HOME 駅伝

2021.11.07

中部はトヨタ紡織が8年ぶりV、北陸はYKKが30年連続全日本切符/中部・北陸実業団駅伝
中部はトヨタ紡織が8年ぶりV、北陸はYKKが30年連続全日本切符/中部・北陸実業団駅伝


第61回中部・第51回北陸実業団対抗駅伝は11月7日、愛知県田原市のはなとき通り発着の7区間80.5㎞で行われ、中部はトヨタ紡織が3時間54分16秒で8年ぶり5回目の優勝を飾った。

1区4位スタートとなったトヨタ紡織は、2区のエバンス・ケイタニーでトップに立つ。3区では西山凌平が愛三工業に逆転を許したものの、4区で聞谷賢人が首位を奪回した。

5区以降は8連覇がかかるトヨタ自動車に先行されたが、23秒遅れの2位でタスキを受けたアンカー・小野田勇次が区間新(区間2位)の力走で逆転し、Vテープを切った。

39秒差で2位となったトヨタ自動車は、2区でビダン・カロキが脚を痛めるアクシデントがあって苦戦。3区から3連続区間賞で一時トップに立つなど力を示したが、最後で力尽きた。

3位に愛三工業が続き、4位・NTN、5位・トーエネック、6位・中央発條までが全日本大会への出場権を獲得。7位の愛知製鋼は全日本の連続出場が16でストップした。

前回はコロナ禍の影響で中止となり、10000mのトラックレースの合計タイムで争われた北陸は、2年ぶりの駅伝。YKKが3時間59分10秒でセキノ興産を26秒差で抑え、30年連続32回目の全日本切符を手にした。

広告の下にコンテンツが続きます

■第61回 中部実業団対抗駅伝 結果
●総合成績
1位 トヨタ紡織 3.54.16
2位 トヨタ自動車 3.54.55
3位 愛三工業 3.56.25
4位 NTN 3.56.33
5位 トーエネック 3.56.48
6位 中央発條 3.57.15
===以上、全日本大会出場===
7位 愛知製鋼 3.59.13
8位 御殿場滝ケ原自衛隊 4.13.33
OP 中部実業団選抜 3.59.21
OP RUNCOLLE 4.12.16
OP I.A.R.C & HATENKO 4.17.29

●区間賞
1区(12.0km) 藤井寛之(愛三工業) 34.24
2区(8.3km) エバンス・ケイタニー(トヨタ紡織) 23.05
3区(12.2km) 西山雄介(トヨタ自動車) 35.03
4区(15.5km) 太田智樹(トヨタ自動車) 43.38=区間新
5区(12.2km) 田中秀幸(トヨタ自動車) 35.57
6区(8.5km) ハゲ下(ハゲは山へんに亥)拓斗(NTN) 24.54
7区(11.8km) 難波 天(トーエネック) 33.48=区間新

■第51回北陸実業団対抗駅伝 結果
●総合成績
1位 YKK 3.59.10=大会新
===以上、全日本出場===
2位 セキノ興産 3.59.36=大会新
3位 高田自衛隊 4.13.01

●区間賞
1区(12.0km) 森山 真伍YKK 34.51=区間新
2区(8.3km) ニコラス・コシンベイ(YKK) 23.07=区間新
3区(12.2km) 内田 光(YKK) 35.41=区間新
4区(15.5km) 細森 大輔(YKK) 45.33=区間新
5区(12.2km) 狩野琢巳(セキノ興産) 37.11
6区(8.5km) 中井槙吾(セキノ興産) 25.27
7区(11.8km) 山田大輔(セキノ興産) 35.27

第61回中部・第51回北陸実業団対抗駅伝は11月7日、愛知県田原市のはなとき通り発着の7区間80.5㎞で行われ、中部はトヨタ紡織が3時間54分16秒で8年ぶり5回目の優勝を飾った。 1区4位スタートとなったトヨタ紡織は、2区のエバンス・ケイタニーでトップに立つ。3区では西山凌平が愛三工業に逆転を許したものの、4区で聞谷賢人が首位を奪回した。 5区以降は8連覇がかかるトヨタ自動車に先行されたが、23秒遅れの2位でタスキを受けたアンカー・小野田勇次が区間新(区間2位)の力走で逆転し、Vテープを切った。 39秒差で2位となったトヨタ自動車は、2区でビダン・カロキが脚を痛めるアクシデントがあって苦戦。3区から3連続区間賞で一時トップに立つなど力を示したが、最後で力尽きた。 3位に愛三工業が続き、4位・NTN、5位・トーエネック、6位・中央発條までが全日本大会への出場権を獲得。7位の愛知製鋼は全日本の連続出場が16でストップした。 前回はコロナ禍の影響で中止となり、10000mのトラックレースの合計タイムで争われた北陸は、2年ぶりの駅伝。YKKが3時間59分10秒でセキノ興産を26秒差で抑え、30年連続32回目の全日本切符を手にした。 ■第61回 中部実業団対抗駅伝 結果 ●総合成績 1位 トヨタ紡織 3.54.16 2位 トヨタ自動車 3.54.55 3位 愛三工業 3.56.25 4位 NTN 3.56.33 5位 トーエネック 3.56.48 6位 中央発條 3.57.15 ===以上、全日本大会出場=== 7位 愛知製鋼 3.59.13 8位 御殿場滝ケ原自衛隊 4.13.33 OP 中部実業団選抜 3.59.21 OP RUNCOLLE 4.12.16 OP I.A.R.C & HATENKO 4.17.29 ●区間賞 1区(12.0km) 藤井寛之(愛三工業) 34.24 2区(8.3km) エバンス・ケイタニー(トヨタ紡織) 23.05 3区(12.2km) 西山雄介(トヨタ自動車) 35.03 4区(15.5km) 太田智樹(トヨタ自動車) 43.38=区間新 5区(12.2km) 田中秀幸(トヨタ自動車) 35.57 6区(8.5km) ハゲ下(ハゲは山へんに亥)拓斗(NTN) 24.54 7区(11.8km) 難波 天(トーエネック) 33.48=区間新 ■第51回北陸実業団対抗駅伝 結果 ●総合成績 1位 YKK 3.59.10=大会新 ===以上、全日本出場=== 2位 セキノ興産 3.59.36=大会新 3位 高田自衛隊 4.13.01 ●区間賞 1区(12.0km) 森山 真伍YKK 34.51=区間新 2区(8.3km) ニコラス・コシンベイ(YKK) 23.07=区間新 3区(12.2km) 内田 光(YKK) 35.41=区間新 4区(15.5km) 細森 大輔(YKK) 45.33=区間新 5区(12.2km) 狩野琢巳(セキノ興産) 37.11 6区(8.5km) 中井槙吾(セキノ興産) 25.27 7区(11.8km) 山田大輔(セキノ興産) 35.27

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.31

SUBARUの真船恭輔が現役引退「本当に楽しい陸上人生」小山司、小林光二コーチも社業に専念

SUBARUは3月31日付で引退選手と退部者を発表した。 真船恭輔、小山司の2名が現役を引退する。真船は1997年生まれの27歳。学法石川高(福島)時代には2年連続で全国高校駅伝に出場。相澤晃(旭化成)、阿部弘輝(住友電 […]

NEWS 【世界陸上プレイバック】―91年東京―国立競技場がルイスに熱狂!マラソン谷口が殊勲の金メダル

2025.03.31

【世界陸上プレイバック】―91年東京―国立競技場がルイスに熱狂!マラソン谷口が殊勲の金メダル

今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]

NEWS 京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走

2025.03.31

京セラの白井明衣が引退 22年にはプリンセス駅伝に出走

京セラの白井明衣が、3月23日に行われた鹿児島県実業団陸上競技記録会の女子3000mに出場。このレースをもって競技生活を引退することが公式Instagramで伝えられた。 白井は山口・中村女高を卒業後、2020年より京セ […]

NEWS NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部

2025.03.31

NDソフト ニューイヤー駅伝出場の大倉秀太とケニアと2拠点活動の鈴木太基が退部

NDソフトは2024年度で大倉秀太、鈴木太基の2選手が退部すると発表した。 鈴木は愛知・豊川工高を経て大東大に進学。4年時には全日本大学駅伝で7区4位、箱根駅伝7区9位と3大駅伝に出走している。卒業後はラフィネで活動し、 […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」

2025.03.31

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第55回「努力でコンパスを大きくする~マラソン強化のDNAを引き継ぐ~」 彼はゴール後のインタ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top