HOME 駅伝

2021.09.25

筑波大がトップ通過で7年ぶり杜の都決戦へ! 東洋大はわずか3秒差で連続出場が「8」でストップ/全日本大学女子駅伝関東地区選考会
筑波大がトップ通過で7年ぶり杜の都決戦へ! 東洋大はわずか3秒差で連続出場が「8」でストップ/全日本大学女子駅伝関東地区選考会

全日本大学女子駅伝(10/31)の関東学連推薦校選考会が9月25日に行われ、筑波大がトップ通過で7年ぶりの本戦出場を決めた。拓大、順大が2位、3位と続き、4位の中大までが本戦への出場権をつかんだ。

5000m3組に各校2名ずつが出場し、その合計タイムで争われた同選考会。筑波大は1組目で澤井柚葉(2年)が1着(16分46秒97)を占めたものの、総合順位は6位と通過圏外からのスタートとなった。2組目では高橋香澄(4年)が2着(16分43秒73)、兵藤柚花(2年)が12着(17分09秒87)とそろって自己新を刻み、総合2位に浮上。最終3組では日本インカレ1500m3位のエース・樫原沙紀(2年)が3着(16分33秒53)、西永菜津(4年)が8着(16分40秒08)と安定した走りを披露し、30秒差で首位を独走していた中大を逆転した。

筑波大が全日本に出場するのは2014年(20位)以来7年ぶり。昨年の選考会は14位と近年は苦戦が続いていたが、今年は1500mで全中優勝経験のある樫原、石川・星稜高3年時に800mで国体を制した澤井、山口・西京高2年時に1500mで日本選手権出場経験のある西永ら、ジュニア時代から全国トップ級だった実力者がチームを牽引し、久しぶりの杜の都復帰につなげた。

昨年トップ通過だった拓大は、2組目終了時点で総合6位と苦戦していたものの、最終組で日本インカレ5000m覇者の不破聖衣来(1年)が16分09秒96と全体トップの快走を見せて2位まで押し上げた。拓大、順大、中大は昨年に続く全日本出場を決め、前回の本戦出場校では東洋大がわずか3秒差の5位と涙を飲んだ。東洋大が全日本出場を逃すのは2012年以来9年ぶり。

総合結果
筑波大  1時間41分21秒39
拓 大  1時間41分25秒36
順 大  1時間41分32秒08
中 大  1時間41分39秒02
===以上4校が全日本大学女子駅伝に出場===
東洋大  1時間41分42秒41
亜細亜大 1時間41分50秒54
東農大  1時間42分21秒99
※上位7校のみ掲載

なお、本大会は10月31日(日)に開催予定。北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国四国、九州の各地区代表に前回大会のシード校(上位8チーム)を加えた25校が駅伝日本一を懸けて激しいバトルを繰り広げる。

■シード校(前回上位8校)
名城大学     23大会連続23回目
大東文化大学   11大会連続11回目
日本体育大学   10大会連続33回目
立命館大学    32大会連続 32回目
関西大学     14大会連続14回目
大阪学院大学   13大会連続28回目
城西大学     27大会連続28回目
松山大学     14大会連続14回目

■各地区代表校(25日時点判明分)
<北海道>
札幌国際大学   5大会連続5回目
<関東>
筑波大学     7大会ぶり25回目
拓殖大学     4大会連続4回目
順天堂大学    2大会連続28回目
中央大学     3大会連続30回目
<北信越>
新潟医療福祉大学 10大会連続10回目
<東海>
中京学院大学  3大会連続3回目
中京大学    3大会ぶり35回目
<関西>
大阪芸術大学  6大会連続9回目
佛教大学     4大会連続20回目
関西外語大学  2大会連続7回目
兵庫大学    2大会ぶり2回目
<中国四国>
環太平洋大学  3大会連続4回目

■各地区選考会情報
東 北・・・9月27日(月)
九 州・・・書類選考 ※申し込み締め切り9月25日(土)

■第39回全日本大学女子駅伝対校選手権大会
10月31日 宮城・仙台市  6区間 38.1km
大会HP

全日本大学女子駅伝(10/31)の関東学連推薦校選考会が9月25日に行われ、筑波大がトップ通過で7年ぶりの本戦出場を決めた。拓大、順大が2位、3位と続き、4位の中大までが本戦への出場権をつかんだ。 5000m3組に各校2名ずつが出場し、その合計タイムで争われた同選考会。筑波大は1組目で澤井柚葉(2年)が1着(16分46秒97)を占めたものの、総合順位は6位と通過圏外からのスタートとなった。2組目では高橋香澄(4年)が2着(16分43秒73)、兵藤柚花(2年)が12着(17分09秒87)とそろって自己新を刻み、総合2位に浮上。最終3組では日本インカレ1500m3位のエース・樫原沙紀(2年)が3着(16分33秒53)、西永菜津(4年)が8着(16分40秒08)と安定した走りを披露し、30秒差で首位を独走していた中大を逆転した。 筑波大が全日本に出場するのは2014年(20位)以来7年ぶり。昨年の選考会は14位と近年は苦戦が続いていたが、今年は1500mで全中優勝経験のある樫原、石川・星稜高3年時に800mで国体を制した澤井、山口・西京高2年時に1500mで日本選手権出場経験のある西永ら、ジュニア時代から全国トップ級だった実力者がチームを牽引し、久しぶりの杜の都復帰につなげた。 昨年トップ通過だった拓大は、2組目終了時点で総合6位と苦戦していたものの、最終組で日本インカレ5000m覇者の不破聖衣来(1年)が16分09秒96と全体トップの快走を見せて2位まで押し上げた。拓大、順大、中大は昨年に続く全日本出場を決め、前回の本戦出場校では東洋大がわずか3秒差の5位と涙を飲んだ。東洋大が全日本出場を逃すのは2012年以来9年ぶり。 総合結果 筑波大  1時間41分21秒39 拓 大  1時間41分25秒36 順 大  1時間41分32秒08 中 大  1時間41分39秒02 ===以上4校が全日本大学女子駅伝に出場=== 東洋大  1時間41分42秒41 亜細亜大 1時間41分50秒54 東農大  1時間42分21秒99 ※上位7校のみ掲載 なお、本大会は10月31日(日)に開催予定。北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国四国、九州の各地区代表に前回大会のシード校(上位8チーム)を加えた25校が駅伝日本一を懸けて激しいバトルを繰り広げる。 ■シード校(前回上位8校) 名城大学     23大会連続23回目 大東文化大学   11大会連続11回目 日本体育大学   10大会連続33回目 立命館大学    32大会連続 32回目 関西大学     14大会連続14回目 大阪学院大学   13大会連続28回目 城西大学     27大会連続28回目 松山大学     14大会連続14回目 ■各地区代表校(25日時点判明分) <北海道> 札幌国際大学   5大会連続5回目 <関東> 筑波大学     7大会ぶり25回目 拓殖大学     4大会連続4回目 順天堂大学    2大会連続28回目 中央大学     3大会連続30回目 <北信越> 新潟医療福祉大学 10大会連続10回目 <東海> 中京学院大学  3大会連続3回目 中京大学    3大会ぶり35回目 <関西> 大阪芸術大学  6大会連続9回目 佛教大学     4大会連続20回目 関西外語大学  2大会連続7回目 兵庫大学    2大会ぶり2回目 <中国四国> 環太平洋大学  3大会連続4回目 ■各地区選考会情報 東 北・・・9月27日(月) 九 州・・・書類選考 ※申し込み締め切り9月25日(土) ■第39回全日本大学女子駅伝対校選手権大会 10月31日 宮城・仙台市  6区間 38.1km 大会HP

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.09.07

順大・澤木啓祐氏が名誉総監督を退任 本人の申し出を受け

9月6日、順天堂大学スポーツ健康科学部はホームページに「順天堂大学陸上競技部に関する報道について」と題したリリースを公開。同大学陸上部名誉総監督の澤木啓祐氏が退任することが発表された。 この件は、一部報道で同大学陸上部指 […]

NEWS ヤマダホールディングスが10月のプリンセス駅伝欠場を発表

2024.09.06

ヤマダホールディングスが10月のプリンセス駅伝欠場を発表

9月6日、ヤマダホールディングスは10月20日に開催予定の第10回全⽇本実業団対抗⼥⼦駅伝予選会(プリンセス駅伝)を欠場することを発表した。 チームは11月の全⽇本実業団対抗⼥⼦駅伝(クイーンズ駅伝)での上位入賞を目標に […]

NEWS チェベトが女子5000mで14分09秒52 男子1500mはヌグセがインゲブリグトセンを抑える/DLチューリヒ

2024.09.06

チェベトが女子5000mで14分09秒52 男子1500mはヌグセがインゲブリグトセンを抑える/DLチューリヒ

9月5日、ダイヤモンドリーグ(DL)第13戦のヴェルトクラッセ・チューリッヒがスイス・チューリヒで開催され、女子5000mでは、パリ五輪金メダルのB.チェベト(ケニア)が今季世界最高、パフォーマンス世界歴代7位の14分0 […]

NEWS 田中希実25歳初レース5000m14分49秒95で東京世界陸上の標準突破!!やり投・ディーン3位で初ファイナルへ/DLチューリヒ

2024.09.06

田中希実25歳初レース5000m14分49秒95で東京世界陸上の標準突破!!やり投・ディーン3位で初ファイナルへ/DLチューリヒ

世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)シリーズ最終戦となる第14戦・チューリヒ大会(スイス)が9月6日に行われ、女子5000mの田中希実(New Balance)が14分49秒95で7位に入った。この記録で、来年の東京世 […]

NEWS 女子マラソン・ウガンダ代表のチェプテゲイが死去 五輪から1ヵ月経たぬうちの惨劇に悲しみ広がる

2024.09.05

女子マラソン・ウガンダ代表のチェプテゲイが死去 五輪から1ヵ月経たぬうちの惨劇に悲しみ広がる

ウガンダのオリンピック委員会(UOC)は9月4日、パリ五輪女子マラソン代表のレベッカ・チェプテゲイが死去したことを発表した。 チェプテゲイは9月2日、トレーニング先のケニアにおいて交際相手の男と口論となった末に、男からガ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年9月号 (8月9日発売)

2024年9月号 (8月9日発売)

速報 パリ五輪
大盛況 福岡IH
久保凛 日本新特集!

page top