中希実
8/2 女子5000m日本記録 14分52秒84 廣中璃梨佳
8/4 女子1500m日本記録 3分59秒19 田中希実
8/6 男子4×400mR日本タイ 3分00秒76
9/18 女子4×100mR学生記録(単独) 44秒51 福岡大
9/19 男子三段跳学生記録 17m00 伊藤陸
9/19 女子3000mSC学生記録 9分41秒43 吉村玲美
9/20 男子10000m学生記録 27分25秒65 J.ラジニ
10/3 男子5000m高校記録 13分31秒19 佐藤圭汰
10/23 女子300mH日本最高 40秒99 関本萌香
11/7 女子100mH中学記録 13秒47 谷中天架
11/13 男子10000m学生記録 27分18秒89 W.C.カマウ
11/21 男子3000m高校記録 7分50秒81 佐藤圭汰
12/11 女子10000m学生記録・U20日本記録 30分45秒21 不破聖衣来
12/11 男子1500m中学記録 3分49秒02 川口峻太朗
こうやって時系列で並べていくと、毎月のようにさまざまな新記録が出ていたんだなと実感します。
なかでも7月17日は1日で7種目のニューレコードが誕生しました! そのほとんどはホクレン・ディスタンスチャレンジ千歳大会で生まれたものでしたが、歴史的に見てもなかなか珍しいケースだったのではないでしょうか。
この中でもっとも衝撃的だったのが、先週末の関西実業団ディスタンストライアルin京都で打ち立てられた、不破聖衣来選手(拓大)の女子10000m学生新・U20日本記録です。高校を卒業して9ヵ月しか経っていない18歳が日本歴代2位、U20世界歴代5位という破格のビッグレコードを叩き出しました。
SNS等では早くも「フワちゃんフィーバー」が巻き起こりましたが、田中希実選手(豊田自動織機TC)や廣中璃梨佳選手(日本郵政グループ)らとともに、今後の日本の女子長距離界を担う存在となりそうですね。
みなさんはどの新記録が一番印象に残っていますか?
松永貴允(まつなが・たかよし) 月刊陸上競技編集部 最年少編集部員(唯一の平成生まれ) 1991年生まれ。171cm、68kg、東京都三鷹市出身。小学生時代はプロを夢見る野球少年だったが、6年生の時に世界陸上パリ大会をテレビで観て陸上競技に興味を持ち、中学・高校と陸上部(長距離)に所属する。5000mの自己ベストは15分43秒67(2009年9月の日体大長距離競技会)。大学ではラクロス部の主将を務め、その後、紆余曲折を経て2015年からライターとして活動。2018年9月より月陸編集部員に転身した。飯塚翔太選手や大迫傑選手らと同い年の〝プラチナ世代〟でもある。。。。 |
編集部コラム第124回「データで見る全国中学校駅伝」(大久保)
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編集部コラム第67回「都大路も高速レースの予感」(井上)
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編集部コラム第64回「2020年シーズンはまだこれから!!」(小川)
編集部コラム第63回「質と量」(船越)
編集部コラム第62回「たかが2cm、されど2cm」(松永)
編集部コラム第61回「都道府県対抗 女子七種競技選手権」(大久保)
編集部コラム第60回「キソの大切さ」(井上)
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編集部コラム第52回「人間性を磨く」(山本)
編集部コラム第51回「指が痛い。」(向永)
編集部コラム第50回「温故知新」(小川)
編集部コラム第49回「対面取材」(船越)
編集部コラム第48回「日本選手権優勝者を世代別にまとめてみた」(松永)
編集部コラム第47回「インターハイ種目別学校対抗(男子編)」(大久保)
編集部コラム第46回「月陸に自分が載った」(井上)
編集部コラム第45回「陸上競技と関わり続ける」(山本)
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第125回「記録ラッシュ!」(松永貴允)
早いもので、もう年の瀬です。 今年も陸上界ではいろんな出来事がありましたが、例年よりも各種目で「新記録」が出たように思います。陸上は「勝負」を楽しむのも一興ですが、「記録」が出ると陸上界が盛り上がっている感じがしますよね。 今年だけでどのくらいの新記録が出たのか、下記に時系列順にまとめてみました。 ※日本、学生、高校、中学のみ(最高記録やタイを含む) 2/28 男子マラソン日本記録 2時間4分56秒 鈴木健吾 3/7 男子300mH日本最高 35秒50 安部孝駿 4/11 女子300m学生記録 37秒19 齋藤愛美 4/17 女子ハンマー投高校記録 62m88 村上来花 4/29 男子110mH日本記録 13秒16 金井大旺 4/29 女子100mH日本記録 12秒96 寺田明日香 5/9 男子3000mSC日本記録・学生記録 8分17秒46 三浦龍司 5/9 男子5000m学生記録 13分15秒15 Y.ヴィンセント 5/20 男子110mH学生記録 13秒30 泉谷駿介 5/23 女子七種競技日本記録 5975点 山﨑有紀 5/29 男子1500m日本記録 荒井七海 5/29 男子円盤投学生記録 60m69 幸長慎一 6/1 女子100mH日本記録 12秒87 寺田明日香 6/6 男子100m日本記録 9秒95 山縣亮太 6/6 女子100mH日本タイ 12秒87 青木益未 6/12 男子3000m 7分48秒07 U20日本記録 三浦龍司 6/26 男子3000mSC日本記録・学生記録 8分15秒99 三浦龍司 6/26 男子110mH学生記録 13秒28 村竹ラシッド 6/27 男子110mH日本記録 13秒06 泉谷駿介 7/10 女子3000m日本最高 8分40秒84 田中希実 7/10 女子10000m学生記録 31分22秒34 小林成美 7/17 男子1500m日本記録 3分35秒42 河村一輝 7/17 男子1500m高校記録 3分37秒18 佐藤圭汰 7/17 女子1500m日本記録 4分04秒08 田中希実 7/17 男子800m日本タイ・学生タイ 1分45秒75 源裕貴 7/17 女子1500m学生記録 4分12秒72 道下美槻 7/17 女子4×100mR学生記録(混合) 44秒28 日本代表 7/17 女子3000m高校国内国際記録 8分47秒85 K.カロライン 8/1 男子110mH高校記録 13秒69 西徹朗 8/2 男子3000mSC日本記録・学生記録 8分09秒92 三浦龍司 8/2 女子1500m日本記録 4分02秒33 田中希実 8/2 女子5000m日本記録 14分52秒84 廣中璃梨佳 8/4 女子1500m日本記録 3分59秒19 田中希実 8/6 男子4×400mR日本タイ 3分00秒76 9/18 女子4×100mR学生記録(単独) 44秒51 福岡大 9/19 男子三段跳学生記録 17m00 伊藤陸 9/19 女子3000mSC学生記録 9分41秒43 吉村玲美 9/20 男子10000m学生記録 27分25秒65 J.ラジニ 10/3 男子5000m高校記録 13分31秒19 佐藤圭汰 10/23 女子300mH日本最高 40秒99 関本萌香 11/7 女子100mH中学記録 13秒47 谷中天架 11/13 男子10000m学生記録 27分18秒89 W.C.カマウ 11/21 男子3000m高校記録 7分50秒81 佐藤圭汰 12/11 女子10000m学生記録・U20日本記録 30分45秒21 不破聖衣来 12/11 男子1500m中学記録 3分49秒02 川口峻太朗 こうやって時系列で並べていくと、毎月のようにさまざまな新記録が出ていたんだなと実感します。 なかでも7月17日は1日で7種目のニューレコードが誕生しました! そのほとんどはホクレン・ディスタンスチャレンジ千歳大会で生まれたものでしたが、歴史的に見てもなかなか珍しいケースだったのではないでしょうか。 この中でもっとも衝撃的だったのが、先週末の関西実業団ディスタンストライアルin京都で打ち立てられた、不破聖衣来選手(拓大)の女子10000m学生新・U20日本記録です。高校を卒業して9ヵ月しか経っていない18歳が日本歴代2位、U20世界歴代5位という破格のビッグレコードを叩き出しました。 SNS等では早くも「フワちゃんフィーバー」が巻き起こりましたが、田中希実選手(豊田自動織機TC)や廣中璃梨佳選手(日本郵政グループ)らとともに、今後の日本の女子長距離界を担う存在となりそうですね。 みなさんはどの新記録が一番印象に残っていますか?松永貴允(まつなが・たかよし) 月刊陸上競技編集部 最年少編集部員(唯一の平成生まれ) 1991年生まれ。171cm、68kg、東京都三鷹市出身。小学生時代はプロを夢見る野球少年だったが、6年生の時に世界陸上パリ大会をテレビで観て陸上競技に興味を持ち、中学・高校と陸上部(長距離)に所属する。5000mの自己ベストは15分43秒67(2009年9月の日体大長距離競技会)。大学ではラクロス部の主将を務め、その後、紆余曲折を経て2015年からライターとして活動。2018年9月より月陸編集部員に転身した。飯塚翔太選手や大迫傑選手らと同い年の〝プラチナ世代〟でもある。。。。 |
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