HOME 国内、大学

2021.09.25

アツオビンが17m66!! 再びU20日本最高をマーク/九州学生選手権
アツオビンが17m66!! 再びU20日本最高をマーク/九州学生選手権


2試合連続のU20日本最高をプットしたアツオビン(写真提供/福岡大陸上部)

9月25日に行われた九州学生選手権(9月24日~26日/福岡・久留米)の男子砲丸投で、福岡大1年生のアツオビン・ジェイソンが17m66をマーク。1週間前の日本インカレで出したばかりのU20日本最高記録(17m64)を再び2cm更新した。

1投目を16m99で滑り出し、ファウルを挟んで3投目に17m31と早くも17m台をプット。そして4投目に、2試合連続の快投が飛び出した。

続く5投目も17m50にまとめるなど、有効試技4投中3回で17m30オーバー。指導する元日本記録保持者の野口安忠監督が「投げとしては日本インカレのほうが良かった。構えと突き出し角度が合っていなかった」と言うが、それでも19歳としては特筆の内容。「日本インカレで17m後半を投げた感覚やイメージが身体にインプットされているのを確認できたのは良かった。突き出し角度が合えば、18mが見えてくるはず」と確かな手応えを得たようだ。

一般規格(7.26㎏)では日本インカレで初めて17m台に乗せたばかりだが、早くも18m台を射程圏内に入れている。大阪桐蔭高では高校記録(6㎏)を何度も更新し、秋には19m28の大記録を打ち立てた日本陸連ダイヤモンドアスリートは、さらなる記録更新を目指していく。

2試合連続のU20日本最高をプットしたアツオビン(写真提供/福岡大陸上部) 9月25日に行われた九州学生選手権(9月24日~26日/福岡・久留米)の男子砲丸投で、福岡大1年生のアツオビン・ジェイソンが17m66をマーク。1週間前の日本インカレで出したばかりのU20日本最高記録(17m64)を再び2cm更新した。 1投目を16m99で滑り出し、ファウルを挟んで3投目に17m31と早くも17m台をプット。そして4投目に、2試合連続の快投が飛び出した。 続く5投目も17m50にまとめるなど、有効試技4投中3回で17m30オーバー。指導する元日本記録保持者の野口安忠監督が「投げとしては日本インカレのほうが良かった。構えと突き出し角度が合っていなかった」と言うが、それでも19歳としては特筆の内容。「日本インカレで17m後半を投げた感覚やイメージが身体にインプットされているのを確認できたのは良かった。突き出し角度が合えば、18mが見えてくるはず」と確かな手応えを得たようだ。 一般規格(7.26㎏)では日本インカレで初めて17m台に乗せたばかりだが、早くも18m台を射程圏内に入れている。大阪桐蔭高では高校記録(6㎏)を何度も更新し、秋には19m28の大記録を打ち立てた日本陸連ダイヤモンドアスリートは、さらなる記録更新を目指していく。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.30

順大1年の池間凛斗が13分36秒26!駒大・伊藤も自己新/日体大長距離競技会

第319回日体大長距離競技会が3月30日に行われ、男子5000m8組で1年生の池間凛斗(順大)が13分36秒26の好記録をマークして組トップだった。 池間は沖縄出身で、宮崎・小林高卒。高校時代は全国高校駅伝1区で力走し、 […]

NEWS 【世界陸上プレイバック】―87年ローマ―走高跳頂上決戦はコスタディノワが制す!やり投・溝口が日本初入賞

2025.03.30

【世界陸上プレイバック】―87年ローマ―走高跳頂上決戦はコスタディノワが制す!やり投・溝口が日本初入賞

今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]

NEWS 関口絢太が10000m28分07秒46の自己新 石原とともに米国遠征The TEN出場

2025.03.30

関口絢太が10000m28分07秒46の自己新 石原とともに米国遠征The TEN出場

The TENが3月29日に米国・カリフォルニア州で行われ、男子10000mに出場した関口絢太(SGホールディングス)が28分07秒46の組5着だった。 関口は立教大出身で、昨年の箱根駅伝は10区区間3位。卒業後にSGホ […]

NEWS 優勝は自己新の小林航央 青学大・田中悠登はラストラン5位/ふくい桜マラソン

2025.03.30

優勝は自己新の小林航央 青学大・田中悠登はラストラン5位/ふくい桜マラソン

ふくい桜マラソン2025が3月30日に福井駅前発着のコースで行われ、小林航央(新電元工業)が2時間16分37秒で優勝した。小林は中学時代に800mに優勝し、筑波大では中距離から長距離までこなしている。これまでのベストは2 […]

NEWS 丸山竜也が銅メダル 女子は川村楓の5位が最上位/アジアマラソン選手権

2025.03.30

丸山竜也が銅メダル 女子は川村楓の5位が最上位/アジアマラソン選手権

アジアマラソン選手権が3月30日、中国・浙江省嘉興で行われ、男子は丸山竜也(トヨタ自動車)が2時間11分51秒の3位に入った。 丸山は10km付近でやや先頭集団から離されそうになるものの、すぐに追いつき、横田俊吾(JR東 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top