日本選手団が入場(写真/時事)
東京五輪の開会式が進み、各国選手団の入場行進が行われた。
近代五輪発祥の地である第1回開催国のギリシャからスタート。難民選手団が続き、その後は開催国の言語表記という慣例に従ってアイスランドを先頭に「50音」順で入場。最後は2028年にロサンゼルス大会を開催する米国、2024年パリ大会開催のフランス、そして最後に日本が登場した。
今大会から男女1人ずつが務める騎手は、男子がバスケットボールの八村塁、女子はレスリングの須崎優衣が務めた。
その後、日本選手団主将を務める男子短距離の山縣亮太(セイコー)と、副主将を務める卓球の石川佳純、審判、コーチがオリンピック宣誓を行った。山縣と石川は次のように述べた。
「私たちはすべての選手の名において、調和と共同、フェアプレーの精神にのっとり、競技規則を尊重し、これを守り、ともに連帯してスポーツがドーピング、不正行為やあらゆる差別のないものとなることを目指します。私たちはチームの名誉のために、オリンピズムの基本原則にのっとり、スポーツを通じて世界をよりよい場所にするために、このオリンピック競技大会に参加することを誓います」
組織委員会の橋本聖子会長が「日本へようこそ、ようこそ東京へ」とあいさつ。続いて、国際オリンピック委員会ののトーマス・バッハ会長が「今日というこの日は希望の瞬間です。この瞬間を大事にしましょう」と選手たちに呼びかけた。
そして、天皇陛下が東京五輪の開会を宣言された。

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