HOME 東京五輪、海外、五輪
200mデグラス悲願の世界一!世界大会7個目で初の金メダル カナダ勢93年ぶり
200mデグラス悲願の世界一!世界大会7個目で初の金メダル カナダ勢93年ぶり


写真/時事
◇東京五輪(7月30日~8月8日/国立競技場)陸上競技6日目

陸上競技6日目のイブニングセッション最終種目、男子200m決勝が行われ、カナダのA.デグラスが19秒62(-0.5)で金メダルを獲得した。カナダ勢にとっては1928年アムステルダム五輪で100m、200mを制したP.ウィリアムズ以来、実に93年ぶりの200mV。

ついに悲願達成の瞬間が訪れた。デグラスはこれまで15年北京世界選手権で100m銅メダルを獲得すると、これまで長くトップスプリンターとしてU.ボルト(ジャマイカ)らとメダル争いを繰り広げ、「ポスト・ボルト」の一番手として目されていた。

だが、16年リオ五輪は100m3位、200m2位。17年ロンドン世界選手権はケガで欠場し、19年ドーハ世界選手権は復活しながら100m3位、200m銀メダル。どうしても金メダルには届かなかった。

26歳のデグラス。大会前は100m9秒90、200m19秒80がベスト。申し分ない記録を作っても、世界一に届かない。東京五輪では100mで9秒89の自己新もまた3位。

だが、200mは準決勝で19秒73と自己新を出すと、米国勢を抑え、世界大会7つ目のメダルをゲット。これまでで一番輝く色だった。

広告の下にコンテンツが続きます

2位にK.ベドナレクが19秒68、N.ライルズが19秒74で3位、17歳のE.ナイトンは4位と米国勢が占めた。

写真/時事 ◇東京五輪(7月30日~8月8日/国立競技場)陸上競技6日目 陸上競技6日目のイブニングセッション最終種目、男子200m決勝が行われ、カナダのA.デグラスが19秒62(-0.5)で金メダルを獲得した。カナダ勢にとっては1928年アムステルダム五輪で100m、200mを制したP.ウィリアムズ以来、実に93年ぶりの200mV。 ついに悲願達成の瞬間が訪れた。デグラスはこれまで15年北京世界選手権で100m銅メダルを獲得すると、これまで長くトップスプリンターとしてU.ボルト(ジャマイカ)らとメダル争いを繰り広げ、「ポスト・ボルト」の一番手として目されていた。 だが、16年リオ五輪は100m3位、200m2位。17年ロンドン世界選手権はケガで欠場し、19年ドーハ世界選手権は復活しながら100m3位、200m銀メダル。どうしても金メダルには届かなかった。 26歳のデグラス。大会前は100m9秒90、200m19秒80がベスト。申し分ない記録を作っても、世界一に届かない。東京五輪では100mで9秒89の自己新もまた3位。 だが、200mは準決勝で19秒73と自己新を出すと、米国勢を抑え、世界大会7つ目のメダルをゲット。これまでで一番輝く色だった。 2位にK.ベドナレクが19秒68、N.ライルズが19秒74で3位、17歳のE.ナイトンは4位と米国勢が占めた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.03.29

青学大・若林宏樹の学生ラストランは2位!TBS感謝祭マラソン激走「箱根よりきつかった」

青学大の若林宏樹がTBSの「オールスター感謝祭2025春」に出演した。若林は番組恒例の赤坂ミニマラソンに出場して2位だった。 約5km、心臓破りの坂がランナーたちを苦しめる番組の人気企画。今年の箱根駅伝で5区区間新を出し […]

NEWS 女子やり投で16歳・嚴子怡が64m83 自身のU20世界記録を42cm塗り替え3度目の更新

2025.03.29

女子やり投で16歳・嚴子怡が64m83 自身のU20世界記録を42cm塗り替え3度目の更新

3月28日に中国・成都で行われた投てきの招待競技会女子やり投で、16歳の嚴子怡が自身の持つU20世界記録を42cm更新する64m83を放った。 嚴は2008年5月生まれ。2023年に国際学校スポーツ連盟が主催するU15世 […]

NEWS 鈴木琉胤5000mで高校歴代2位13分25秒59 “世界”のレースを体感して日本人トップ 4月から早大へ/WAコンチネンタルツアー

2025.03.29

鈴木琉胤5000mで高校歴代2位13分25秒59 “世界”のレースを体感して日本人トップ 4月から早大へ/WAコンチネンタルツアー

2025年の世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド初戦となるモーリー・プラント競技会が3月29日、豪州・メルボルンで行われた。 男子5000mには4月から早大に進学する鈴木琉胤(八千代松陰高3千葉)が出場。高校歴 […]

NEWS 走高跳で男女上位 真野友博1位、髙橋渚1m86で2位 100mH田中佑美Vで3位まで日本勢/WAコンチネンタルツアー

2025.03.29

走高跳で男女上位 真野友博1位、髙橋渚1m86で2位 100mH田中佑美Vで3位まで日本勢/WAコンチネンタルツアー

2025年の世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド初戦となるモーリー・プラント競技会が3月29日、豪州・メルボルンで行われた。 日本からは22名が出場し、2種目で優勝。走高跳では男子が昨年のパリ五輪代表で22年世 […]

NEWS 編集部コラム「いつのまにか700号超え」

2025.03.29

編集部コラム「いつのまにか700号超え」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報

page top