ミズノは9月16日、ミズノトラッククラブに所属する女子短距離の和田麻希と市川華菜が9月24日~26日の全日本実業団対抗選手権(大阪・ヤンマースタジアム長居)を最後に現役を引退すると発表した。
1986年生まれの和田は、09年に龍谷大を卒業してチームミズノアスレティックに加入。12年からはミズノトラッククラブに所属している。
09年にはモスクワ世界選手権女子4×100mリレーではアンカーを務めた他、翌10年のコンチネンタルカップ4×100mリレーでは、日本選手で構成されたアジア太平洋チームの1走を担当した。
日本選手権には大学1年生だった05年から今年まで17年連続出場。うち13大会で入賞(決勝には100m7回、200m12回進出)。自己ベストは100m11秒53(18年)、200m23秒67(07年)。
市川は1991年生まれ。中京大1年時の10年世界ジュニア選手権200mで8位に入り、この種目日本勢初入賞を果たした。翌11年4月の織田記念100mで追い風参考ながら11秒28をマークすると、5月のゴールデングランプリ川崎女子4×100mリレーでは日本代表のアンカーを務め、日本記録43秒39を打ち立てた。その後はトップスプリンターとして活躍し、17年日本選手権では100mと200mで2冠を達成している。
国際大会ではリレー代表として出場。五輪には12年ロンドン大会で4×100mの2走を務め、世界選手権では11年テグ大会では4×100mのアンカー、15年北京大会では4×400mの2走として3分28秒91の日本新をマークした。アジア大会でも14年仁川、18年ジャカルタと出場している。
自己ベストは100m11秒43(12年、日本歴代8位タイ)、200m23秒39(17年、日本歴代6位)。近年は故障などで本来の力が出せずにいた。

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.04.01
東京メトロに山口あずさが加入 帝京科学大では全日本大学女子駅伝の初出場に貢献
2025.04.01
オレゴン世界陸上代表の西山雄介が“育休”取得「子どもとの時間を大切に」
-
2025.04.01
-
2025.04.01
-
2025.03.31
-
2025.04.01
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
-
2025.03.23
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.01
東京メトロに山口あずさが加入 帝京科学大では全日本大学女子駅伝の初出場に貢献
東京メトロは4月1日、山口あずさが入部することを発表した。 山口は栃木県出身で、白鴎大足利高時代には全国高校駅伝に出場。大学は帝京科学大に進み、昨年は全日本大学女子駅伝と富士山女子駅伝にチームとして初出場を果たし、主将と […]
2025.04.01
オレゴン世界陸上代表の西山雄介が“育休”取得「子どもとの時間を大切に」
男子マラソンで22年オレゴン世界選手権代表の西山雄介(トヨタ自動車)が自身のSNSを更新し、1ヵ月の育児休暇を取得したことを明かした。 西山は「一般的な育休とは違い、トヨタ(自動車)のスポーツ選手専用の育休制度。競技と育 […]
2025.04.01
不破聖衣来がファイテンとアドバイザリー契約を締結! 「日々のトレーニングの質を下げないために欠かせない」
ボディケアカンパニーのファイテン株式会社は4月1日、三井住友海上に入社した女子長距離・不破聖衣来(拓大卒)とアドバイザリー契約を締結したことを発表した。 不破は2003年群馬県高崎市出身。中学・高校時代から1500m、3 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報