2021.09.24
日本陸連は9月24日、「第15回U18/第52回U16陸上競技大会」(10月22日~24日/愛媛県総合運動公園競技場)のエントリー選手を発表した。
毎年、U20・U18日本選手権として行われてきたが、U20日本選手権は6月の日本選手権との併催とし、U18日本選手権はU18大会と改称。そこに一昨年度までこの時期に実施されてきたジュニアオリンピックを、U16大会と名前を変更して同時開催に。U18は2004年1月1日から2005年12月31日の間に生まれた競技者(高校3年生の早生まれから高校1年生まで)、U16は2006年1月1日から2009年4月1日の間に生まれた競技者(高校1年生の早生まれから中学1年生まで)のうち、出場資格を満たして各種目に設けられたターゲットナンバー内に入った選手が出場できる。
U18大会は男女各15種目で、300m、3000m、300mハードル、3000m競歩など、よりスピードを求めた種目が設定。U16大会は男女各11種目で150mや1000mといった種目のほか、三段跳も設けられた。
U18では、男子110mハードル(U20規格)には高校規格で行われるインターハイで13秒69の特大高校新をマークした西徹朗(名古屋3愛知)、女子ハンマー投で62m88の高校記録を持つ村上来花(弘前実3青森)がエントリー。インターハイ覇者では男子が走高跳のチュクネレジョエル優人(八千代松陰2千葉)、三段跳の宮尾真仁(洛南2京都)、円盤投の小宮路大隼(生光学園3徳島)、女子は棒高跳の村田蒼空(前橋女2群馬)、砲丸投の奥山琴未(岡山商大附2)、円盤投の友利晟弓(那覇西2沖縄)、村上碧海(西条農3広島)が「2冠」を懸ける。
また、男子走幅跳は7m72を持つ深沢瑞樹(東海大翔洋2静岡)を中心に7m40以上の自己ベストを持つ選手が5人と、ハイレベルの戦いが予想される。
U16には各種目の全中チャンピオンがずらりと顔をそろえた。同棒高跳では全中を中学歴代5位の4m78で制した岸本都夢(玉藻中3香川)、男子100mでは中学歴代2位の10秒61を持つ年綱晃広(塩瀬中3兵庫)らが、夏からどんな成長を見せているかに注目が集まる。
なお、U18の男女4×100mリレー、併催される予定だった第105回日本選手権リレーは、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から「大会に関わる人(選手・引率者・競技役員など)を5000名以下に縮小するため」に中止が決まっている。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2024.11.25
亜細亜大監督にリオ五輪マラソン代表・佐々木悟コーチが昇格 佐藤信之監督は退任
-
2024.11.25
-
2024.11.25
-
2024.11.20
-
2024.11.24
-
2024.11.23
2024.11.01
吉田圭太が住友電工を退部 「充実した陸上人生を歩んでいきたい」競技は継続
2024.11.07
アシックスから軽量で反発性に優れたランニングシューズ「NOVABLAST 5」が登場!
-
2024.10.27
-
2024.11.10
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.11.25
新設のダイヤモンドアスリートNextageに110mH高校記録保持者の古賀ジェレミーや短距離の濱椋太郎、中距離のドルーリー朱瑛里を選出
日本陸連は11月25日、第11期のダイヤモンドアスリート新規認定アスリートと合わせて、新設した「ダイヤモンドアスリートNextage」を発表した。男子短距離の濱椋太郎(目黒日大高3東京)、男子110mハードルの古賀ジェレ […]
2024.11.25
亜細亜大監督にリオ五輪マラソン代表・佐々木悟コーチが昇格 佐藤信之監督は退任
亜細亜大は2015年から監督を務めていた佐藤信之監督が10月末をもって退任し、コーチを務めてていた佐々木悟氏が新監督に就任することを発表した。 佐々木氏は秋田県大仙市出身の39歳。秋田工高時代は全国高校駅伝で2、3年時に […]
2024.11.25
日本陸連ダイヤモンドアスリートに中谷魁聖を選出! 走高跳で高校記録樹立 U20選手権で銅メダルの逸材
日本陸連は11月25日、第11期のダイヤモンドアスリート新規認定アスリートを発表した。 今回、男子走高跳で2m25の高校記録を樹立した中谷魁聖(福岡第一高)が新たに認定された。中谷は昨年のU18大会で自己新の2m16を跳 […]
2024.11.25
環太平洋大が3年ぶり3回目のV 前回途中棄権の雪辱 岡山大が24秒差の2位/中国四国学生駅伝
第68回中国四国学生駅伝が11月24日、山口市民会館前をスタート、同市のリフレッシュパーク第三駐車場をフィニッシュとする、6区間53.5kmのコースで行われ、環太平洋大が2時間42分31秒で3年ぶり3回目の優勝を飾った。 […]
2024.11.25
バットクレッティが今季クロカン初V クウィゼラが4勝目/WAクロカンツアー
11月24日、世界陸連(WA)クロスカントリーツアー・ゴールド第9戦のアルコベンダス国際クロスがスペインで開催され、男子(8.04km)はR.クウィゼラ(ブルンジ)が22分59秒で、女子(8.04km)はパリ五輪1000 […]
Latest Issue 最新号
2024年12月号 (11月14日発売)
全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会